最終話
第一部完です。ありがとうございましたm(__)m
深夜2時
俺は周りで寝ている由香達三人を起こさないようにゆっくりとベットから出る。
「ごめんな由香……」
俺は部屋に手紙をおき部屋を出てロビーに行く。
ロビーには刃が居て俺の事を確認すると手に持っていたキーを俺に投げてよこした。
「持ってけ、そのかわり傷付けないで返せよ」
「無理だな」
「んじゃ変わりに帰ってきたら殴らせろそれで勘弁してやる」
「無理だな」
「………我が儘言ってんじゃねぇよ、俺はこれから起きる草野姉妹の相手もしなきゃならねぇんだぞ」
「頑張れ」
「やだ、全部話すからな」
「どの辺りから?」
「お前が由香の事を好きな事辺りから」
「………死ね………」
「なら帰ってきたら殴らせろ。それで勘弁してやる」
「……一発な」
「5発な」
「多すぎ」
「んじゃ3発」
「生きてたらな」
「おぅ、死んで帰ってきたら顔ボコボコにして埋めるから」
「………行くわ」
「おぅ、相棒」
『パチンっ!!』
俺は刃とハイタッチしてホテルから出ていく。
「死ぬなよ」
俺は刃の一言に苦笑いで答えそのまま何も答えず車に乗り込み走りだす。
俺は車のなかにあるモニターからの指示に従い目的地へと向かう。モニターには『目的地、ウインドウ本社』と表示されている。
3時46分………ウインドウ本社に着いた。
勿論めんどい事はせず突っ込む。右手にスピリット『神楽』左手にスピリット『鬼神』俺のスピリット『鬼神戦神楽』は本来二つで一つの武器である(形は両方とも同じである)俺は正面から堂々と入る。中に入ると警備員らしき人に俺は右手で顎をぶん殴り気絶させた。同時に至る所からスピリットを持った『人間』がでてきた。
「雑魚が」
上に向かって跳び両腕をクロスさせるように振る。
『神楽』『鬼神』から出てきた斬戟をまともに受けた人間は床につっぷくように倒れる。その場にいた武装人間は全員戦闘不能に陥った。その場所から下に向かい人体実験をしていると思われる地下に移動する。そして地下の無駄に広いところにでる。その中央には人影が一つあった。その人影は俺の方に徐々にに近付き顔を表す。その人影は
「おじさん」
由香達のお父さんだった。
「やぁ、銀次どうしたんだいこんな所で?」
「聞きたい事があってな」
「なんだい?」
「おばさんに何をした?」
「特に何もしてないさ。ただちょっと人体実験はしてはいけないとか言って邪魔してくるから」
「そんな理由でサイボーグにしたのか?」
「そうだよ、何かおかしいかい?邪魔をするものは全て消す」
「それがあんたのやり方か?」
「あぁ、そして銀次。君も邪魔だ。だから……消えてくれ」
突然由香達のお父さん草野ケイの周りに風が吹き荒れる。
『スパッ』俺は頬に痛みを感じ触る。
『ドロッ』て感触が指に伝わる。
「どうだい僕のスピリット『風陣』は」
俺は無言でケイの方を見る
「近づいてこないのかい?所詮はガキだな傷ができる恐怖で何もできないなんてな」
「……………ないのか?」
「ん?」
「戻るきはないのか?今まで人体実験に理由してきた人達に詫びるきはないのか?」
「…………」
「あんた由香や舞、リンの父さんだろ。あいつらになんかいうことねぇのかよ」
「………クククっ………」
「何がおかしい?言うことはねぇのかあるのか聞いてんだが」
「ないね!!全くないね!!詫びるきはないのか?あるわけないじゃないか!!由香達に言うことはないかだってあるわ『ズバッ』
『ゴト』
「その後の言葉は首だけでかたれ……由香達は俺が守るから」
もはや首から下がない。俺は首から上をしばらくぼうぜんと見ていたが背中を向け刃に連絡を入れようとすると『ガシッ』と足を何かに捕まれた。そこには首から上がない体があった。
「なっ………」
その体はゆっくりと立ち上がる。俺は思わず距離を取るすると突然『神楽』『鬼神』が手から消えた。俺が驚いて唖然としてるとどこかから声がして広場に響く
『スピリット破壊兵器。発動完了。これより世界のスピリットを破壊します。
スピリット破壊…………』
「なんだそりゃ、んな事あんのかよ………」
俺は唖然としながらも自分のスピリットが出てこない事がわかると一人で何があったかを考えていた
……………結論……………
「ま、いいか」
俺は難しい事を考えるのは得意じゃないしな。俺はそう結論をだし由香達の元に戻って説明しなきゃいけないと思いながらそのままその場を後にした。
俺がホテルに戻り部屋に入るとボコボコになっている刃とその上で泣き叫ぶ舞とリンそしてソファによしかかり俯きになっている由香がいた。
「………ただいま」
『バっ』と全員あわせて俺にふり帰り
「お兄ちゅん!!」
と真っ先に俺に飛び掛かってきたリンは俺を押し倒し『うわぁ〜ん』と膝の上で号泣した。
「銀兄!!」
といって俺の腕にしがみついてきたのは舞だ。舞も同じように腕を掴み顔を腕に押し付け号泣。
「銀次〜」
と呼び俺に修羅のような雰囲気で近づいてくるのは刃だそくざに俺へと蹴り右フックを噛ましてくる。俺がそれをくらうと泣いていた舞とリンが刃に飛び付き
「「いぢめんな〜」」
と言って刃の顔を引っ掻いたり噛み付いたり跳び蹴りかましたりしてボコボコにする。
俺はソファの方から何かを感じてその場に固まる。そのさきには無表情の由香がいた。
「舞、リン俺と一緒にロビーにいこうか」
「「うん」」
刃が危険を感じ舞とリンを連れてロビーへと行こうとした。それを見た俺は
「ちょっ、おい刃逃げんな!!」
「知るか!!お前が悪いんだから自分でなんとかしろ!!俺は被害くいたくない!!」
といって刃はダッシュで部屋を後にした。
部屋にいるのは俺と由香。だが俺は固まって動けない。
「銀次」
「ハイッ!!」
感情が入ってない声で呼ばれ怯えた声で大きな返事をする俺
「こっちむいて」
俺はまるで金縛りのような間隔にあいながらも由香の指示どうり由香の方を向く(向くの2分ぐらいかかったけど)するといつのまにか俺の目の前に由香が移動していた。由香の腕を上げたので俺は思わず『殴られる』思い眼をつむる。………痛みを感じないと思い眼をあけると腕を振り上げて止まっている由香がいた。
「………由香?」
おかしいと思い声をかけると由香は俺に抱き着いて泣いた。
「バカァ、……心配………ヒック……したんだから………ヒック……バカァ…」
「ごめん、由香」
「今度………ヒック……こんな事勝手に……ヒック……したら許さないん………だからぁ………」
「きもにめいじとくよ」
俺は由香の頭を撫でた。
「だから」
俺は由香の顔を上げて
「これで許して」
『チュッ』
俺は由香にキスをした。
由香はびっくりしていたが顔を放したら顔を赤くして俯いている。(もちろん俺も赤いが)
「……っかい」
「ん?」
由香が何か呟き俺が聞き直すと
「もう一回」
といって顔を俺に向けた。俺はまた由香にキスをした
俺は誓った。『俺が守る誰か敵になろうと関係ない。俺が由香、舞、リンを絶対守る』
三日後………
「やっぱわかんねぇか」
「あぁ、スピリットを誰も使えないんだもんなぁ」
俺と刃でスピリットの事を調べては見たが全く解らなかった。
「まぁ、なんとかなるさ」
「そうだな、のんびり行くかぁ、なぁ相棒」
「そうだなせっかく日常に戻ったんだ。まぁまたなんかあったら頼むぜ相棒」
――――END――――
この後『能力者』に続きます。どうか今後もよろしくお願いしますm(__)m




