胸以外の女性のセックスアピールについて考える
何かエッセイでおっぱい祭りが開催されているようだが、それに便乗した物だと思って結構ですよ。普通に乗っかるのはしゃくなので、切り口を変えてみようと思う。
皆さん土偶を画像検索して見てくれ、どこが強調されて居るだろうか。私が愛用するWikipedia先生によると胸と尻だそうだ。つまりアレが作られた1万2千年前から男は胸や尻を愛していると言っても過言ではないだろうか?
しかし、それでは進歩が無いとは思わないかい?
ココは物書きの集まりで有る。何か新しい価値観を見いだせないかと筆を取った次第で有ります。
書籍作家を目指す諸君、最近ラノベも売れないらしいな。
やはり、少年ジャンプの様に女性読者を取りこまないと飯が食えない時代に突入しているのかもしれない。そこで女性に不快感を与えないヒロイン像について考えて見よう。
――女性の胸以外のセックスアピールはなんぞや。
古来より、小股の切れ上がったとか、うなじが妙になまめかしいとかの表現が有るが、何かピンと来ないよな。小股とはアキレス腱の辺りの筋らしい。これが書かれた時代は女性は和服を着ていたので、服から覗く首筋や小股に表現が行ってしまったのだろう。所謂チラリズムと言うやつだな。
夏場になると露出度が高い女性がチラホラ居る現代において、この表現はインパクトが弱いな。
男と女の違いは何だろうか?
柔肌の 熱き血潮に 触れもみで 寂しからずや……
二の腕辺りの肉が、男とは到底同じ素材で出来て居るとは思えない弾力が有るとかか?
初対面で、二の腕を揉ませろと言う主人公はいかがな物か、うん100%張り倒されるな。
じゃあ、曲がり角でぶつかり、お決まりの様に折れ重なる形で倒れこみ、何かプニプニとした感覚が…… とでも書いて、安心してください二の腕ですよと表記せよと言うのか? まあ、ギャグとしてはアリか?
次に、すれ違った時に微かに香る残り香についてはどうだろうか?
何かいい匂いがして振り返ると、そこには一人の女性が居た。後ろからは姿は判らないが、見えないからこそ気になってしまう。どうせハズレだろうと思いながらも、もしかしたら美人かもしれないと、勇気を振り絞って声を掛けるところから始まるラブストリー
うん、超絶めんどくさいな。なろう作品の大体が恋愛カテゴリーではなく冒険活劇だ。ロマンチックな出会いは必要とされていない気がするな。親密な関係になった後に抱きしめたりして、鼻腔をくすぐる香が思考を蕩けさせる。とか書くのが適切ではなかろうか?
それでは、女性の儚さについて言及して見てはどうか?
触れれば壊れてしまいそうな、飴細工の様な女性は庇護欲を掻き立てられ、守りたくなってしまうとかか? だから、なろうで読まれているのはファンタジー物が主だって、ある程度の戦闘力は必要だよね。
仮に「女だって守られるばかりじゃないのよ」と一念発起する姿は判官びいきじゃないが、少し応援したくなるかもしれない。男が修行するシーンは受けないが、ポンコツ系ヒロインが頑張って居る姿を可愛く書ければ、ウケるかもしれないな。
基本的に初対面で変態行為に及ばない限りは、容姿から入るべきだろう。
本来ならば、胸と双璧をなす尻について言及する作者様は中々いないな。
居たとしても、最初男として登場して体つきがどうも男じゃないよね? と言う描写で使われる位か?
お客様の中に生粋の尻フェチの方は居ませんか~
俺の作品を見に来いと言う人がいたら教えてくれ、感想位は書くぞ。
まあ、相当書き辛いとかの理由は有ると思う。
こう書いてしまうと何か俺、女を胸か尻しか見ていないヤツにに見えるな。
じゃあ、残るパーツは顔しかなくなるじゃない。
もっと細かい仕草とかにエロチシズムを求めよとおっしゃるのか?
かなりマニアックだな。
まあ、ヒロインの癖位は設定しておいても良いかもしれないな。
親指の爪を噛みすぎて、爪がギザギザになっているので、髪を撫でられると引っかかって痛い。あのお姉さんは明るく振舞っていても、何かにずっと耐えている。頑張って俺が何とかしなきゃ。とお姉ショタ物なら書けるかもしれないが、かなりマニアックな部類に入るだろうな。
短時間で思いつく事を書いてみたが、何処かで誰かがやって居たりと中々良い案が浮かばないな。でも、なろう内に新しい属性が求められているのかもしれないので、これを読んだ方も一考してみたらどうだろうか。
最後に二言
四足動物は尻に興奮するらしいが、二足歩行を確立した人類は目線に入る胸に興奮し、女性の胸もそう進化してきた訳だ、そこを描写するなとはかなりの縛りプレイも良い所だな。やれと言われればそこに挑戦するのが物書きなのかもしれないが、世の女性達は「男っていつまで経っても子供ね」と菩薩の様な気持ちで、言いたい事をせめてオブラートに包んで発言してくれよな。
男の胸に膨らみは無く、女性の股間にも膨らみは無い。どちらも自分の体に付いて無い物に興味津々だ。片方が性器だと考えると女子の方が少しスケベかな。女性にそっち方面に興味がないと子孫繁栄は難しい訳だし。男子の諸君も「お前スケベだな」位に留めておこう。
反響が有るなら、最近異世界転生物が叩かれているが、それは異世界がダメなのか転生がダメなのかについて論議してみたい。