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 暑い日々が過ぎ、涼しくなりはじめたころです。おばあさんは買い物中に転び、右足をケガしてしまいました。


「あいたたた……」


 おばあさんは痛めた右足をかばいながら家に帰り、フジの水をいれかえるために鳥かごに近づきました。それからフジの様子を見て、はて? と思いました。

 フジが、右足をかばうようにしていたのです。足に傷があるわけではないのですが、なんでか痛そうに片足を上げ、うずくまっています。


 フジも、私と同じ足が痛いんだろうか。


 おばあさんは不思議に思いながらも、新しい水をあげました。



 次の日、フジの様子を見ると、フジはすっかり元気そうでした。

 おばあさんの足も、もう痛くありません。


 昨日はたまたま痛かっただけなのかな。よかった。


 おばあさんは安心して、その日もフジを眺め続けていました。



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