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2、転生です。

包まれていた光が消えると見知らぬ大地が広がっていた

どうやら異世界に来てしまったらしい。


現実とはかけ離れたことが次々と起きたが自分がするべきことは分かっていた。


―――人類を滅亡させるか更生させるか


元いた世界でも普段から考えていたことなので不思議と素直に受け入れることができた。

女神さまが言っていた。俺は女神さまと近しい考えを持っているらしい。


俺にはなんの力もなかったから、ただの無駄な妄想だった。でも、女神さまは力を持っていたからこの考えに結論を出さなければならない。そう思っているのだろうか。


知りたい。

女神さまの考えを。

なぜ俺に任せたのかを。


「そういえば、能力の創造ってどうやって使うんだ?」

「想像した物を具現化させる…だったよな。」


頭の中でリンゴを想像してみた。

…出ない


フンと力を入れてみる。

…出ない


少し恥ずかしいが魔法を使うときの呪文のように

「クリエイト」と言ってみた。

瞬時に目の前にリンゴが現れる


「…すごいな」


――――――――――――――――――

――――――――――――――

――――――――



色々試して見た結果、この能力のことが大体わかった。

まず、創造出来るものは実在するものだけ。というか多分俺がこの世に存在してると認識している物だ。

そして、生物は不可。これは説明にもあった。


頭の中で想像し「クリエイト」と言うと創造される。

創造されたものは目の前に現れる。

創造したものを消すことは出来ない。

目の前に別のものがある場合押し出されるように上に出現する。


「能力の把握はできたし、とりあえず街っぽいところに向かってみるか。」


ただ気がかりなのがこの世界の特徴

たしか……武力抗争が絶えないだったよな。


この能力は充分に凄いが後ろから銃で撃たれたらすぐ死んでしまう。というか、剣や斧で襲いかかられても助かる自信はない。自慢じゃないが、俺は喧嘩すらまともにしたこと無かったんだぞ。


だが、俺はこの世界のことを何も知らないから人と話して情報を得る必要がある。辺りには森は見えるが人が住んでそうな建物は見えない。


「はぁ…とりあえず歩くか」



「そこの人!逃げてくださーい!!」

背後から大声で叫ばれる。

数匹のイノシシのような動物に追われてる女性がこちらに向かって走ってくる。


俺もすぐ逃げようと思ったが、創造を使えば撃退出来そうだ。実践訓練も兼ねてやってみよう。…というか、彼女は何故イノシシを引き連れこちらに向かって走ってくるのだろうか。嫌がらせか。バカなのか。


彼女が俺と同じ位置に来た瞬間に大きな岩を想像し

「クリエイト!」と唱える。


作戦は見事成功しイノシシはすべて岩にぶつかり気絶した。


「ハァ...ハァ...」

息を整えたあと彼女が話しかけてきた。


「凄いです!!凄すぎます!!!」

「こんなでっかい岩を持ち上げて投げるなんて!!」

「どんな鍛え方してるんですか!?教えて欲しいです!!」


……バカだった。

能力の経緯を話すより楽だからこのままにしておこう。


「落ち着いてくれ。」

「俺の方こそ聞きたいことがあるんだ。」


「なんですか!?あなたは命の恩人です!なんでも答えてみせますよ〜!あ、私サナリーって言います!

サナリンって呼んでください!!」


本当に元気な奴だな。そしてなぜサナリーがサナリンになるのかも分からない。まあ、コイツの言うことは深く考えたらダメなのだろう。


「俺はカンザキだ。よろしく。」

「俺は遠く、かな~り遠くから来たからあまりこの世界のことを知らないんだ。教えてくれないか。」


「カンザキさん、よろしくお願いします!!

世界ですか!なんだかすごい規模で聞いてきますね!」


俺はサナリー...サナリンから色々を聞くことにした。

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