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リムファイア、センターファイア式について

 現在使われる金属製薬莢を用いる弾薬にはリムファイア式とセンターファイア式の点火方式があります。

 また、この二つの方式を取り込んだ弾薬を指してリムファイアカートリッジ、センターファイアカートリッジと呼称する場合もあります。

 

 まずセンターファイアですが、こちらは薬莢底部の中心を撃針が叩くことによって弾が発射される方式です。

 リムファイアカートリッジは、圧力が加わると燃える起爆薬、撃針の衝撃を受けて起爆薬を発火させる発火金、起爆薬と発火金を入れるカップ、これらを組み込んで一つにしたものが雷管 (プライマー)と呼ばれる部品になり、薬莢側の底部中央の窪み(プライマーポケット)に埋め込まれています。

 薬莢の底の中心に丸い円みたいな別パーツが付いてるやつが雷管です。その丸いのが雷管でありカップの底の部分ですね。雷管を取り外すと薬莢の底はプライマーポケットという円柱型の窪みというかスペースが空いてます。

 センターファイアの弾薬は多分映画とか漫画でよく出てくる一般的なやつなので皆さんも見たことあるかと思いますよ。


 点火のしかたは、カップの中に三枚羽のブーメランのような形で真ん中が突起になった形状をした (形状にはいくつか種類があります)発火金が組み込まれ、撃針がカップ底部を叩きへこませるとその部分と発火金の突起部分とで起爆薬を挟み、その衝撃で起爆薬を発火させプライマーポケットに空いた大きな穴、伝火孔と呼ばれる部分を通って薬莢内の発射薬に引火させ弾丸が薬莢から押し出されるといった感じです。

 また、センターファイア式弾薬にはボクサー型とベルダン型の二種類があり、ボクサー型は薬莢底部、プライマーポケットの中央に伝火孔が一つ空いているもので、雷管の取り外しがしやすくリロード、薬莢を再利用して弾薬を作る方のですが、それがやりやすいようです。なのでリロードが盛んな国で人気のようですね、アメリカとか。

 ベルダン型はボクサー型と違い、プライマーポケット中央に突起がありそれが発火金の役割を持つのでカップに発火金はありません。伝火孔はプライマーポケットの突起部を挟んで左右に計二つ小さな穴が空けられています。こちらは雷管の取り外しが難しく、リロードに不向きなのであまりそういった手法を用いられない国、ヨーロッパなどで使われるそうです。

 センターファイア式は薬莢底部のセンター部分に強い衝撃が加えられない限り余程のことがなければ起爆薬が発火してしまう可能性も低いので、後述するリムファイアカートリッジより比較的安全に使用できます。火の中に放り込まれるなどで装薬が発火してしまう場合もありますし経年劣化でどこかが傷む可能性もありますから絶対安全ではありませんが。

 

 リムファイアは起爆薬が薬莢内のリム、薬莢底部の出っ張った部分ですね。そのリムの中の外周部、ふちのところに起爆薬が直接込められているものです。なのでセンターファイアのような複雑な部品を用いず薬莢底部の外周部を撃針が叩くことでリム部分が潰れ中の起爆薬に衝撃を与えて発火させます。

 センターファイア方式と違って弾薬底部の外周部全てに起爆薬が入っているので、何らかの拍子にぶつけたり潰したりで暴発の危険はこちらの方が高いです。不発率もこちらの方式の方がやや高めの傾向があります。

 さらに、構造上大口径の弾薬に用いることが出来ないので殆ど小口径弾です。ですが悪いことばかりではなく、製造にかかるコストが安く他のセンターファイア弾薬と比べ比較的安価に購入できるという利点もあります。日本でもライフル競技で使用したり、海外でも遊びで撃つのに使ったりと色んな用途で使われてますよ。代表的な弾薬だと.22LRあたりですかね。

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