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スピリット  作者: ジャン
2/8

第2話

読んで頂きありがとうございます今回も少し長いですが最後まで読んでいただければ幸いです。

今俺は寝坊してしまい由香、舞、リンと学校に向かっている。そしてなにげなく後ろを走っている由香達を見るなんか一人足りないような・・・・・俺が止まると後ろに走っていた由香、リンは俺にぶつかった『ドン』


「「ふぎゅ」」

由香とリンは同時に変な声を上げた。


「由香・・・・・」

「いったぁ〜、どうしたの急に止まって?」


由香は俺を恨めしげに見る

「舞がいない・・・・・」

「えっ・・・・・」あの野郎またいなくなりやがった!!今月に入って何回めだ!そんな事考えてるとリンが俺を『どうしたの?学校は?』てな感じで見ていた・・・・・『ハァ〜』俺は溜め息をつき由香の方を見て呟く。


「由香また頼むわ」

「う、うん・・・・・」


由香は苦笑いをしていた。

由香は右手を胸の前に出し握る。


「《方位神》(ほういじん)」


と呟くと右手を開く。開いた由香の右手に乗っていたのは方位磁石のような物があった。由香が方位神に向け『草野舞』と静かに言うと方位神の針が南東の方向に向いていた。


「あっちか。」


俺は由香の方位神を見て南東の方に走りだす。

俺が走りながら由香に


「本当由香の方位神は便利だな、得に舞とか捜す時は」

「あはは、でも一度顔を見た人で名前を知ってる人じゃないと捜せないけどね」

そう由香のスピリットの方位神は顔を見てなおかつ名前を知らないと意味を成さない物らしい。それでもやっぱり便利だと思う。舞なんかはいつも気付いたらいなくなってる事が多いのでよく由香の方位神を使い捜している。そしていつもいなくなった舞を捜しだし見つけると


「銀兄ぃ〜」


と泣いて俺のとこにくる。草野家の人は皆泣き虫のようでよく泣いている所を見る。


「舞、なんでこんなとこにいるんだ?」

俺が疑問に思う事を素直に口にした


「ヒック・・・・だって前に銀兄達と来たから・・・・ヒック・・・・いると思って・・・・」


舞が居たのは先週の土曜に来たゲーセンだった。『ハァ〜』俺は溜め息を着き静かに舞に


「今度から離れるなよ」


と一言、言って舞の頭を撫でた。舞は安心したような表情を見せると俺に抱き着いて来て『・・・・っ・・ック・・・・』声を殺して泣いて居た。その時由香とリンは『やれやれ』といった感じの表情を見せて微笑していた。

 舞が落ち着くまでの間近くのベンチに四人で腰かけていた舞は泣き止むと俺の腕の中で『ス〜』と寝息を立てていた


「おい、舞起きろ学校行くぞ。」

『ん〜』


俺は舞の寝顔を見た後由香を見ると『頑張って』って目で言っていた。『またか』と思い俺はゆっくりと舞を抱き抱え、由香、リンと学校に向かった。

結局学校に着いたのは昼休みの終わり頃だった。

俺は寝ている舞と途中で『わたしも〜』と言って寝たリンを先生に任せて俺達も自分達のクラスに向かった。

俺達が通う桜木高校は、保育園から大学まである変わった高校だ俺は中学三年の終わりにこの学校に来た。そしてエレベーター式でこの高校に入学して今に至る。俺と由香は職員室に行き遅刻届けを書き担任の荒縄あらなわという先生に小言を言われてから教室に入る。俺と由香は同じクラスで教室に入る


「銀次〜やっときたのかよ、今日はもう来ないと思ったんだけどな」


俺に真っ先に話しかけてきたのは俺の親友、そして相棒の真田刃さなだじん


「なんだよ来ない方がよかったのかよ?」

俺が冗談で言うと刃が


「うん」


平然といいやがった!しかも真顔で即答!


「刃てめぇ〜」

「ははっ冗談だよ!冗談!んなこともわかんねぇのかよ」

「てめぇのは冗談に聞こえねぇんだよ!」

「なんでだよ!?」


俺と刃が言い合いしてると横から


「ストップ〜!!」


と由香が怒鳴った。


「銀次、またご飯抜きにするよ」


そう言った由香は笑ってはいたが目が笑っていなかった。俺は素直に頭を下げた。いつものんびりマイペースの由香だか俺がなにかするとこうなるだから俺は由香には逆らえないし逆らわない。

第2話をご覧頂きありがとうごさいますこれからも楽しい小説を書いていかたいと思うのでよろしくお願いします。

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