消えた英雄
見る専が初めて書いた拙い文章ですので、覗き見程度で見て頂ければ幸いです。
数ある世界の一つ、その世界の中で最も強い存在。
その世界に数多くある職業、その中、彼のみに与えられた、ある種強さの証明とも言える職業…。
その名も 《 ヴェルセルク》
その職業は誰よりも、力を強く。そして、誰よりも、戦いの技術を得る事が出来る近接職。
彼は、人を、魔族を、獣を、弱き者達を、強き者達から守った。
数多くの強者、悪魔を、魔物を、ある時は、悪神を己の鍛え上げられた力で磨き上げられた技術で屠った。
星の数程の悪と戦い、勝利を収め続けた。
ある時から、彼は最強の英雄と守護してきた者達から崇められる存在となった。
ある日、そんな信者の前から彼は、忽然と姿を消した。
信者達は、それは焦った。ある日を境に忽然と姿を消した英雄を探す為各地を探した、求めた、時には己の身を守る為、戦いもした。
そうして、彼等は気づいた。自分も強者の1人になっている事に…。
英雄が姿を消し、彼等は姿を消した英雄を探した。広大な世界の中から彼1人を見つける為。その為に、獲ざるおえなかったモノを手にして初めて気付いたのだった。 英雄が己の姿を消し、我々に身を守る為の力を手に入れさせた事に。
何時からか、英雄を探し求めていた彼等は自信の力を探し求める様になって行った。
《力の探求者》、彼等がその様な名で呼ばれる様になった頃、英雄は、彼等の記憶からも姿を消し始めた。
そんな中、彼は新たな力を得るために冒険をしていた。
この物語は、そんな英雄の新たな冒険譚を語ってゆくだろう。
ペースは不定期でのんべんだらりと書いてくつもりです。とう言うか、失踪前提のお話です。