ロードタウン 序
ここは地球とは異なる異世界。人々は、富、名声、力を得るため日々様々なダンジョンに挑戦している。これはダンジョンに魅せられたある一人の男の物語である。
ロードタウン入口付近
ゴードン「あぁ~、くたびれたな、数字と睨めッこは性に合わねぇなぁ」
レオン「野宿が続いたからな、クラウン連絡は私が行こう。明日の昼頃にクラウンの談義室にきてくれ」
マリー「ありがとうございます、では明日に」
走り去っていくマリーさん、今なら俺より速いんじゃないだろうか?
レネ「バイ」
ゴードン「俺も帰って酒と洒落込もうかね」
レオン「…あれリュウは帰らないのか?」
俺「あぁ、ギルビスさんに靴を新調してもらおうと思ってな…クラウン連絡は俺がしようか?」
レオン「いや、クリスさんと話したい事があるんだ。せっかくだから一緒に行かないか」
俺「そうじゃなきゃ、ここに残ってねぇ~よ」
レオン「本当か!では、腹ごしらえに露店で何か買おう」
俺「了解、銅像前に集合な」
とりあえず何を買うか、魚介類は高いから肉でいいか、だとするとあそこでいいかな。ここからも近いし。
歩いて2,3分、そこに俺のお気に入りの露店がある。
俺「大将、串焼き四本」
大将「あいよ!」
串焼きというからには、日本で言う焼き鳥みたいな物だが、ここの主流は塩で焼くだけの物が多い。だがこの露店は一味違う。どうやって作ったかは、分からないが甘じょっぱいタレにつけながら、丁寧に焼き上げた、故郷japanを思い出す一品だ。
故郷が恋しくて、日本ぽいのを探していた時に偶々見つけた俺のお気に入り店の一つだ。
大将「あいよ、串焼き四ちょう!」
それにしてもこのラーメン店みたいな、口調はなんだろうな。
〜10分後〜
俺「えっと、レインは」
銅像前で落ち合う約束なんだか、少し遅いな。
レイン「すまない!」
おっ、きたきた。
俺「何買ったんだ?」
レイン「酒だ」
そうだ…こいつ忘れてたけど酒豪だった。いやでも、腹ごしらえって言われた食い物かと思うだろおぉ!てか何でそんな満面の笑顔なんだよ!
俺「…飲んだろ」
レイン「よし、じゃあ食いながら行こう!」
俺「誤魔化すな!」
俺の頭チョップがレインを襲う。
レイン「あいた!」
俺「まぁ、俺も飲みたかったからいいけどな」
レイン「じゃあ、何で今叩かれたんだ?」
再度チョップがレインを襲う。まぁ、同期だしこれ位してもバチは当らないだろう。
その後はダラダラ話ながら歩いていたら、ノアに着いた。
俺「じゃ」
レイン「また、明日」
全く、レインは酒が絡むとテンションがおかしくなる。戦闘時のあの落ち着きはどこいったんだか。とりあえず、中に入ろう。入った瞬間、熱風が襲ってきた。受付でもこれなのに工房の中はどうなっているのだろうか。
?「いらっしゃいませ」
見てくださりありがとうございます、今回は何か中途半端のようがしますが大丈夫でしょうか?中途半端だな〜お思った方は申し訳ない!
それと、定期的に更新していこうと思っています。長い付き合いになれば嬉しいです。それではまた次回にお会いしましょう。