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マキナ、地球へ行く!(2)

「ほあー……」


 第三階層に存在する傭兵養成学校、通称“フェイス”――。良く判らないけど、そこはなんでもロボットのパイロットを育てる場所だそうです。

 この世界には沢山の戦争があり、あっちこっちで人々は地球の未来を争っています。宇宙ではあんまり感じる事の無かった現実でしたが、やっぱりアルティールは地球に建っているだけあって色々と大変なようです。

 フロウディングアーマー、“FA”に乗って戦う人の事を多くの人は“ライダー”と呼びます。わたしは正直、FAが好きじゃないし、それを操るライダーさんも好きではありません。

 何でFAなんてものがこの世界に生まれてしまったのでしょうか。人を殺すための道具なんて、やっぱりおかしいと思います。でもわたしはもう身寄りの無い女の子です。フェイスの先生であるアンセムさんに頼る以外、子供のわたしが生きて行く方法は今の所見つかりません。

 確かにライダーになって傭兵になれば、女の子一人でも稼いで生きて行く事が出来るのかもしれません。自立に対する第一歩――そう考える事も出来ます。でも、それでいいのでしょうか? 乗りたくもないロボットに乗るために、やりたくもない戦いをやるために、こんな場所にいるわたしは場違いではないでしょうか……?


「でも……みんな楽しそう」


 寮に向かう途中、擦れ違う制服姿の人たちは皆充実した顔をしていました。誰もがきらきら輝いていて、まさに青春を謳歌しまくっちゃっているかんじです。宇宙に居た頃、わたしの青春といえば正に灰色でした。いじめられっこの宿命と戦い続け、結局何故かこんな所に来てしまっています。

 アンセムさんの指差した寮まで向かうのは簡単でした。カードキーを片手に握り締め、寮の中に入ります。キーに記された部屋までは案内板を見れば何とか辿り着けそうでした。でも、制服姿の人たちが廊下を通る時、何となく申し訳ない気持ちになってわたしは隅っこに避けて歩きます。

 皆楽しそうで、真剣そのものなのです。そんな中、良く判らないままこんな所に来てしまっている自分はなんだか失礼な気がしました。エレベータを使って部屋に辿り着く頃には少し気持ちも落ち着いていましたが、部屋の扉にカードキーを通すのには少しだけ勇気が必要でした。

 この扉を潜ったら、なんだかもう後戻りが出来なくなる気がしたからです。それは実際はずれではなく、扉を潜るということはつまり、わたしがマキナという女の子をこのフェイスの生徒として受け入れるという事に他ならないわけで……。


「むきゅ」


「あっ!?」


 そんな事を考えていると、アポロが勝手に耳を伸ばしてわたしの手を押してしまいました。カードキーで扉が開かれて行きます。アポロは何食わぬ顔で頭の上、目を瞑っていました。


「アポロ〜……! うー……っ」


 アポロは時々かなり強引です。でも開けてしまえば開けてしまったで、いざそれほど緊張もしませんでした。よくよく考えてみたら、まだ別に自分がライダーになるのだと決定したわけでもないのです。なんかこう、なんとかなるかもしれないじゃないですか。

 自分にそう言い聞かせて扉を潜ります。白い部屋の中はとてもきれいで、学生寮とは思えません。部屋そのものは狭いようでしたが、これだけ綺麗なら充分満足です。

 ふと、視線の先。リビングの扉の向こう、何かが動いていました。何かと思って恐る恐る近づいてみると――。なんと、部屋の中には先客が居たのです。金髪の、ショートカットの女の子でした。もしかして部屋を間違えてしまったのでしょうか? カードキーに目を向けます。しかし、部屋番号は何度も何度も確認したはず。そもそも違う部屋なら扉は開かないわけで……。


「どうしようアポロ……。あの人、部屋間違ってるよう」


 それ以外に考えられません。わたしが間違っていないなら、あの人が間違っている事になります。どうしましょう。間違ってますよーって教えてあげた方がいいのでしょうか? でも、見知らぬ人が部屋の中に既に居るってなんだか怖いし、かなり気まずい雰囲気です。

 一人で廊下でウロウロしていると、部屋の中の人がこちらに気づいた様子で立ち上がります。慌てたわたしは咄嗟にどこかに隠れようとして、更にその場でばたばたおろおろ。すると扉が開き、女の子は人懐っこい笑顔を浮かべて言いました。


「あは! そんなとこで何してんの?」


「うぅ……。えっと、あのう……」


「お、鍵持ってるね!? って事は〜、キミがボクのルームメイトって事かニャ?」


「にゃ?」


 ふと、視線を上へ。女の子の髪の毛の中、何かがもぞもぞ動いていました。もしかしてわたしと同じように宇宙うさぎみたいな何かを頭の上に乗せているのかなと思いましたが、なんとそうではなかったのです。

 女の子の頭には、所謂猫の耳のようなものが生えていました。髪の毛に混じっていると良く判りませんが、じーっと見詰めると確かに耳です。マキナは知っています。それはつまり、ネコミミでした。


「キミ、アナザーが珍しい?」


「……アナザー?」


「そそっ! 次世代人類アナザーヒューマン。ボクはニア・テッペルス。キミは?」


 優しく笑いながら女の子は握手を求めてきました。どうしましょう。握手なんてした事がありません。スクールでは総シカトという恐ろしいいじめを受けていたお陰で友達は一人も居ませんでした。見事に本当に一人もいなかったのです。なのでマキナは自分にこんなにも友好的な同年代の女の子がいるという事実に思考回路が停止しかけていました。

 それにこの人はルームメイトといいました。となると、どうやら間違っていたのはマキナでも、このネコさんでもなかったようです。ルームメイト……。この大きすぎて綺麗過ぎる寮の意味が、少しだけ判った気がしました。

 マキナ・レンブラント、引越し初日の日記より――――。




マキナ、地球へ行く!(2)




「部屋は1LDK! 同じ部屋、同じベッドで寝る! その代わり、リビング、ダイニングは広め。お風呂とトイレは別! 荷物はあっち。こっちがキッチン。それから――あ、そういえばまだキミの名前を聞いてなかったね」


 マキナ曰く“ネコの人”、ニア・テッペルスは緊張して全く喋れないマキナに一方的に話しかけ続けていた。お陰でマキナは自己紹介をするタイミングを失い、荷物を持ったまま固まってしまっていた。ニアがそれに気づいたのはつい先ほどの事である。

 促すように手を差し伸べるニアに後押しされ、マキナはごくりと生唾を飲み込んだ。ルームメイトということは、これから暫くご一緒しなければならない人ということである。第一印象で、相手に対する感情の多くは決まってしまうとマキナはどこかで聞いた事があった。絶対に挨拶は失敗出来ない――。そう思えば思うほど、頭の中が真っ白になってしまう。


「まきゃっ! マキナ・レンブラント、れす!!」


「あはー。マキナ、緊張しすぎ! リラックス、リラ〜ックス」


「はいっ!! マキナ・レンブラントですが何か!?」


「それはさっき聞いたじゃん」


「はぅぅうう……っ! あの! いじめないでください!!」


「あはー。いじめないよー。なんかキミ、かわいいにゃー」


 顔を真っ赤にして今にも泣き出しそうなマキナの頭をくしゃくしゃに撫で回すニア。そうしてニアと一緒にマキナはリビングのソファの上に腰掛けた。気を紛らわせようとマキナは周囲を見渡した。とても綺麗な部屋ではあるが、逆に綺麗過ぎて生活感の無い部屋だった。まるで新築のようだ。窓の向こうには摩天楼が広がっており、校舎でもあるフェイスビルも一望する事が出来た。


「てか、マキナの事は知ってるんだけどね。ルームメイトの情報は、一応予め送られて来てたし」


「そ、そうなんですか?」


「そそっ! まあ、マキナみたいな可愛い子だとは思わなかったけどにゃ〜……。そういうキミの方は、なんかよくわかんないけどボクの事知らなかったみたいだね」


「は、はい……。色々あって、とても急だったので……」


 マキナは事情を掻い摘んで説明する事にした。母親が死んだ事。一人ぼっちになってしまった事。一人ぼっちではあるが、うさぎのアポロと一緒であるという事。アンセム・クラークというフェイスの教師が保護者になってくれた事。一人で生きて行く為に、フェイスに入学させられてしまった事……。

 ニアはマキナの話に一々頷いたりリアクションを取り、丁寧に聞いていた。マキナにしてみれば自分の話をちゃんと聞いてくれる同年代の女の子は本当に初めてと言ってもいいほどであり、それが嬉しくて少し余計な事まで喋ってしまう。


「じゃ、マキナは友達一人もいないんだ」


「はい……。孤独な……灰色なスクールデイズでした……」


「じゃ、ボクがマキナの友達第一号って事だにゃ〜」


「あははは〜……はっ?」


 へらへら笑っていたマキナだったが、聞き間違えとしか思えない単語に思わず目を見張る。ニアは口元をにんまりさせながらもう一度その言葉を繰り返した。


「友達だよ、マキナ! 人類皆友達! 青春を共に過ごすフレンズなのだ! 友達百人出来るかな!? 答え、でーきますともーっ!!」


 立ち上がり、ニアは拳を握り締めて叫んだ。マキナは口をあんぐりと開けてニアを見詰めているだけだった。一瞬の沈黙が訪れる。暫く硬直した後、ニアはマキナを見下ろしてずいっと顔を近づけた。


「そんなわけだから、これから仲良く宜しくね、マキナ!」


「は、はい」


 ぎこちないマキナの返事にニアは眉を潜める。そうして人差し指を立て、ちっちっちと舌を鳴らしながら指を振る。


「あのさ〜、マキナって何歳?」


「え? 十五歳ですけど」


「だったらタメじゃん。敬語、必要ないにゃ〜! 友達はもっとオープン! 手と手を取り合って、お互いの事は名前で呼ぶべし。イッツオーライ?」


「は、はい」


「じゃ、なくて?」


「う、うん……わかった……?」


「にゃす!」


 ガッツポーズを浮かべ、マキナの手を取って激しく上下に振り回すニア。マキナはそれが何故か嬉しくて笑ってしまう。が、あんまり激しく振り回された所為で両腕が肩からすっぽぬけそうになっていたのは内緒である。


「もうお昼過ぎちゃったけど、マキナは何か食べた〜?」


「ううん、何も食べてないや……。あのね、初めてこの街に来たから右も左も判らなくて……」


「そういう事ならボクに任せんしゃいーっ!! 生まれも育ちもアルティール、このニア・テッペルスが美味しいご飯が食べられそうな所に連れて行ってあげようじゃないか! あ、ちなみにボクは料理出来ないから」


「あ! わたしも出来ない!」


「おぉ、心の友よーっ!」


 二人して何故かがっしりと手を取り合う。そのまま同時に立ち上がり、マキナの手を引いてニアは歩き出した。部屋を出てカードキーを扉に通し、鍵をかける。そうして二人は第三階層リングシティへと繰り出す事になった。

 休日のリングシティの昼下がり、街は道行く人々でごった返していた。こんなにも人が溢れた道を歩くのは田舎出身のマキナには珍しい体験である。ニアはミニスカートを揺らしながら楽しそうにマキナを連れて歩いていく。


「さーて、どっちに行こうかにゃあ」


「え? 道、わかるんだよね?」


「んにゃ、全然。住んでたのは第七階層で、第三階層には今日初めて来たからね。でもリングシティなんてどこも構造は似たようなもんでしょう」


「そ、そうなのかな……」


 マキナの不安は的中していた。ニアはマキナの手をしっかりと握り締めたまま右へ左へ歩き続ける。あっちこっちをぐるぐると巡り、しかし食事が出来そうなところにはいつまで経っても辿り着かなかった。おなかの虫が鳴り始めたマキナに対し、ニアは楽しそうに散歩気分であちこち徘徊を続けている。やがて二人はどこからどうやって歩いてきたのかも判らない場所にある公園の中、噴水の前に在るベンチに腰掛けていた。


「いや〜、ぜんっぜん構造違ったね!」


「……お、おなかすいた……」


 涙目になるマキナを見て流石に悪いと思ったのか、ニアも苦笑を浮かべた。そうして立ち上がり周囲を眺めると、公園の中に香ばしいにおいが漂っている事に気づく。見れば遠くにホットドックの売店が立っていた。ニアはその場にマキナを残し、猛然と売店に突撃して行く。一人取り残されたマキナはポカーンとしていたが、ニアが両手にホットドックを手にして戻ってくると安心したようにそれを受け取った。

 二人はベンチの上に腰掛けたままホットドックを齧った。散々歩いたおかげでおなかはぺこぺこであり、売店のホットドックでもかなりのご馳走に感じてしまう。最も、実際にその店はそこそこに評判のいい店だったのだが。


「うう、おいしいようー」


「あはー! マキナ、よっぽどおなかすいてたんだね〜」


「うん。今日何も食べてなかったんだ。昨日の夜も今日の事を考えたら緊張して全く食事が喉を通らなくて――」


「そ、そこまで……? マキナはアリオトから来たんだよね? 結構遠かったんじゃない?」


 アリオトは七つ存在するコロニーの中では完成している最新のコロニーである。が、その位置は地球から最も遠く、凡そ50%の建造が終了している六番コロニーミザール、まだ骨組みの段階である七番コロニーベネトナシュらと比べてもその位置は離れている。

 マキナはアルティールに向かう為、朝の五時には起きてステーションに向かい、それから凡そ六時間かけてアルティールに辿り着いたのである。その間、全く飲み食いしていなかった……というより、緊張のあまり出来なかったのである。


「遠かったよ〜。アリオトは一番田舎だからね」


「うーん、そっか。アリオトにはアナザーもそんなに暮らしてなくても当たり前かな。マキナ、アナザーを見るのはもしかして初めて?」


「うん……。ちょっとびっくりしたかも」


 次世代人間アナザーヒューマンとは、地上に隕石が落下し、世界中をエーテルというエネルギーが覆うようになってから研究が進められた、所謂劣悪な環境でも生き抜く事が出来るようにと遺伝子情報を操作された人間の事を指す。

 それは当然、宇宙空間への適応も目的としているが、主な目的、将来的な計画としてはエーテルが充満した環境下での生活可能な人間の創造である。エーテルに対応出来ない人間の身体だからこそ人は空に住まわねば成らなくなった。ならばそこに適応できる身体になってしまえばいいと、研究が進められたのがアナザーである。

 アナザーは全人類のうちの二割程度しか存在せず、その歴史はまだ浅い。更にその殆どが地球上で生活しており、宇宙に浮かぶコロニーには居ないという事情からマキナがアナザーを見た事が無かったのはそれ程珍しくはないケースであると言える。

 外見的に人間からかけ離れたアナザーも居れば、そうではないアナザーも居る。個体によってその外見が大きく異なるのもアナザーの特徴であり、ニアの頭に生えている第二の耳のような物は実際には耳ではなく、エーテルを吸収、体内で分解する為の口のような部位であると言えた。最もそれをマキナが見て理解する事は難しいが。


「じゃあ今のうちにびっくりするだけしておくといいよ。フェイスにはアナザーもいっぱいいるらしいから」


「そ、そうなんだ……」


 少しだけ想像してしまう。アナザーだらけの教室――若干カオスである。冷や汗を流すマキナが何を想像しているのか、ニアには一発でわかってしまった。釣られて笑いながら首を横に振り、


「そんな大量にいるわけじゃないと思うにゃー。マキナはアナザーが嫌い?」


「う、ううん! ちょっとすごいと思うけど……全然嫌いとかそういう事じゃないよ」


「にゃす! それは良かったよ〜! アナザーは嫌いって言われたら、これからどうしようかと思った。ありがとう、マキナ」


 マキナの口元についたマスタードを紙ナプキンで拭き取りながらニアはにっこりと微笑んだ。二人はホットドックを食べ終えると、公園の中を歩いて帰り道を探し始めた。


「そういえば、殆ど何も知らないままフェイスに来ちゃったんだよね?」


「う、うん」


「それじゃあこれからの予定とかもサッパリ?」


「あ、そうだね……。えっと、これからどうするの?」


 マキナやニア、新入生たちは今日までに引越しを済ませ、翌日の入学式に備えるのが第一の課題であった。とりあえずその課題は大方二人は済ませてしまったと言えるだろう。フェイスの生徒は全員寮で暮らすことを義務付けられており、更に新入生は必ず二人組での相部屋となる事が決定されていた。

 二人が今日これからやらねばならない事があるとすれば、戻って二人で生活して行く為のさまざまな取り決めを行うくらいの事であり、事実上丸一日フリーである。そんな話を聞き、マキナは胸に手を当ててほっと一息。


「よかった……。行き成り入学式とか言われなくて」


「まあ、明日の昼からだからそんなに急ぎじゃないね。問題は部屋までどうやって戻るか!」


「……えと、どっちから来たんだけ……?」


 迷子になるのも街になれるための重要なプロセスであると語るニアの隣、マキナは乾いた笑いを浮かべていた。結局二人が部屋に戻れたのは四時間後の事であった。

 部屋まで辿り着くと既にクタクタになっており、二人して殆ど荷解きもしないまま寝室に飛び込んだ。左右対称な部屋の中、二つのベッドと二つのデスクが並んでいる。二人はお互いのベッドを決め、左右壁際に備え付けられたベッドの上に腰掛けた。


「はー。疲れたにゃ」


「うん……。どうしよっか、これから?」


「とりあえず、荷物を整理して……いや、荷物整理は別に明日からでも出来るから後回しでもいーや。とりあえず、お風呂と食堂! 見に行ってみる?」


「え? お風呂は部屋の中にあったけど」


「地下に大浴場があるのにゃー。せっかくだから、使わない手はないと思うよ! そうと決まれば早速見てこよう! そして夕飯も食べてこよう!」


「え、もう行くの!? さっき戻ってきたばっかりだよ?」


「急がば回るな! 思い立ったら即行動! さ、急いで急いで!!」


 手を取り強引に走り出すニア。しかしマキナはそんな強引なマキナの行動がそんなに嫌いではなかった。何だかんだいいつつ、にこにこ笑いながらついていく。気づけば新しい生活に対する不安など、どこかに消し飛んでしまっていた――。


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