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吐息

作者: 也屋拓郎

 はあと君はため息をした。

「ため息をつくと幸せが逃げるよ」

「うるさいな。欠伸よ欠伸」

 君は憎たらしげに言う。僕と君はいつも一緒に学校へ行く。その習慣も明日で二年になる。もしかすると倦怠期なのかもしれない…。

 最近短い会話しかしていないし、もしかするともうだめなのかもしれない。と僕は泥沼に入っていく、君はそんな僕を見て尻を蹴り飛ばした。

「何するんだよ」

「ため息は幸せだからするの」

 君は僕を上目で睨んできた。

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― 新着の感想 ―
[一言] 幸せのためいきだったとは・・・ いいですねぇ(*´ω`)
2011/12/17 14:49 退会済み
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[一言] このシリーズの也屋さんの書く女の子って、ツンデレが多いですね^^ 好きだからいいですけどw ため息は幸せだからするって考え方いいですね☆ 素敵な時間をありがとうございました。
2011/12/17 09:39 退会済み
管理
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