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◆氷の仮面 ep5

<ep.5.>


 僕と天野は結論を出した。

 元通りに、離ればなれになろう。

身を寄せ合ったら、氷が溶けてしまうから。そしたら泣いてしまうから。

 天野はあの翌日に家を出ていった。僕らは愛を込めてお互いに「大嫌いだよ」と言って、別れた。

自身が、ジョーカーであるために。

あるいは、パブリックエネミーであるために。

あれ以来、僕らは一度も会話をしていない。彼女携帯電話のアドレス帳も削除した。

おそらく、これが一番いいのだ。

その証拠に、氷の仮面が着実に固まってきている。ぜんぜん傷つかない心。

そしてその仮面が亀裂だらけになった時、僕はまた誰かと一緒に過ごすのだろう。

それは天野かもしれないし、他の誰かかもわからない。

 でも思うのは、その時に誰もいなかったら僕はおそらく死んでしまうだろうということだ。

それはちょうど、あの日、電車を遅らせた誰かのように。

 だから、僕は少しだけ、あの公共の敵に感謝した。



 氷の仮面 了


<あとがき>


 おそらくはじめましてですね。苛性ソーダです。こんにちは。

「言いたいことは全部作品に込めたぞい」と言えたらいいのですが、そんな技量もない上、ぼくはけっこうおしゃべりさんなので、こういう形であとがきを載せさせていただきます。ご了承ください。


 『氷の仮面』編はこのお話で終わりになります。いかかでしたでしょうか、


 今回は、意識して書いた点が三つあります。

一つめは、『さびしさ』や『逃避』をテーマにして書くこと。

二つめは、比喩を意識して主人公の心情などをきれいに表現すること。

三つめは、主人公の名前を出さないこと。

 です。言葉の選び方なんかも、少し工夫しました。冬の空気の感じや主人公の心情なんかが上手く表現できていればいいな、と思うのですが、どうでしょう。


 『氷の仮面』編は終わりましたが、メッセージが浮かんだらまた更新するかもしれません。


 『氷の仮面』編についての感想や指摘、アドバイスなど、いただけると嬉しいです。


 あまりぐだぐだと長く書いてもいけませんね。ということで、今回はここらで失礼します。

では、ここまで読んでくださった方、ありがとうございました!


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