番外編 大規模クラウン"ノア"入団試験 三十
俺「どうやってあれを思い付いたんた?」
待合室にて、ユウコに教えを請う。
ユウコ「どげんして思い付いたかか〜」
ユウコ「難しか事言うなぁ」
俺「頼む!」
今は藁にも縋りたいんだ。
ユウコ「なんか…こう〜、ぱって思い付いたけん」
俺「……」
返答になってない…返答になってないぞ!ユウコ!
ユウコ「まぁ子供になったつもりでいることかいなぁ」
俺「子供…?」
子供…子供か、子供子供子供…?
ユウコ「リュウト…そん顔やめて」
子供の様な顔をしたら冷めた目で見られた…こっちは結構真剣なんだけどな…
ユウコ「ん〜、例えるならリュウト、1+1は?」
俺「…? 2だろ?」
ユウコ「うちならこう言う」
ユウコ「1や」
俺「………………?」
ユウコ「だってコップに入った水に水ば入れたって1やろ?」
俺「それって屁理…」
屈までは出なかった、なんか否定したら機嫌が悪くなるかもだし。
ユウコ「勿論これは子供になりきった時だけやけどね」
話を続けるユウコ。
ユウコ「うちは思うっちゃけど、こげん風に答えが常設化するのは、経験から答えば導き出すけんやて思う。」
俺「なるほど…」
何となくユウコが言いたい事が分かった気がする、上級者の多くは自分なりの答えや攻撃戦略の組み立ての仕方が決まってくる。
何故かというと、自分の経験からこれが最適だと決まってくるからだ。
つまりワンパターン、答えの常設化だ。
俺「ありがとう、ユウコ」
ユウコ「うん…リュウト手出して」
俺「ん?手?」
大人しく手を出す、そしたら思いきり手の平を叩いてきた…いやどちらかと言うとハイタッチなのかな?
ユウコ「待っとーけんね」
席を立つユウコ
俺「おう」
ユウコなりのエールだ、俺も席を立ち引き戸式の扉を開ける。
俺の牙は天才に届くかな?
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