今日は、りくの誕生日
りく、誕生日おめでとう!
おめでとう!
りく、何歳になったのじゃ?
10歳だよー!!
おばあちゃん!!
いつも、仲良く、一緒に住んでて、りくが何歳か、分からないの!
ご、ごめんよー。
お、おばあちゃん、ポンコツだから。
りく、おばあちゃんは、お年寄りで、歳をとってるから仕方ないのよ。
りくがううんと返事。
すると、突然、りくが目をキラキラと輝かせながら、
ううん。
おばあちゃんポンコツじゃないもん!
カッコいいもん!
凄く綺麗だもん!
おばあちゃん若いもん!
ものすごーく綺麗だもん!
とても真剣に話し出す、りく。
すると、お母さんが、はっ、はぁーん♡と考え出す。
、、、、、、
、、、ピカーン!!
ああああああぁぁー!
りく!!
もしかして、おばあちゃんの若い頃の姿、
みたなぁー!!
ふん!ふん!!ふん!!と、とぼける、りく
見てないもん、ねぇーだ(笑)
べーーw
照れるなぁ、照れるなぁ、照れるなぁ(笑)こしょこしょこしょ(笑)
あはははは!
もぉ、、、お、お母さん大嫌い!
すると、りくは急に、部屋の隅っこに立ち、ほっぺを、ポッと赤くして、
こっちを見ながら、ぷんぷん、ぷんぷんと怒る、怒る。
しばらくすると、
家族全員で、あはははと笑う。
りくは、ケーキのろうそくの火を、ふぅー、と思いっ切り消す。
パチパチパチ!
パチパチ!
おめでとう、もぉ、10歳になったのね、
りく。
実は、お母さんも、
おばあちゃんの若い頃の姿見た時は、そりゃー、とてもびっくりしたんだから。
おばあちゃんの姿のあまりにもの美しさに
それに、
お母さんも、おばあちゃんがあの世界的に有名な
魔法少女マリア
だと知ったの、ごく最近なのよー。
(ΦωΦ)フフフ…
すると、ふふふっと突如、笑みを浮かべるお母さん。
じゃ、コレからはおばぁちゃんとお風呂、一緒に、はいれないねぇー(笑)
いつも仲良く入ってたのにねぇー(笑)
残念ねぇー(笑)
もぉ、お母さんの意地悪、泣。
すると、10歳のりくは、頭の中で妄想する。
若い頃のおばあちゃんの姿が浮かぶ。
私は、全然構わないよっ、、いつもみたいに、仲良く、はいろうよっ。
ワァーオ♡
ブーー!!突如、りくのお鼻から鼻血ブーー!
お、おばあちゃん、嫌い!!!
タタタタッと、その場から逃げるりく。
家の奥の部屋で、
バタン!
りくは、はぁー、とため息つきながら、真っ暗な部屋の隅っこで
体操座りしてる。
おばあちゃんなんか、嫌いだ、嫌いだと、ブツブツ呟く。
おばあちゃん!
あんまり、りくをいじめると可哀相よ(笑)
ほへぇ、、、、、
いつまでも、理由が分からないおばあちゃんであった。
チ───(´-ω-`)───ン
や、やっぱり、おばあちゃんは
ポンコツだ(笑)
どうやら、10歳の男の子には、刺激の強い話でした(笑)
果たしてりくの運命は如何に。
つづく




