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悪役令嬢、おばあちゃんの知恵で大聖女に?! 〜『医者の嫁』ライフ満喫計画がまったく進捗しない件〜   作者: 小早川真寛
3章 聖女篇

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【キースのメモ】スープレシピ(6月15日追記)

6月15日に追記いたしました。

本編には関係のないエピソードですので読み飛ばしていただいてOKでございます。

【スープのレシピ】

≪牛すじポトフ≫

材料:牛すじ500g、生姜1かけ、ネギ青い部分1本

野菜(玉ねぎ、キャベツ、ジャガイモ、ニンジンなどお好みで)、白ワイン1カップ、ローリエ2枚、塩コショウ適量


作り方

1:(牛すじの下処理)たっぷりの水に牛すじを入れて、火にかけるアクが出てきたら1分ほど沸騰させてザルに上げる。


2:(牛すじの下処理)牛すじの表面についたアクや汚れを水で綺麗に洗い落とす。


3:(牛すじの下処理)生姜とネギを加えて再び水から茹でる。アクを丁寧に取りつつ水が減ったら足しながら1時間半~2時間ほど茹でる。


4:白ワイン、牛すじ、ローリエ、食べやすい大きさに切った野菜を入れて煮る。塩コショウで味を付けたら完成。



≪チキンスープ≫

材料:骨付き鶏肉400g~お好みで、にんじん1本、玉ねぎ2個、セロリ1本、にんにく3片、塩小さじ1、水具が被る程度


作り方

1:野菜は食べやすい大きさにカットする。


2:鍋に全ての材料を入れて、材料がひたひたになるように水を入れ、火にかける。


3:一度沸騰したら弱火にして1時間~2時間煮込む。水が少なくなってきたら適宜足す。





 キースはメモを見ながら、スープの味を思い出して思わず笑顔になる。


「手間暇はかかっているけど、美味しかったな……」


「あら、キース様、何か召し上がりたい料理でもございました?」


 台所に立っていたグレイスはキースの独り言に勢いよく振り返る。


「大丈夫。君の作る料理はどれも美味しいって話だから」


「できるものでしたら善処いたしますので、ぜひ仰ってくださいね」


「その時はお願いするよ」とキースは答えながら、ふと彼女の料理の腕について疑問が湧いてきた。貴族の間でも大きな力を擁する公爵家の令嬢であるグレイス。王妃教育は受けているのは知っていたが、いつ料理について学んだのだろう……と。


 何度も公爵邸に足を運んでいるキースだからこそ、その疑問を抱かずにいられない。公爵邸には料理人だけでも数十人がおり、通常の食事を用意するだけでも料理場は戦場のように忙しい。そんな場所に果たして、グレイスは足を踏み込め料理を教わることができたのだろうか……と。


「今日はチキンスープをアレンジいたしますわね!」


 だが目の前で台所に立つ少女は、そこに立つのが当たり前といった様子でテキパキと料理をする。そんな後ろ姿を見つめていると、次第に『この姿を見ることができるのは、自分だけかもしれない……』という密かな優越感の方がキースの中で大きくなっていき、先ほどまで抱いていた疑問は消えていくのだった。



【追記】

6月15日に追記いたしました。

本編は本日午前6時に公開予定でございます。


【参考文献】

白ごはん.com:牛すじの下処理とゆで方(最終閲覧日:2019年5月21日)

https://www.sirogohan.com/recipe/gsuji/


【御礼】

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