ノビムに約束の花園を
『ノーブフ』と呼ばれる山の民がいた。
ノーブフは、赤髪を誇りとするのが古くからの習わしであった。そこには信仰が関係していた。だからこそ、極たまに生まれる「黒髪」の者は迫害の対象であった。「ノーブフ」としても認められず「ノビム」と呼ばれる事になる。
ノーブフは氏族と支族に分け隔てられ、その生活基盤を築いていた。チットはその中でもマットという氏族に仕える支族であった。
長年一人の氏族に誠心誠意、仕えることで、純粋な赤髪では無かったチットも土地を与えられ「氏族」になることを認められた。
赤髪でない者への褒美としては、本来ありえないものだった。
そして移り住んだ土地で愛する妻とのあいだに双子が生まれる--その片割れは正に「ノビム」であった。
チットは苦しみながらも、わが子に「ノビム」と名付け、守ることにしたのだった。
※更新は不定期ですが、1週間に1度は更新していきたいです。よろしくお願いします。
※加筆修正を随時行うので、アレ?と、思うこともあるかもしれません。実力不足です。申し訳ございません。
※追記、評価、ブクマなど反応を頂けると更新の活力に、なります!執筆のスピードが上がるかも?
ノビムの初めての願い
ノビムの歴史の始まり
2017/11/11 17:18
(改)
ノルンとノビムとノブフの花・1
2017/11/12 00:00
(改)
ノルンとノビムとノブフの花・2
2017/11/12 14:59
(改)
ノルンとノビムとノブフの花・3
2017/11/13 21:31
(改)
ノルンとノビムとノブフの花・4
2017/11/14 19:47
(改)
ノルンとノビムとノブフの花・5
2017/11/15 20:23
(改)
ノルンとノビムとノブフの花・6
2017/11/17 17:01
(改)
ノルンとノビムとノブフの花・7
2017/11/19 12:49
(改)
ノルンとノビムとノブフの花・8
2017/11/21 19:58
(改)
ノルンとノビムとノブフの花・9
2017/11/23 11:55
(改)
ノルンとノビムとノブフの花・10
2017/11/25 14:37
(改)
オガの風穴
2017/11/27 22:25
(改)
オガトの記憶・1
2017/11/30 19:12
(改)
オガトの記憶・2
2017/12/07 22:51
(改)