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悪役令嬢、おばあちゃんの知恵で大聖女に?! 〜『医者の嫁』ライフ満喫計画がまったく進捗しない件〜   作者: 小早川真寛
2章 精霊編

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【キースのメモ】手作り入浴剤(6月14日追記)

【キースのメモ】を追記してから、アクセスが増えたので勝手に「好評」ということにして追記していきます。

やはり本編には驚くほど関係ありませんので、読み飛ばしていただいてOKでございます。

【入浴剤メモ】

・ミカン風呂

効能:肌荒れ、血行促進、冷え解消

注意:みかんの皮に含まれる精油成分が肌を刺激する場合もある。


材料:みかんの皮4~5個

作り方

1:みかんの皮を天日干しにしてカラカラにする。

2:木綿の布に包み湯舟に入れる。



・紅茶風呂

効能:髪のダメージ補修、肌の炎症やシミ予防、リラックス

注意:残り湯を洗濯に使うとシミになる恐れがある


材料:紅茶の茶葉(ティーバッグ3~4パック)

作り方:飲んだ後の使用済みティーバッグをお湯に入れる



・牛乳風呂

効能:保湿効果


材料:牛乳…お湯に対して1割

作り方:お湯に牛乳を入れて混ぜる



・干葉風呂

効能:冷え体質を改善


材料:大根の葉…1株分

作り方

1:1週間ほど陰干しして、カラカラにする。

2:木綿の布に包み湯舟に入れる。




「どれもこれも簡単なんだよな――」


 メモを見返しながら、なるほどとキースは頷く。どれも天日干しさせてカラカラにして入浴剤にするか、そのまま入れるだけである。


「だけどグレイスが準備しないと誰も準備しないんだよな。もったいない」


 診療所が森に移ってから男湯の入浴剤をキースが設置するようになった。そのため日替わりで様々なお湯を楽しめるが、それまではグレイスが森に来た時にだけお湯が変わるプチイベント状態だったという。


「まぁ、ただのお湯だけでも凄い効果があるからな」


 そう言って露出している自分の腕を触る。元々肌質は悪くなかったキースだが、森に来て毎日温泉に入るようになってから見違えるほど肌質が良くなっている。キースはふと自分の腕を触る手を止めて、ある考えに至る。


「グレイスの肌もスベスベなんだろうな……」


 何度か触れたことがある小さな手は何時も吸い付くような肌触りをしていたことを思い出す。おそらくその感覚は手だけではないのだろう。頬に首筋に……。そこまで考えてキースは慌てて邪念を追い払うように首を振った。


「温泉の成分が肌にどのような効果をもたらすか、ユアンと一度研究する必要があるのかもしれないな」


 キースは無理やり話題を変えながらも、自分の中で大きくなりそうな願望に対して小さくため息をついた。


【追記】

6月14日追記いたしました。

本編は午前6時頃に公開予定です。


【参考文献】

NPO法人 おばあちゃんの知恵袋の会(2010年)『おばあちゃんからの暮らしの知恵』高橋書店

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