表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/9

ハーレム物について考える。

前話を少し加筆修正しています。

 先回の話の続きですが、聖戦士ダンバインとかは、私の物心つく前のアニメでしたが、魔神英雄伝ワタルとかは世代でしたね。両方とも異世界転移物です。どうりでなつかしい訳だ。昔からガンダムの足が、あんなに細いのに折れないのがおかしいと言う声が有ったので、異世界だから物理法則が違うんだよと逃げ道を作ったようですね。


 いつの時代も重箱の隅をつつく人は居るらしく、そのせいで表現の自由が失われた気がしました。


 さて、アラサーのお父さん達から取材して来た所、嫁さんに求めるのは……



「多くは望まないから、俺をもう少し立ててくれ」


「他所は他所、家は家、平均以上稼いでるんだから、少しは我慢してくれ」

 なお、身近な人間の平均値で有って、社会全体の平均値では無いもよう。


 だそうだ、そんなお父さんに求められるのは一歩引いてついて来る女性だ。

 これは今も昔も変わらないな。


 が、しかし、これが超絶書き辛い、個性を出すのに苦労する。

 そりゃ、一歩引いてるんだから没個性に成るのは当たり前だな。


 北斗の拳の原作者も扱いに困り途中で、この系統のメインヒロインを殺した位だからな。花の慶次の、お松の方は少し天然ボケが入って居る様な気がしたが、あまり登場していないな。


 強いて言うならリゼロのヒロインかメイドがそう言ったタイプだった様な気がするので参考にしてくれ。


 あまり参考にならない調査結果ですまない。

 もう、男女平等パンチで定評の有る上条さんの様な主人公にした方がウケるかもな。

 本宮ひろし系の漫画が、時折受けるのもこの辺りが理由だろうか?


 個人的な見解ですが、今の異世界転生の流行りは人口の多いアラフォー世代が支持し、口コミで若い世代が釣られて居るんじゃないかと見ています。


 しかしながら、上記の2作品は少し説教くさい、若手社員を見るかぎり、職場であれだけ説教されて、創作物の中でも説教をされたくないだろう。そうすると登場人物がイエスマンばかりの作品にするのが最適解か?


 正直アホくさいと思うが、これがウケてるんだよね~


 実際に商品として金になるかは自分で判断してくれ。なろう内でPTを取るだけなら良いが、更に上を目指すなら、もう一押し必要だと思われます。


 さて、前振りが長くなりましたが、今回こそはハーレム物について語りたいと思います。


 個人的には、若い時に読んで居たラノベのヒロインは一人だけだったので、ハーレム物に関しては今の流行りなのかな~ 程度に感じていました。


 私の場合、オッサンの夢を具現化する、一歩引いた女性をメインに据えた為に、使い勝手が悪く新キャラに手を出してしまいました。ここで失敗したかなと思った要素は、結婚したら幸せになりそうな女性と、実際に落としたい女性は違います。


 タイプは人それぞれなので、色々なパターンを用意しないと読者ウケが出ないので、所謂ハーレムと言う物が出来たのではないかと思っています。


 そして、実際に書いて見た所、話しを転がすのに最適だった。

 先に書いた一歩引いた女性も、暴力ヒロインの制御役と言う形で活かせる事が出来る。


 テンプレの代名詞のツンデレ女子ですが、突っ込み役に使えます。

 なろう小説の主人公は大概異世界から来た人なので、現地の常識が欠如しているはずなので、「しょうがないから、私が教えてあげるわ」と説明役から入り、何故そうなったと突っ込みを入れる事により、まあそう言う事も有るのか? と、世界感に深みを持たせる事ができそうです。


 私の場合見切り発車で出発したのでこの教訓は生かし切れて無いんですけどね。取り合えず明日への糧にするとしましょうかね。


「話を回すなら男でも良いんじゃね?」と思った女性読者様もおられるだろう。

 だが、私の性別は男だ。女性キャラが居る方が華が有る様に見えるな。

 この辺りは感性の違いなので、永遠に判り合える事は無いだろう。


 後はハーレムの見せ方かな。物語の完結後の後日譚で自分の好きなキャラと結婚させるのが適切だと思う。文句が出たらIFルートの話でも作ってやる位の気持ちで良いと思う。無双系が好まれる状況で、物語にハラハラ要素を入れるとしたら、メインヒロイン争奪戦を密かに行うと、作者のウサも少しは晴れるんじゃないか?


 まあ、複数の女性に手を出して居る男も現実に居るので、そういった願望も有るのかもしれない。そう言う人は是非自分の願望を具現化してくれ。今のハーレム物は男が女に興味が無さそうな所に違和感が有る。元々女好きの主人公ならば、逆に面白い物が出来るだろう。


 小説は作者の脳みその中身を垣間見れるツールだ。一見同じ様に見えって微妙に違うんだ。そこが楽しみの一つだと思う。他者とは違った感性は金になる。これは常識の凝り固まったオッサンには書けないだろうな。若者の特権だろう。


 昔、「キャベツ畑を信じている子供に、無修正のポルノを見せる様な下卑た快感」と言う一文を商業誌の、しかも少年枠で乗せた漫画家が居たんだけど、当時子供だったので意味が分からなかったが、改めて読み直すと凄い感性だなと思う。


 常識の枠に捕らわれない、社会不適合者の方が面白い物が書けるかもしれない。


 そもそも作家とはそう言う生き物じゃなかったのだろうか?

 猫も杓子も小さくまとまり面白く無い世の中だ。

 そんな世界に収まらない物語を見せて欲しい。


 恐らく、今の小説家になろうの流れを変えれる奴はそう言った人だろうね。

 書きたいけど、時流じゃ無いと物怖じしている読専の方はおられるか?

 是非とも書いてくれ。最大限に評価しようじゃないか。



 最後に一言


 ココを読んでる女性の方エッセイなどで、我々に女の落とし方を伝授してくれないだろうか? 

 私はこう場合にキュンと来るとかの小話でいい。

 今のチョロインと呼ばれる流れが嫌いなんだろ?


 じゃあ、変えるしかないじゃない。

 作品のリアリティーの為に一肌脱いではくれないだろうか?

 少なくとも私は評価し聖女様と称える事を確約する。


 なんか又微妙にズレた気がするな。まあ元々興味の無いネタだったしこんなものか。


 次回は「よくなろう小説は作者の承認欲求の塊と言われるが、アイツ等の言う事は少しズレてるよね」だな。俺達の承認欲求はPTを稼ぐ事に費やされてるよね。と言う切り口で行こうと思う。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ