番外編 大規模クラウン"ノア"入団試験 十七
〜二次試験まで残り3日〜
ー東の森ー
俺「お〜い、ユウコ」
茂みをかき分けながらユウコ達の居る所へ入る。
ユウコ「何や〜?」
ユウコは丸太に腰をかけ、汗を拭いていた。
俺「一次試験の合格者通知がきたぜ。」
ひらひらと靡く通知書は茶色の封筒に入れられ、赤の封蝋で丁寧に閉じられている。
ユウコ「ぐっ…来てしもうたか…」
俺「…」
ユウコの封筒を渡し、切り株に腰をかける。
ユウコ「怖かね…」
俺「右に同じく…」
自然と体に力が入り、封蝋をちぎる手が震える。心臓の音が、刻一刻と大きくなっていく。
ユウコ「せーので、いくばい」
1つ深呼吸をいれ、意を決す。
ユウコ、俺「「せーの!」」
受験者No.0007
合格
俺「しゃぁぁあ」
ユウコ「やったぁー!」
全身から力が抜けるとともに、充足感が体を走る。芝生に体を預け、通知書を眺める。
ユウコ「リュウトも通ったと?」
俺「おう!」
ユウコ「じゃ二人で二次試験行けるなぁ!」
俺「そうだな!いや〜、でも本当に良かった〜」
一次試験
ユウコ
リュウト
合格
俺「そういえば、二人は?」
ユウコ「あっちでぶっ倒れとーよ」
二人共…ご愁傷様…
見て下さりありがとうございます。短かったり、長かったりと1話毎の量の差がありますが、ご了承下さい。ではまた次回に!
コソコソ話
二人が倒れていたのは、倒れるまで走らせたからです。




