第6話
すごく長いです。今までで1番長いです。楽しんでください。
俺、由香、舞、リン、刃 の四人は今真田家の居間にいる。
「……でどうすんだ、銀次?このまま逃げて戦うか?」
「逃げはしない。俺は由香達を守らなくちゃ行けないからな」
俺と刃が話ているとき由香は話の内容をじっと聞いていたが舞とリンはさっぱりってな感じで二人でじゃれあっている。
「とにかく、組織で聞いてくるよ」
「あぁ、頼むよ刃。とりあえず俺達は帰るよ、ありがとな刃」
「気にすんな相棒。そのかわりなんかあったら俺に言えよ。背中ぐらいは守ってやっからよ」
「そりゃ頼もしいこって」
会話が終わると俺は由香達に視線を向けた舞とリンは真田ん家の物を荒し回っている。そしてソファに座っているはずの由香がいない事に気付いた。(俺と刃はソファの後ろのテーブルにいるのでソファに座っているなら見える筈だが)俺がおかしく思いソファに近づくと
「ス〜」
と寝息をかいて気持ち良さそうに寝ている由香がソファに寝ていた。
「どうした銀次?草野になんかあったか?」
真田がソファに近づきソファに寝ている由香を見ると
「頑張れ銀次。そんなにここからなら遠くないだろ?それに今日ビジネスホテルに四人で泊まるんならそれまででいいんだから」
「ハァ!!刃お前何言ってんだ!?」
「なんだ違うのか?」
「たりめぇだろ!?そんな金ねぇし!」俺が金がない事を言うと刃が『ハァ〜』と溜め息を付き俺に
「じゃあお前はまた母親のとこ行って襲われてくんのか?」
「それは………」
「金なら俺がなんとかしてやるから。それに舞ちゃん達ももう眠そうだぜ」
舞とリンはハシャギ疲れたのか寝ている由香の隣でうとうとしていた。
「……わかったよ、本当に金はなんとかしてくれんのか?」
「おぅ!何回も言ってんだろ、それになんかあったらホテルから俺んとこに連絡くるから」
「なんで?」
「俺の親父んとこのホテルだからなんかあったら俺にすぐ連絡くるってこと」
「刃の親父さんのホテルって前にお世話になったあのデカイとこか?」
俺が引いた顔で聞くと刃が
「なんだ、嫌なのか?」
「嫌って訳じゃねぇんだけどさ……」
刃の親父さんのホテルはテレビなどでも紹介されている『超』がつくほどの高級ホテルだ
「嫌じゃねぇならいいだろ、さっさと行くぞ。」
そう行って玄関に向かって歩きだした刃に
「運転どっちがすんだ?」
と聞いたら刃が中指にあるキーを回していた。俺はその仕草を見た後
「舞、リンホテル行くから刃の車のとこ先行ってろ。場所はわかるな?」
「「うん」」
舞、リンはホテルと聞いた時目が光り、元気よく返事し刃の車に向かって走りだした。俺は舞、リンがいなくなるのを確認すると由香をお姫様抱っこで抱えゆっくりと刃の元へと歩いて行った。
……30分後………
「悪いな刃。舞とリン持って貰って」
「気にすんなって相棒」
暫く車に乗って騒いでいた舞とリンは途中で俺によしかかるようにして寝てしまいそれを刃が抱えてくれた。俺と刃は無言で歩き部屋の前まで言ってドアを開けベットに由香、舞、リンを寝かせると無言で俺の顔を見て笑い部屋を出て行った。俺は暫く刃が出て行ったドアを見ていたが由香の方に顔を向け
「由香起きてんだろ」
由香はゆっくりと上半身を起こし
「ばれてたかぁ……」
「まぁな、四年くらいしか一緒にいねぇけどあれくらいならすぐにわかる」
由香は舞とリンを起こさないようにベットからでると俺が座っていたソファの隣に座り
「明日学校行ける?」
「行きたいか?」
俺が逆に質問すると少し困ったようにしたが俯きながら
「行きたいかなぁ……」
静かにそして小さくそういった由香の顔は今にも泣きそうな顔をしていた。俺は由香を抱きしめた。
「銀次?」
と驚いたように聞いてきた由香に俺は黙って由香の頭に手を置き黙って少し強く抱きしめると
「また…友達と離れるのかな………やっと普通の生活に戻ってきたと思って三年間、楽しく過ごせると思ってたのに……後もう少しのとこで壊れちゃうのかな………」
由香は泣いていた。声を殺して泣きながら、俺に話かけてくる
「ねぇ……また学校も行けないのかなぁ……また誰か死んじゃうのかなぁ」
「んな事ねぇ…」
俺は由香の話に始めて口を挟んだ。
「俺がもう誰も殺させない。相手がどこのどいつだろうと俺が絶対由香を守る。由香の大切にしたいものを俺が守る。だから……信じろ」
「っ!!!」
由香はすごく驚いていた。俺が信じろと言ったのは由香に二度めだった。由香は俺の言葉の『信じろ』の意味を1番知っている。
「ぅん……ぅん……」
由香は何度も頷く。頷く度に『ぅん』と小さく言って俺の話を聞いていた。
「学校にも行っていい。
学校には刃だっているし俺達二人で絶対に学校の奴らには指一本触らせない……だから由香、笑ってくれ……由香の笑顔や笑い声明るい声は俺の力になるから。由香が笑っているだけで俺の力になる。だから由香の声が聞きたい、由香の笑顔が見たいから、だから俺は由香を守るんだ。それが俺の力になるから……」
俺は言い終わると由香を身体から離し由香の顔を見る
「だから由香笑ってくれそが俺の1番力になるから…………な?」
由香は下をむき眼を何回か擦り
「これで……」
由香は俺の顔を見た
「………いい?」
由香は笑顔を俺に向けた。
「あぁ、それでいい……」もう一度由香を抱きしめ言った
「もう泣かないでくれよ」
「うん!!」
由香は笑顔で俺を見ていた。その時ベットから舞とリンが
「「ここどこぉ〜」」
と言って眼を覚ました。舞とリンはまだ寝ぼけた眼で俺達を見ると
「由香姉だけずるい〜」
「ずるい〜、お兄ちゃんリンも〜」
といって二人共俺に抱き着いて来た。俺は舞とリンの頭を撫でてやると
「「へへ〜」」
と嬉しそうにしていた。
『俺はこの三姉妹、由香、舞、リンだけは何があっても守ってみせる』と心に誓った。その後は寝ている俺のベットに由香、舞、リンが入ってきて(ベットは以上にでかいので狭くなかった)
「リンも一緒に寝る〜」
「舞も〜」
「私も〜」
と言って勝手に俺を挟む用に由香と舞が居て俺の上に乗るようにリンが寝て三人とも俺の顔を笑顔で見ていた。俺はこうゆう時の三人は何を言っても聞かないのを知っているので
「わかったよ」
と言うと右側に居た由香が俺の右腕を腕枕にすると
「舞も腕枕〜」
と言って左腕を掴み枕がわりにし満足そうに眼をつむった。俺の上にいるリンは俺が右腕で(由香は肘から肩の部分にいる)頭を撫でていると眠りに着いた。
最後に由香が俺の耳元で
「おやすみ」
といって顔を赤くしていたのを気付く
「おやすみ」
俺が返すと由香は満足そうな顔をして眼をつむり眠りに入り、三人から
「「「ス〜」」」
と寝息をたてているのを確認して俺も眠りについた……………
ありがとうございます。これからこれ以上長いのが出てくるかもしれませんがよろしくお願いします。




