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サイトと銃口の位置は違うのになぜ狙った場所に当たるのか?

 今回は、銃に付ける照準器のことについて解説します。


 テレスコピックスコープやダットサイトは、銃の上部に装着するため、銃口とはかなり位置がずれてしまいます。

 なのに、なぜスコープで狙ったところにちゃんと着弾するのでしょうか?

 もちろんそう調整しているからなのですが、実際どのようにやっているかなどはなかなか漠然としていて分からない方も多いと思いますので、簡単に説明させていただきます。

 とはいえ図が無いと完全に理解していただくには難しいかと思いますので、この記事を読んだ後で検索をかけてみてもいいかもしれませんね。

 

 まず、スコープやダットサイトを覗いた時に見えるレティクルの中心、そこから標的までを結んだ線を照準線というのですが、何も調整していない状態だと、銃口よりもサイトが高い位置にあるので、狙った場所よりもやや下に着弾してしまいます。

 そこで、銃口から出る弾の弾道と、照準線がどこかで交差するように照準器を調整するわけです。


 ここで重要なのは、基本的にはお互いまっすぐ進むので、交差はしてもずっと重なり合うことはないという事ですね。そして、交差した後はまた間隔が広がっていくという事です。

 なので、例えば50mの位置で照準線と弾道が交差するように調整すると、それ以上の距離になると照準にズレが生じてしまいます。

 また、照準線はいつまでもまっすぐですが、弾道は、弾が重力の影響を受け徐々に落下していくので、変化します。なので、弾が落下してきた時に再び照準線と交わる機会があるという事になりますね。

 

 つまり、調整した距離では確かに狙った場所へ着弾へ着弾しますが、そこから10m、100mと離れれば離れるほど照準は狂ってきます。

 銃口とサイトの位置が離れていればいるほどずれが大きくなりますので、サイトの位置が高くなってしまう直銃床の銃などは、特に注意が必要でしょうね。

 

 なので、接近戦用に調整してある無倍率のダットサイトなどで狙撃は、なかなか難しいのです。

 100mも離れてしまえば、頭を狙うなんて至難の業でしょう。

 

 弾丸の落下し始める距離や弾速などは弾によって変わってきますので、一定ではありません。そこも注意してください。

 また、本来なら風なども影響も受けるので、いくら照準を調整しても、精度には限界があります。調整した距離だから必ず当たるというものではないという事も覚えておいてくださいね。


 今回は、ゼロイン調整など本当の照準の調整に仕方は省かせてもらいます。そちらは要望があった場合、記事にしたいと思っています。

 なんとなくでいいので、サイトの位置が違うのになぜ当たるのかと、調整したから大丈夫ではないという事、それだけ分かってもらえれば、十分です。

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