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軍人、一般人、犯罪者の思考

 今回は少し小火器のことと、ちょっとだけ心理的な方面でのお話になりますね。

 ついこの間とある動画サイトで、ある動画を見ていた時のことです。体に当ててるのバレるようなレーザーサイト犯罪者が使わないだとか、民間人が持っている銀色の銃に派手すぎて敵に見つかるだとか、まあそういう感じのコメントを見つけてしまったわけです。まあ本気で言ってるわけではないのかもしれませんが。

 

 では、本当に犯罪者は自分の場所を知らせるような装備を選ばず、民間人は実戦で有用な効果を持った銃しか選ばないのでしょうか?

 残念ながら一概にこれはイエスとはいえないのです。

 その手に握った銃、それを求めた人の心理について考えてみましょう。


 例えば、犯罪者の場合です。もし憎い誰かを殺したくて、でも掴まるのは嫌だから暗殺することにする。こういった場合は、サプレッサー付きの狙撃銃でスコープを使い遠くから狙撃知るのが妥当でしょう。

 ですが、もし犯罪者が恐怖に逃げ惑う人を見ることに悦を見い出した人だった場合はどうでしょうか?あえて人目につくようにレーザーサイトを使い、通りを歩く人々の体に当てて逃げるのを観察するかもしれません。あえて派手な格好と派手な銃を使い、わざと警察や民間人の目を引くことを目的とした犯罪者がいるかもしれません。

 合理的な装備は、そういった人達には無用の代物になりうるのです。


 一般人も同様です。軍が採用しているような銃や、高価な銃は性能もよくて非常に便利です。

 ですが、そういった使いやすい銃は時としてデザイン性に欠くことがあるんですよね。使いやすさを追求すると、見栄えがどうしても悪くなる部分が出てきてしまうというか、そんな感じです。私もSIGのP226は現行タイプの方が使いやすいですが、外見は旧タイプの方が好きですし。

 そうなんです、外見が好みかどうか。これって結構重要なんですよね。戦闘で使い命を預ける軍人ならともかく、ハンティングや遊び撃ちしかしないような人なら外見で銃を選ぶというのも選択肢の一つになるんです。

 銀色のデザートイーグル、かっこいいですよね。個人的には黒の方が好みなんですが、シルバーやゴールド系の銃は結構いろんな人に好まれます。高級感みたいなのがあるんでしょうかね。

 そんな感じで、やっべぇかっこいいこれにしよう!なんて銀色ピカピカの銃を買っちゃう人だっているかもしれません。


 もしくは、ゴテゴテに装備つけるのが好きな人で、オプションパーツを買い漁ってそれを一つの銃に付けるのを趣味としている人もいるかもしれません。おふざけ込みで。

 民間人なんて一番自由ですからね、その人の目的によって銃は実用一辺倒からヘンテコなのまで様変わりします。

 

 また、普通の人なら経済面を考慮して銃を選ぶ場合もあるはずです。安くて脆いけど、自衛その他諸々の理由で一つはほしいからとりあえず買っておく、みたいな。

 こういった人は、軍で採用されてたりすごく性能の高い高価な銃は最初から眼中にはありません。そういう層を狙ったメーカーすらあるくらいで、安くてもある程度品質を保った銃なんかもメーカーによっては製造されていますから。

 大抵そういう人は、メンテナンスが必要ない(絶対にしなくていいというわけではありませんが)銃、リボルバーあたりを選ぶはずです。もしくは店員さんにお勧めされるんではないでしょうか。

 銀色の……ステンレス製の銃はサビにも強いのであまり撃たない人には性能の良い銃よりも好まれるんじゃないですかね。


 上記二つに対して、軍人さんはやっぱり戦場で使うのが目的ですから、派手なのは当然だめですし堅牢で高性能、ついでに必要最低限のパーツを付けて運用するはずです。

 

 

 とまあこんな感じで、誰かれ構わずとにかく実用的な銃を使うってわけでもないのですよ。

 それぞれの目的や考えあってのチョイスがあるのです。性能を重視する人もいれば、外見やコストパフォーマンスで選ぶ人もいる。あるいは無駄だけどそんな無駄な装備をつけているのがかっこいいとか、人それぞれですね。

 

 小説のキャラクターでもそうです。高校生なんて年頃で、もし銃が一般に普及し自由に使える世界だったら、日本ならデコ銃とかいってシール貼ったりする女子高生もいれば、金銀の銃を振りかざす中学生がいるかもしれません。

 その人の思考、目的に沿って銃の選択、状態を考えてみてはどうでしょうか。実戦で有用なものだけが選ばれるのではないのです。

 奇抜な装備に見えるようなものこそ、その人が求める形である、なんて場合もあるのですから。

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