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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

オレたちは必ず青春を謳歌してやる!

作者: アカウリ

ここは大陸一の学園だ。ここで卒業すれば良い職がつけるからと言われてオレは入学させられた。

周りを見ても強そうな奴や個性的なメンツがいるせいで、少し足がガクガクしてしまう。


そんな中オレ、ユーキ-ブラックリバー16歳は今日からこの学園に通うことになったのである。


「ちょっとユキなに緊張して門の前で仁王立ちしてんの?さっさと入りなよ〜」


こいつはオレの同居人のリリだ。黄色の髪色でとても小柄の女の子だ。


この学園は強さが絶対だ。リリはまだ13歳なのに、リリの姉が推薦した為学園に入学するようになったのである。


「緊張なんかしてない。ただオレもこの学園に入らないとダメだったのか〜と泣きの感情に浸っていたんだよ。」


「え〜、学園て青春を謳歌するものだってお姉ちゃんは言ってたよ、だからさきっと楽しいものだって、2年で終わるのは早いけどそこからの職はここから決めることができるらしいし、楽しんでこ〜?」


「わかった、わかった楽しんで卒業できるようにするよ、」


そして、オレとリリは一緒に門の中に潜り抜けていった。


「あ、あそこじゃない?クラス分けのメンバー」


「ほんとだ、オレのクラスは、、、って人数多すぎない?」


「そりゃ世間的にもいい印象だし、去年の首席の人は王族の騎士団に配属されたって言う噂で持ちきりだし、10年前の伝説だと勇者がここで誕生したとも言われてるからね〜」


「にしても数が多すぎるだろ、合計で500人もいるんだぞ、絶対ここでやばいことが起きる予感しかしない」


そう感じたオレの直感は完璧に当たっていた。でもそれはもう遅かった。


「ん?やった!私ユキと同じくクラスだ、見てみて!Eクラス

一緒にがんばろ〜」


「そうだね、頑張って卒業しよ」


そして、自分たちの教室に入った。教室は結構広くぱっと見だけでも40人くらいはいた。


「うわ、個性的な奴とか多すぎない?なんか嫌なんだけど」


「まあまあ、ユキは人見知りなんだから、ちょっとずつでいいから人になれていこうよ!」


「いや、オレは人見知りとかじゃないけどね。ちょっと学園の全体見て回ってくるわ、まだ全員いないしなんもはじまらんでしよ?」


「うん、そだね、ちょいと見に行こうか、」


そうしてオレたちは学園の周りを見に行った。この学園はとにかく広かった。広いしなんでもあった。


王都の市場と同じくらい盛えていたしトレーニング室なんていうところもあってさすが大陸一の学園だなって思った。


全部をぐるーと回ったあと、そろそろ時間かと思い教室に戻ってみた。


「あれ〜?さっきまでみんないたのにどっか移動しちゃったのかな?」


「ん?これは?教壇の上には剣が置かれてんだ?」


「なんでなんやろ?、てかもしかして私たち遅刻扱いにされてみんな移動しちゃったのかな、だとしたら急いで探さないと」


「!!!なんか違和感感じない?魔力がこの下から強く響いてる」


「そう?私ユキよりも魔力探知は低いから分かんないや、でもこの下から魔力が響いてるんだね、じゃあ床を壊してみよっか」


「バカか、なんかの罠だったらどうすんだよ、とりあえず他のクラスを見に行こうよ、情報収集がこの学園で大事だってリフが言ってただろう」


「そうだった、じゃあ集めにいこっか」


オレたちが情報を集めに行こうとした時、床全体が急になくなった。


「まじかよ」


「うっそ、やば〜」


いたたた、意外と深く無くてよかった〜、怪我は無し、リリは隣にいる、とりあえず大丈夫だな、周り見渡すとオレたちのクラスの奴らが集まっていた。


「ユキ〜、ここは?」


「どうやら、オレたちは地下に降りたってかんじだな、」


「え〜、じゃあどうやって地上に戻るの?」


「んー、それは、、、」


「静粛に!!!」


30歳くらいの男が大声を出した。


「おめでとう、君たちはこの立派な学園に招待された、この中から将来活躍するものたちが誕生するだろう。だが、ただ卒業するだけで良い職がもらえるほどこの世界は甘くない。今からお前たち100人で殺し合いをしてもらう。ルールは簡単だ。制限時間100分の間に殺した人数が多い者が地上に戻ることができる。規定人数は15人までだ。もちろん、制限時間内に15人になったら、そこで終了だ、もし、ここでリタイアしたいものがいるのなら、ここでリタイアしてくれて構わない、だがそれはあまりオススメはできない、なぜなら、君たちはこの学園に通うことができるかもしれないんだぞ?挑戦してみることも人生だ!だからリタイアせずに戦って欲しい。それでもリタイアしたいものは先生の所にこい!」


あの30代の男は先生だったのか、てか、今から殺し合いだと?冗談じゃない、なんで人を殺さなければならないんだ。この学園意外と狂っているのかもしれん、リフが通わせるようにしてくれたけど、これは相当まずい、脳内でリフをボコボコにした後、冷静になって考えていると、


「先生!僕はリタイアしたいです。そんな人を殺すようなことはできないんで、それに僕まだしにたくありません!」


「そうかそうか、ワタシは君みたいに積極的に前に出てきて意見を言えるものは素晴らしいと思う。よし!ここでリタイアしたいものはあそこにいるワタシのパートナーにいいにいってこい!行かないものはこの後、殺し合いを始めようとする。」


リタイアするものは20人ぐらいいた。


「リリ、お前はどうする?リタイアするなら今のうちだぞ?

まあオレはリタイアしようかなと思ってるけど」


「ねえユキ、私絶対にリタイアしない。なんでか分かんないけど今リタイアするのはホントーに良くない気がするの、だから殺し合いになっても絶対に一緒に生き延びて青春を謳歌しよ!」


「え〜、分かったよ、リリがそこまで言うのならオレも死に物狂いで頑張ってみるよ、」


「大丈夫、なんかあったら、私が助けてあげるから、ユキよりも強いし、」


そう言い、リタイアするメンバーは扉の中に入っていった。


「なあ、りり、さっきまであんな所に扉あったっけ?」


「え?ホントだ、知らなかった」


「さて!リタイアするメンバーは26人でした。ホントーに残念です。26人がいなくなり、74人での殺し合いになってしまいました。さて10分後、殺し合いが始まります。大丈夫です。みなさんが殺した人数はワタシたちで確認するので思う存分やっちゃってください。っとその前に相棒!」


大声で言った後、扉から相棒と思われる女性が出てきた

「みなさんは今からリタイアするものがどうなるのかを見せます。あなたたちはとても素晴らしい勇敢なものだったのだと褒めて差し上げます。ではご覧くださ〜い!」


そういい、相棒の人は岩の部分を透明にした。そのところからリタイアしたメンバーが出ていた。


「3、2、1、ポチッと」


ボタンを押した瞬間上から無数の針が降りてきており、リタイアしたメンバーが殺されていった。


「ハハハハハ!ざまぁないですねぇ、愚かな選択肢をしたもの、そんな生徒はここには入りません、さて、良いものが見えましたし、ホントーに始まります。10分後、楽しい楽しい、殺し合いの始まりでーす。逃げるものは逃げていいですよ、なにをしても地上に行くことはできないのですから、」


そう言われ、オレとリリはすぐに逃げていった、


「はぁはぁ、リリに信じて正解だった。マジ助かったさんきゅー」


「ホントよかった生きてて、じゃあ、今から生き残る方法考えて絶対に青春を謳歌しようね、」


これはオレとリリが青春を謳歌する為に最初に頑張った戦いであった。




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