ダリアン魔法特殊部隊
ゆっくりと、暗闇から一筋のひかりが。
おね、、、、
おねぇち、、、
おねぇちゃん!!!
うるさいですよ!!!ここは、病院ですよ、と看護師さんの声。
そうでした。
マリア様、安心してください、、、ここは、病院ですよ。
目を覚ましても大丈夫ですよ。
体調は、いかがでしょうか?と!?
とても優しい声が聞こえてくる。
マリアは、とても安心したのか、
目から嬉し涙が、
キラキラキラと流れる。
マリアは、暗闇の世界から、ゆっくりと目を開けると、、、
最初に気がついたのは、見覚えのある女性?
女性は、
マリアのベッドの上で
私の腕にすっと寄りかかる様にして、
スヤスヤ、スヤスヤ
スヤスヤ寝ている。
目元に沢山泣いた、痕があり、
マリアは、そっとその女性の目元を拭ってあげると。
私は、
スっーと横の窓を見ました。
すると、
窓のレースのカーテンが爽やかな風でひらひらと揺れて
マリアの髪もひらひらと揺れる。
はぁー、なんて、気持ちの良い風なのでしょう。
きゃっきゃ、きゃきゃ。
隣りの小学校から子供達の元気な遊び声も聞こえてくる。
どうやら、ここは、病院のベッドの上の様だ。
ずっと横になっていたせいなのか、
マリアは、突然、あ痛たたと、一言。
すると、眠っていた女性は、ムクっー、と目を覚まし、
おねぇちゃん?!
マリア、ここは、どこですか?と女性に尋ねると。
謎の女性
女性は、興奮したのか!?
おねーちゃん
目をキラキラと輝かせながら、マリアに力強く抱きつく。
おねーちゃん!!!
うぇーーーん、うぇーーーん、うぇーーーん
と大泣きの女性。
看護師
そんなに強く抱きついたら、また怪我が悪化しいますよ(笑)
謎の女性
だってさぁ、おねぇちゃん、1ヶ月も眠り続けてたからさぁ。
看護師
よく頑張りましたね。マリア様。
マリア
マリアは、とても、温かくなって汗ばんでいる手
自分のその手
その手の温もりを感じて。
マリアは、
あっ、このかたが、ずっと私の手を、握り締めていてくれてたんだ。
マリアは、思わず。
心配しててくれてありがとう。と感謝の言葉
すると、その女性は、すっと立ち上がり
そして、ビシッとマリアに敬礼!!
マリアは、その女性をスっーーとよく見ると。
とても背が高く、スラッとした大人の女性の印象。
すると、突然。
マリアおねぇちゃん!!
私です!白米、白米です!分かりますか?
マリア
は、く、まい?
おねぇーちゃん!!!と大声でマリアにまたまた抱きつく女性。
看護師
ゴッホン!
謎の女性
あっ!!ここ病院内だった、てへっ。
マリア
ごめんなさい。何も思い出せないのです。
謎の女性
大丈夫だよ。私は、白米もう1杯
よろしくねっ。
ここは、ダリアン魔法特殊部隊所属の病院。
マリアは、周りにいる体や精神を病んでいる患者さんを見て。
あっ、
白米もう1杯
みんな、辛い思いをしたのですよ!!
皆んな、魔神達の呪声で精神を殺られて、この病院で入院してます。
しかし、
ここの世界は、魔神がいた様な魔法世界ではないのです。
ここの世界には、魔神や魔物達はいませんよ。
存在しないのです。
なので、魔法も存在しないと思っていいです。
すると、突然現れ、松葉杖を突いた、若い男性が、
僕は、魔法信じるなぁー。
なぜ?と白米が一言。
うーーん。
なんとなく、かなぁw
マリアさんの涙も見ちゃったし。
マリアさん達の話を聞いてて、嘘ついてる気がしない。
若い男性
それに、簡単な話その魔神をやっつけちゃえば?
世界は、平和になるのでしょう!?
白米もう1杯
ハイハイハイハイ。
ぼくぅーー、そんな簡単に倒せたら、苦労しないわ!!
本当に話を聞いてたの?!
すると、若い男性の姿が!?
!!変身!!
あはは、久しぶり、白米ーーー!!(笑)
白米もう1杯
シーー!!
いつの間にか、大きくなったなぁー!!!
立派な女性になって(笑)
白米もう1杯
うるさいわ!醤油!またセクハラ発言だぞー!!
看護師
シーーー!!
マリア
このかたは?
白米もう1杯
このかたは、ダリアン魔法特殊部隊のリーダー
醤油もう1滴!!
まぁ、おねぇちゃんは、覚えてないと思うけど。
マリア
白米のお兄さんねっ(笑)
そして、私は、ふく、、、、
てっ、居ないし、醤油!!
くっそー!!また、逃げたなぁー!!
全く逃げ足だけは、早いんだから。
マリア
あはははは
白米もう1杯
私達、魔法特殊部隊は、
時空を超え、
いろいろな世界へ行き、
悪さをしてる悪魔達だけ退治をしているのです。
勿論、過去にも、未来にも。
なので、歳を重ねているかた程、熟練した魔法使いなのです。
魔法使いトップ、
ダリアン様の年齢は、誰もまだご存知のかたがいないと思います。
つづく




