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王道とテンプレの違いについて考える。

 ファンタジー物だけでは無く、歴史物もVRRPG物も、特殊な能力で俺つえ~して居るとの感想を頂いた。これは中々難しい問題だ。


 基本的に物語の主人公は勝たねばならない、要は勝ち方の問題で内容的にはさほど変わりないのだ。じゃあ、なんでテンプレだなんだのと騒がれるんだ?


 そもそも、テンプレと王道とは何だ?


 よくハリウッド映画は、序盤で離婚の危機に有る夫婦が出て、宇宙人の侵略か天変地異による苦難を乗り越えて、夫婦のキスで終わるパターンが多いよね。


 王道とテンプレとは認知度の差ではないのだろうか?

 じゃあ、小説家になろうに置いて「異世界転生」「最強」「ハーレム」はもう王道なのではないのだろうか、運営もこのタグ付けて下さいねと言わんばかりではないか。


 テンプレがダメだと言う人はドコがダメでどう改善して欲しいと言う所まで言って初めて批判じゃなかろうか? ハッキリ言わないから私が考察エッセイなど書かねばならないのだ。


 じゃあ、私が言わせてもらおう、私の子供の時から、少年漫画はすべて格上に挑むのが、ヒーロー像として出来上がっている。今の最強主人公じゃ物足りないぞ、どうせ物語の中盤辺りから苦戦し始めるんだ最初から苦戦してもいいじゃない。


 別に主人公最強でも良いが、空条承太郎やアーカードの旦那の様な強者の強者らしい魅力を見せてくれ。「慢心せずして何が王か」の人でも良い。基本苦戦の理由は舐めプで良いだろう。この辺りの人物の内面を一人称で書ければ面白いと思う。


 自分で書いて見て思ったのですが、書籍の大体の文字数である10万文字を書くに辺り、RPGのレベル1に相当する所から始めると異能の一つも無いとボス戦がショボくなるな。盛大に失敗しているので気になる人は見に来ると良い。あえてテンプレは少し外して書いて有るので、あ~作者さんやっちゃったなと言う意味では面白いと思うぞ。(ダイマ)


 書籍化を目指して、継続した発行も目指すなら、10万文字で話を進めた先で遭遇する敵は、それなりに強敵でないといけない。終始ゴブリンに苦戦し続けるアニメも有ったがああ言うのはマレだ。だとすると転生して来た主人公が強敵と戦う為には何らかの仕掛けが居るな。


 なろう小説は素人が書いて居るので、風景などの描写で世界観を表現し辛い。それを現代人を送り込んで読者の共感を得たり、マニアックな知識で知的好奇心をくすぐる事で補っている所が有るよね。


 読者の方も子供の時の様に純粋に物語を楽しめない歳になって居るので、物語に没入するには色々と理屈が必要なのだろう。


 私の子供の頃は、かめはめ波を撃てると信じて止まなかったガキだったが、傘でマンガの登場人物の剣技を真似た事の有る奴は居るだろう。あの頃は純粋に物語を楽しめたよな。


 今はどうだ、人間の限界値を肌で知り、壁は乗り越える物では無く迂回する物などと考え始めたら、心は荒み、純粋では無くなってしまったな。もう物語を純粋に楽しむのは難しいだろう。酒でも飲んで判断力を鈍らせて見るのが丁度良い位じゃないのか?


 仮に、子供の物語への没入率を100としたら、俺達は頑張っても半分も行かないだろう。トリップするには、理屈が足りない、描写が足りない、目新しさが足りないなどと、文句が出るだろうな。これはどんな名作でも文句が出るんじゃないか。


 色々な物を見すぎたんだ。

 良い事も悪い事もな。


 そもそも、ライトノベルは10代や20代前半に向けた物だ、それをアラサーの人間が読んで面白い訳が無い、出版社は普通の小説に呼び込みたかったのだろうが、そうはならなかった。中途半端で取り残された奴は、読書迷子だ。


 もう、ヤングジャンプとかからネタ引っ張って来た方が受けるかもな、東京喰種の様な救いの無さそうな話や、嘘喰いの様な心理戦を楽しむ話なら喜ぶだろうか?


 出版社も薄々気付いちゃいるが、今も当たっている作品が有るので中々業態変更ができないだろう。小説家になろうは非商業作品なので、そんな作品を生み出す事は出来る。そしてココでウケれば本になる。


 オーバーロードが当たって居る時点で需要が有りそうだ。

 あれを書くのはセンスが居るが、せっかく蹂躙カテゴリーを切り開いてくれたんだ研究する価値は有るよな。 


 人相手に蹂躙するのは倫理が邪魔して書けないか、アメリカではゾンビ物がウケるらしいが、アレなら蹂躙しても大丈夫そうな感じがするな。ゾンビ物はこちらも感染での一撃死が有るからハラハラ感が有るのかもしれないがな。


 よく、株式投資や仮想通貨がテレビで紹介されると、そろそろ下火になって来たので投資家が売り抜けたい為に、メディアを通じて宣伝して一般人に売りつけたいと言う意図が有り、実際には落ち目だと言われているよね。


 ネットであれこれと言われて居る、小説家になろうのテンプレも落ち目で読者は新な価値観を求めて居るのかもしれない。王道ファンタジーは廃れる事は無いがインパクトが足りない。ダークファンタジーなどの邪道で勝負をするべきだろうか?


 バトル物に飽きられたら箸休め的な理由で、日常系や食堂物が当たったりするよね。そう言った意味ではどんな作品にもチャンスは有るな。何度か修正をかけて面白さを出して、地道に宣伝すれば芽は出て来ると思う。その人にしか書けない世界を見せてほしい。


 最後に一言


 アニメやラノベに詳しい方はおられぬか、流行は循環するなどと言われているが、剣と魔法の世界は一巡して戻って来た。次は何は当たったのだろうか? 学園ラブコメ物か? 私は20代前半は仕事に没頭していてその業界には詳しくないので説明していただければ、次のヒットジャンルの鍵が掴めるかもしれない。

 


 

 

 王道ファンタジーはテイルズオブ何とかの話が近い感じがする。

 ヒロインに岡惚れした主人公が、気に入られようとして事件を解決していくと、いつの間にか世界を救って居た様な感じですかね。ゲームだとヒロインは比較的早くパーティに加入しますが、王国の至宝と呼ばれる姫に岡惚れした一兵卒が、近衛兵又は英雄まで出世して結ばれるストーリーとかは読んで見たい気がする。

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