第7話
俺は眩しさを感じ目を覚ました。俺が起きても由香、舞、リンの三人はまだ寝ていた、俺は由香の頭を撫でると
「ん〜」
と由香が起きた。
「おはよう〜」
と言って俺の顔を見た後時計を見た。時刻は朝の7時13分舞とリンを起こし朝飯を抜きホテルでこれからを話あった。
…………結論………
今までどうり過ごす事にした。由香、舞、リンがそれを望んだので俺は拒まない。俺達は一度家に戻る事にした。
家につくと荒れてはいたが得に怪しい奴もいないので部屋から必要なものを取り一度ホテルに戻り学校の準備をする。
ホテルを出ると刃が立っていた
「どうした刃?」
刃は無言で刀系スピリットの
『破滅』(はめつ)
を出し右手に持ち俺を見ていた
「なんのつもりだ刃……」
刃は無言でこちらに近づいてくる。俺も『神楽』を出し右手で柄の中心を持つ。俺と刃との距離が10m程の所で
「悪いな、相棒。消えてくれ」
と言って右の肩を回している。由香、舞、リンの三人はなにが起きたかわからないという表情で俺と刃の顔を交互に見ていた
「やだといったらどうすんだ?」
俺は神楽を肩に乗せた状態で聞いた
「力づくでも消えてもらう」
刃が右肩を回すのをとめ『破滅』を地面にさすと俺と由香、舞、リンを囲むようにスピリットで武装した集団が出てきた
「消えろ銀次」
と刃が言ったのと同時に俺と刃は距離を詰めた。お互いのスピリットがすれ違う瞬間刃は俺の左側に飛び出す、俺はその逆に同時に飛び出し俺達を囲んでいる連中を吹き飛ばす。刃は俺とは逆にいる奴ら切り倒していく。一瞬で囲んでいる奴らを倒し俺は由香達の方に駆け寄る。
「大丈夫か?」
俺の顔を見て由香は驚きを隠せない表情でいた。舞とリンは
「「つよ〜い」」
と興奮していた。そんな俺達に刃が近づいてきて舞とリンを車に乗せ俺と由香にも乗るように指示して来た。
車の中で由香は疑問をぶつけてきた
「どうしてさっき真田くんに切り掛からなかったの?」
「なんかその言い方だと俺を切り倒して欲しいような言い方だな………」
俺は苦笑いをして
「刃が右肩を回したからさ」
「?どうして右肩を回すと敵じゃないの?
「俺達のなかの合図みたいなもんさ。刃が右肩を回したら俺が左側の敵を、逆肩だったら逆の奴を、ただそれだけだよ」
由香はまだ混乱していたがほっといて刃に話を持ち掛けた
「刃、あいつらどこのサイボーグだ?」
「『ウインドウ』だ』
「はぁ?『ウインドウ』ただの医療機関だろ?なんでサイボーグなんかくんだよ?」
刃が言った『ウインドウ』とは世界一とも言える医療機関だ
「そこで死んだと見せ掛けてそいつを人体実験の道具にしていたとしたら?」
「っ!!…でも死んだとしたなら遺体とかの問題があんだろ病院の奴を死にましたとか言って人体実験に使うのは無理だろ」
「戦場だよ」
刃は憎しみのこもった眼で前を見て運転している。俺がどうゆうことだと考えていると
「戦場で人を拉致って死んだ事にする。そしたら誰にも怪しまれず遺体も見つかりませんですむからな…………」
「………刃君、それ本当の事なの?」
黙って俺達の話を聞いていた由香が刃の言葉を聞き直した。その声はいつもののんびりマイペースで明るい声じゃなく怒りや憎み、などの感情入っており舞とリンは俺の服にしがみついて顔を埋めていた
「………残念だけど本当だよ草野……」
「…そ……う…………」
由香は途端に顔を俯き小さな声で
「ごめんなさい………ごめんなさい…………」
「由香どうした?」
俺は由香に訪ねると由香は
「ウインドウの社長は……………なの」
「なに?由香聞こえないよ」
「お父さんなの………」
「えっ……」
「『ウインドウ』の社長は私達のお父さんなの……」
「っ!!!!……本当なのか?」
由香は小さく頷いた。俺は刃の方を見ると知っていると言ったような顔をしていた。
「刃、今からそこむかえるか?」
「無理じゃないが……どうすんだ?」
「全部を聞き出す。それが守るためになると思うから……由香どうする?着いてくるか?」
「わかんない……わかんないよぉ……誰を信じていいのかもうわかんないよぉ…………どうすればいいの?……どうすれば……」
由香は混乱していた。目には涙を溜めて繰り返していた。俺は刃の方に向き
「明日また来てくれ今はまだ答えがでない」
「わかった」
刃はそういうとまたホテルへと向かった。
…………ホテルにて……
ホテルに着いた俺達はまた四人で同じ部屋をとりソファに座って黙りこんでいた。俺は舞とリンに
「刃のとこに行っていてくれるか?ロビーにいるから」
「「うん………」」
元気なく返事をした舞とリンはそのまま部屋をでていった。それを見ていた俺に
「どうしたらいいの?……誰を信じればいいの……ねぇ、銀次……教えてよ……」
由香はまた泣いていた。俺は由香の肩に手を置いて、俯いている由香の顔を覗き込む。
「由香お前が思うように動いてくれ………そしたら俺は由香の思いを貫く槍になるから……俺がお前を支えてやるから……」
しばらく由香は黙って俺の顔を見ていたが
「ずるいよぉ、そうやってこういう時ばっか優しくしてぇ……そんな事言うからどうしても銀次に甘えちゃうよぉ」
由香は俺に抱き着いてきた
「甘えていいんだよ、由香は一人じゃないんだだから甘えていいんだよ……」
由香は黙って何度も頷いていた。
由香が泣き止み俺の顔を見て
「お父さんのところにいかなきゃ……着いてきてね、いやだとは言わせないから……」
「俺は由香の思いを貫く槍。俺の槍の主に従うまでだ」
「うん」
俺と由香はそのまま刃のところに向かうと舞とリンが泣いていた
「「うわぁ〜ん」」
と言って俺の足にしがみつき服に顔を押し当てて泣いていた。俺と由香が混乱していると刃が
「『お兄ちゃんと由香お姉ちゃんに嫌われたぁ〜』って言って俺んとこ泣きながら来てたぞ」
俺はあの時の自分の表情を思い出した。自分では普通のつもりが舞とリンには怒っているような雰囲気を纏った俺が『刃のとこ…………』って言って嫌われたと思っていたらしい俺がリンを由香が舞を抱き上げてそのまま抱きしめ頭を撫でてやる
「俺が舞やリンの事を嫌う訳無いだろ」
「だって……ヒック……あの時………お兄ちゃんとお姉ちゃん……ヒック…………凄い恐かったん……ヒック………だもん………ヒック………だから……」
「そっかぁ、ごめんな不安にさせて……でもなリン舞」
「「…ヒック……なに?」」
「俺はリンの事大事だし、好きだからな、俺はリンと舞好きだから嫌う事なんて絶対ないよ、リンと舞は俺と由香の事嫌いか?」
「うぅん、好き」
「なら信じてくれよ、俺と由香は舞とリンが好きだよ、な?だからもう泣かないでくれよ。俺は舞とリンの笑ってる顔を見たいな」
俺が喋ると舞とリンは俺と由香に向かって
「「うんっ!!」」
と言って笑ってくれた。刃がその様子を見て『やれやれ』って感じで見てると
「明日でいいのか?」
俺と由香は無言で頷く。刃はそれを見て笑い帰って行った。
「舞、リン明日は早いからもう寝るか?」
「「お兄ちゃんも一緒に寝る〜」」
と言っていたのでベットに四人で入り昨日と同じ用に眠りについた。
もう少しで一度終わります




