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テンプレ作品について考える。

 テンプレートか、昔製図の授業で使った気がするな。

 歯車の軸を書くのに、コンパスを使うと図面に穴が開くから結構長宝するんだよね。あとは情報処理のフローチャートを書く時に使う位か?


 なろう小説だと、ソフトエンジニアが過労死してと言う流れが多いが、その設定が生かされて居る物を見た事がないな。

「異世界の魔法陣のプログラミング言語がベーシックなんですけど、常識的に考えてC言語の方が主流だよね」位は言って欲しい者だな。


 高校で商業科に通っていた奴は居るか? 異世界で無双出来るぞ。

 生憎私は機械科なので、アセンブラとかフォートランとか言われてもさっぱりだ。


 さて、今回はなろう小説におけるテンプレについて考えていこう。


 まず、読者層の考察なんだけど、通勤途中の電車とか昼休憩の合間や、仕事終わりに酒を飲みながらとかの層は一定数居ると思われる。かく言う私がそうだったからだ。


 書く側に回ってからは、仕事終わりに書いて深夜に投稿と言う形が多いんだけど、意外と深夜に読まれて居る事にビックリしたな。夜勤明けか、学校は寝るところと豪語している学生か判りませんが、若年層で有る可能性は高い。


 誰かガチで推理物を書いて居る方はおられぬか、この辺りをプロファイリングしたらウケそうだ。


 題して「小説家になろう殺人事件」だ、炎上した作品の作者が殺され、感想欄に脅迫文が~ と言う流れで上手く書ければ、見に行くし評価もしようじゃないか。俺は頭が悪いから小学生でも分かる名探偵コナンレベルのトリックでお願いしたい。


 話を戻そうか、仕事や勉強で疲れて居る人の、ひと時の清涼剤として読まれて居るのであれば、鬱展開や苦戦などは好ましくないし。ストレス発散を目的とするのであれば、スカッとする話を書くべきだろう。


 読むほうも時間を中々取れないので無駄を省き、なおかつ苦戦できないとなると戦闘描写を押さえて、需要の有りそうな萌え要素をマシマシにするとあら不思議、テンプレ作品の出来上がりだ。


 どの作品も「無双」「最強」「異世界転生」などのパワーワードを使いあの手この手で楽しましてくれる。まるで大喜利だな。そのなかで座布団10枚貯めた奴が書籍化に漕ぎつけれる訳だ。座布団の取り方はハウツーエッセイでも読んでくれ。


 ただ、大喜利に出て居るヤツの本業は落語家だ。何か本業を持って居てお小遣い稼ぎに小説家に成りたければテンプレ作家でも良いが、それ一本で生きたければ王道ファンタジーを書く方が良いと思われる。


 話は変わるが、かなり昔の恋愛シュミュレーションゲームの主人公に顔グラが付いて居なかったり。ドラゴンクエストの最新作の主人公に声を当てて居ないとかは、プレイヤーが感情移入しやすい様にとの配慮だそうだ。


―― 以下実際に有った会話。


「星さん、最新のドラクエはストーリーがあんまりじゃないですか? 自分の村が全滅させられたのに、主人公の反応が無いんですよ。しかも相方も相方で、気持ちは分かるが時間が無いから先に行こうぜとか言っちゃってるのが気に食わない」


「お前ドラクエにストーリー求めてどうするよ、無印の時から棍棒とはした金を渡されて魔王を倒してこいと言う無茶ぶり具合だったぞ」


どうやら、スーファミ世代とはジェネレーションギャップが有る様だ。


―― 以上回想終わり。


 個人的には、ドラクエの世界観を3Dで歩き回れるのに価値が有ると思うので不満は無かったな。戦闘もランダムエンカウントからシンボルエンカウントに代わって、無駄な戦闘も省けるしね。


 ゲームだと視覚や聴覚などをフルに使えるので、話の起伏はラスボス戦の前に因縁を付ける位で良いが、文字物語で表現するとなると、戦闘で物語の起伏を持って行くしかないのかな。その正体が無双系が流行っている理由だろうか?


 俗に、なろう小説と呼ばれる物を何かに例えるとすると。


 「忙しい人の為の、5分でわかる○○シリーズ」じゃないだろうか? 

 それとも時事ネタを知るのにテレビを使わず、まとめサイトを利用する感覚だろうか。そのうち小説も「長い三行で頼む」とか言われたりしてな。


 少し試してみよう。


 いせかいで

 チーレムして居る

 俺カッケー (字余り)


 川柳かよっ!! せめて短歌位の長さは欲しい所だ。


 無駄を極限まで省いてしまうと金太郎飴見たいに、何処を切っても同じ作風になってしまいますね。お客様が望むなら、有る物で何とかするのが芸人(文芸)の務めなのでしょうが、作家の意地として細かい所だけは趣向を変えたい所です。

 

 なお、この方法はあまりオススメ出来ません。

 個人的には好きな物を書いて欲しいからです。恐らく書籍化しても売れないでしょうしね。考えて見て下さい、書店に似たようなタイトルの本が平積みされていたら、あなたはそれを手に取りますか?


 エッセイで低ポイント(400PT台)でも書籍化出来たとか希望を与えてくれる方が居ますよね。好きな物を書いても、その位は取れるんじゃないかな。コンテストに出せば一応目は通してくれますし、チャンスは有ると思いますよ。


 私は高校が工業科だったので、国語の時間は週2時間でした。

 なので、この通り文法がおかしいですよね。

 そんなヤツでも、連載中の作品を評価してくれる人がいます。

 普通科を出た方ならもう少し上を目指せるでしょうね。


 最後に一言


 まさかと思うが受験生はココに居ないだろうな。居たらスマホかパソコンをそっと閉じて、赤い本を開くんだ、決して薄い本は開くなよ。


 物書きとして知識は財産だ。私も普通科に通い、確率・統計や微分積分を習って置けばと後悔している。建築物を考えるのにも三角関数を知っていると表現にリアリティーが増したりします。どこでどんな知識が役に立つのか分からないのです。行けるなら良い学校に行っといた方が良いですよ。



 




 私は、テイルズ・オブ何とかの戦闘はすべてオートにするタイプです。課金でレベル上げ出来るので有れば、迷わず課金したいですね。ソシャゲが蔓延しているこの時代に、私の様な人間は多数居ると思われる。文字物語もそうなって居るのかな~ と言う話でした。

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