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祝第一話

「あぁ、今日も何もなく退屈で平凡でとつまらない日常でしたねえ。」いつものように私はそう呟いた。

おっと失礼、私はしがない社会の歯車となるべく高校という名の常識の監獄にてお勉強をしています

氷川宗一郎「ひかわそういちろう」と申します。

 なんて、誰かが見ているわけがないというのに心の中でそう呟いておりますよ。トホホ・・・・

まぁ仕方のないことだと思っておりますがねえ。

 え?何故かって?だってキミィこんな世の中で正常に機能して生きている人間様とやらはどんな人間だい?答えは簡単、異口同音にみんなが言うじゃあないか、サラリーマン、公務員etc・・・・・

 はぁ悲しくなるよ、遊んで生きるのがダメでみんなが楽しく我武者羅に働くのが一番でお金がすべて。まぁそれが正しいときもあるけれど。

 それでもね、私はこう思うんだよ。「糞くらえ!」とね。みんながみんなが、判断の基準はみんなみんな、周りが~~だからあの人は~~だから、「だからどうした?自分自身の判断基準を周りに求めすぎじゃあないかい?」とね?

  お陰様で私は立派な狂人扱いを中学生のころから食らいました。それにコミュニケーション障害呼ばわり。

「まったくもってひどいよのなかぁだなぁ」とほざいておりました所、目敏い(めざとい)教師に怒られました。hai.

  お陰で皆さんに笑われましたよ、あ、あいつまで笑っていやがる、ひどい、ひどい、ひどいやい。まぁそんな日常に私はいました。過去形?と自分自身で思いつつ訂正、現在進行形ですね「苦笑」。閑話休題|「それはともかく」私は今不思議な感じなんですよねぇ。何故かって?光に包まれてる、かつ、下には不思議な六芒星の魔術式が!これは、これは・・・・夢だ!しかし不思議でどうにも解せないのは夢落ち確実な夢にしてもクラスメイトがいて、衝撃の中で最たるものは「私は中二病ではない」のだ!←とても重要なのですよ、私の精神衛生上。 

 まぁ閑話休題|「それはともかく」、私は昨日の徹夜による疲れでお疲れさんさんなのでおねんねしましょうか。「起きたら休日か楽しい楽しいなにかがあればいいなぁ」それを合図にぐっすり眠りました、まる。 

  とはいかないようでした、「事実は小説より奇なり」と誰かの格言があったけれど。まさか、本当に異世界転生なんて言う愚かな奴があろうとは・・・・・まぁウキウキしますけれどもね。・・・・さてさて吉とでるか凶とでるか?ワクワクウキウキしてましたよ。   目の前に楽しくお茶飲んでいるおじいさんと出会うまで、出会うまで。

 「それはひどくないかい?君」なんか神様みたいなおじいちゃんが言ってます。 

氷川 「あーいやだなぁ、なんで美女がいないの?なんで「Столичная|「ストリチナヤ」がないのなんで「Żubrówka|「ズブロッカ」がないの?あぁあああああああああくそおおおお、わが愛しの同人やお宝とかいつか来る赤い国に備えて楽しく火炎瓶やクロスボウガン、タクティカルペンダーツの矢にべトコンを参考にしたトラップやいろいろ買ったりつくってたのにいぃぃ」 

  神 「なんか最初から最後まで君大丈夫?」

 氷川 「大丈夫じゃないよ?」

 神 「大丈夫かなぁ?本当にダイジョウブ?」

 氷川 「失礼な!いろんな人から狂人扱いされてるけど常識人ですよ?」

 神 「時間限られてるからしょうがないけど、まぁいっか・・・・・」

 氷川 「おいどういうことだ、その全てを悟ったような眼は?君は仏陀様かい?イエス様かい?やめてその慈悲の目・・・・お願いだからやめてくださいお願いしますpls」

 神 「はぁーー、まぁいいんだけどね、私の管轄してる所じゃあないし・・・、まぁおめでとう異世界転移とヰう素晴らしい切符を手にいてたのだぁー」

 氷川 「・・・・・お疲れ様ですね、大丈夫ですか?こんど一緒に飲みます?」

 神 「うっさい高校生のガキが酒を語るな、しかもいまの原因はお前のせいなんだぞ、え?」

 氷川 「あー僕わかんないなぁ」

 神 「はぁ、もういいや疲れた」

 氷川 「よっしゃ」

 神 「そのガッツポーズやめろ?うざいし」

 氷川 「えーひどいなぁ」

 神「ひどくない」

 神 「はぁ、話し進めるぞ?」

 氷川 「はーい」 

 神 「うん、じゃあ死んでくんない?無邪気そうに笑うその顔と中身が合わないんだよ君」

 氷川 「やだ」

 神 「まぁいいや、とりあえず何がほしい?というかなんで君は他人事のようにできるんだい?」

 氷川「それはねえ、いろいろさ、いろいろ」しょうもない糞みたいな展望しかない世界で虐待してくれた親・・・いろいろあったねえ糞みたいなものから、私の大切な友人と呼べるものもできたし、好きな人ができて幸せになろうとした途端あこがれていた異世界転移ものみたいなもので奪われるのだから・・・・。皮肉だね。はっまったくもって現実様はこうだ、私は何を欲するのかね?チート?それは夢かもしれない、しかし私の守るべきものである彼女を1人置いて異世界に転移?冗談ではない、糞みたいな無味無臭で無色の世界に明かりをつけてくれた彼女を置いておくなんて・・・無理だねえ。

 神「君に恋人がいるなんて、理解できないよ。まったくもって理解できないね、やれやれ」

まったく、失礼なお方だこと、神なんてこんなんで大丈夫かね?やれやれ。まぁそれはいいとして

「・・・・・・なんであそこに彼女いるんだい?」理解ができない・・・・何故なぜ?なんで?

 神 「それはねー、愛の力?不思議なことに彼女も巻き込まれてるんだよ、君の最愛のあの子がね」

 「ふふふ、おどろいた?まったく君はこれだからおいてけないのだよ」

彼女こと、夜桜 優希梛「よざくら ゆきな」 がい、た。

「ふふ、君のその驚いた顔も面白いけれど、さっさと異世界にいってみようよ?君はいつもそうだからねえ、初めてのことに恐怖してひきこもりがちなくせに、いざやってみれば純粋な子供みたいになるんだよねぇ」

  むぅなんか反論したい 「人間はそういう生き物だろ?」 すると彼女は言った

「まったくもって君は卑屈なんだから、人間の可能性とかに淡い期待をかけてたりしてるの知ってるんだよ?」

  やれやれ勝てる気がしないよ・・。

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