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黒き森本草綱目

黒き森本草綱目 分類・薬草【希なる翡翠水晶の雫】

作者: 雪待

希なる翡翠水晶の雫クァ・デュメス・ロ・ア


真名【<@,@"@"@,@/5x%~>】


外見:五角形の5枚の葉が輪に広がった濃緑色の野草


解説


「神気が、濃密な場所に群生する植物であり、山深い場所に(おも)むかねば入手が難しいため、採取される事は(マレ)な薬草である。

 特に北の霊峰の麓にある【黒き森<〓〓〓@~>】の物は、最高品質を誇る。


 もしも【黒き森<〓〓〓@~>】で、【希なる翡翠水晶の雫】が群生する場所を見つけることが出来た幸運な者には、薬師(くすし)の神「シメルト」より迷い果(マヨイガ)客人(マロウド)として篤い加護(あついかご)を得られるであろう。」


薬効


 1:解熱と鎮静作用及び高い抗菌作用

 2:食欲増進と消化器官の病を癒す作用がある

 3:外傷の回復速度向上

 4:更にいくつかの手順を踏めば疲労回復、向精神作用を得られる薬草茶など便利な使い方がある


採取方法


 「【希なる翡翠水晶の雫】の葉を摘む場合は、根を残し茎を手折ること。

 なぜなら神気が、濃密な霊験あらたかな地であれば神気の力を得て幾度も成育が可能であるからである。


 大地の恵みと、薬師の神「シメルト」への感謝の心を忘れず丁寧な仕事を行う事こそが、薬師の神<〆√>に認められし至高の癒し手(しこうのいやして)へ至る第一歩である」


使用方法


【外傷に対する、薬剤の調剤及び処方手順】


 分量 外傷の範囲が掌の大きさにつき一葉

 ※特に重篤な場合は十葉以上を用意する事


 1:すり鉢に葉を納め、葉一枚に対し清浄な水(霊験(れいげん)あらたかな霊峰の雪解け水があれば最良の薬効を得ることが可能)を薬指の先にすくう。

 すくった一雫(ひとしずく)を葉へ落とし、葉をしっかりとペースト状になるまで、練り上げるようにすり潰す。葉脈(ようみゃく)部分もしっかりと砕きすり潰すべし


 2:練り上げた薬剤を掌に取り、掌全体を用いて患者が快癒(かいゆ)する姿を、脳裏で強く浮かべ薬師の神「シメルト」へ快癒の願いを捧げよ。


 3:患部に薄く塗布した後に、清潔な布を当て養生すること。

 薬効が及ぶ範囲は施術を行った者の手のひらが触れた部位である。


 4:快癒に必要な時間は患者の個人差もあるが、必要に応じて葉を煎じて塗り重ねると良い


【疲労回復・喉の痛み・胃痛及び消化器系の不調】


 葉を一葉薬缶におさめ湯を注ぎ数分蒸らしたモノを飲用すべし




※他にも効能はあるので後日追記予定


 



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