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01 呪いと髪は波風に乗って

 波の音が遠く聞こえる。

 そこにしっとりとしたメロディーが入り交じる。

 電子的ではあるものの、それは心が安らぐような音色だった。

 余韻を引きずりながら、長めのイントロが終わる。

 切ない曲調に合った、透き通るような歌声が響く――。


 次の瞬間、衝動的に立ち上がっていた。

 うすらぼんやりと光るディスプレイを叩きつける。

 途切れる音。

 歪む画面。


「どうして……っ」


 画面には、いくつもの文字の羅列。

 流れていくたくさんの文字を見ていられなくて、顔を覆った。


「違う……」


 嗚呼。

 ああ。

 ――アア!


 湧き上がる悲鳴は声にならない。

 違うどうして違うこんなんじゃ違うだって違うどうして違うどうしても違う違う違う違う違う。


「違う……」


 波の音は、やはり、遠い。

 漏れる嗚咽を掻き消してはくれなくて、苛立ちだけが強く残った。



*****

***



 ――閉ざされた視界の代わりに感じるのは、染み込むほどの潮の香りだ。

 次いで不定期に奏でられる波の音。

 素足の下は熱く、じゃりじゃりとした感触は痛くもくすぐったくもある。

 中でも、指の間に入り込んでくる砂の感覚には未だ慣れない。


 ぎゅ、と咲坂さきざか凛花りんかは握る両手に力を込めた。

 先端に向け徐々に太さを増すそれは、恐らくバッドだろう。

 ツルツルとした触感は少しばかり心許ない。

 一歩踏み出せば、視界が不自由なせいで簡単に身体が傾ぐ。


「凛花ちゃん!」


 神経を研ぎ澄ませていた凛花の耳に届いたのは、友人のよく通る声だった。

 友人、江中えなか美晴みはるの声は真っ直ぐと凛花に届く。


「右だよ! もう少し! 頑張って!」


「美晴……」


「凛花ちゃん行きすぎ行きすぎ、もうちょい下がって!」


 次に聞こえたのは、やはりよく通る声で男性のものだった。

 ケラケラと笑いが含まれたその声は風船ガム並に軽い。

 凛花はむぅと唇を尖らせる。

 ――軽すぎる言葉に従うのは癪だが、見えない今、頼りになるのは周囲の声だけだ。

 一歩、ふらつきながらも下がってみる。

 ――ふむ。


「りんか、そこ、いいー」


 今までと違う舌足らずな声が聞こえ――凛花は思い切り腕を振り上げた。

 そして、


「はっ!」


 それ以上の勢いで振り下ろす!


 腕に伝わる確かな手応え。周囲から起こるどよめき。

 痺れるほどの感覚に凛花は知れず息をついた。

 手を頭の後ろに回し、視界を塞いでいた布を取り払い――。


「ぅあはははスイカがっ……粉々って……ウソだろおい、どうしたらそんなんなるのっ……あはははは! 凛花ちゃんヤベー! ハンパねー!」


「凛花ちゃんすごいね!」


「すいか、これじゃ、食べれないの」


「……」


 バカみたいに笑い転げる青年、キラキラとした眼差しを向けてくる友人、しょんぼりと耳を垂れている不可思議な生き物。

 さらには目の前で真っ赤に染まった砂地。

 砕け散っている赤と緑の物体。

 ――粉々に粉砕されたスイカの悲しき末路だ。


 凛花はわなわなと拳を握った。

 ぺしん! と目隠し用の布を地面に叩きつける。

 所詮布切れ、しかも砂地なので全く勢いはなかったが。


「だから言ったじゃないですか! スイカ割りなんてやるもんじゃないって!」


「いや、だって、だって、凛花ちゃんがフルパワーなの知ってたケドまさかこんなっ……せいぜい真っ二つかなぁって思ってたら粉砕とか……ひぃ、破壊神デストロイヤー咲坂っ……」


「秀さんは笑いすぎですからね!?」


 失礼なほど腹を抱えて笑っている青年――有馬ありますぐるに拳を振り上げる。

 振り上げられた彼は、全く緊張感のない声で「お助け」と叫んだ。完全にふざけている。

 く、と凛花は歯噛みする。埋めてやろうか。どうせ下は砂なのだし。


「でも迫力あったよー! かっこいい!」


「わっ!?」


 楽しげな声を上げ、横から飛びついてきたのは友人の美晴だった。

 明るい黄色のパレオを身にまとった彼女はいかにも元気だ。

 太陽が反射する素肌は目に痛いほどに眩しい。

 対する凛花は赤みがかったタンキニである。少しばかり裾がヒラヒラしていて、普段より露出した肌がどうにも落ち着かない。


 ――そう。貴重な夏休み、自分たちは海に来ているのだった。

 ただし、純粋に海水浴に来たわけではない。


(というか、そもそもこんなことしてる場合じゃ……)


 周りで「何だこれ」とワイフォン――今では誰もが持っている多機能電話だ――でぱしゃぱしゃと写真を撮りまくっている観衆にげんなりとしつつ、凛花は額に手を当てた。



*****



 事は、前日に遡る。

 人工物がひしめく中で比較的多くの木々に囲まれた、古びた一軒家。

 雑多なものが至るところに置かれたその骨董屋「つなぐ屋」は、本来有する敷地に反して狭く見える。

 その空間をさらに狭めかねないほどの大きな男が、秀の前で思い切り頭を下げていた。


「頼むんだぜ!」


 ビリビリと空気を震わせる大声だ。

 居合わせた凛花と美晴も、思わず黙って動向を見守ってしまうほどの。

 ――彼は出入り口を塞ぐように立っているので嫌でも目立つのだが。


「シュウさんならと思っての頼みなんだぜ!」


「あはー。とりあえず海人かいとさん、顔上げて」


「うんと言ってもらえるまで上げないんだぜ!」


「うーん、その前にオレの首がもげる方が先かもなー」


 頭を下げたまま秀の肩をつかみぶんぶん揺さぶっている男性――なかなか器用だ――は、言われてからハッとしたように手を離した。

 解放された秀は「あざっす」と、ヘラヘラした笑みを浮かべている。


(いつもながら軽いなぁ……)


 秀は凛花のアルバイト先の先輩だ。

 一見穏和な好青年のように見えるが、口を開けば大体軽い言葉が火山灰のごとく吹き出しては降り積もる。

 大学生で凛花たちより年上なのに、言動は呆れるほど子供っぽい。

 普段であれば凛花など絶対に絡まない人種だ。


 そんな凛花が彼と仕事を共にしているのには、深いような浅いような高いような低いような――実際のところはさほど大したことのないささやかな理由があるのだが――さておき。

 今日も今日とて、炎天下の中、凛花はアルバイトをしにこのつなぐ屋まで足を運んだのである。


 それから仕事として棚の整理をしていたが、三十分も経たずに海人と呼ばれた男性がやって来た。

 元から訪問の約束をしていたようで、秀が出入り口まで出迎えた矢先の押し問答だった。


「あの……ちなみにどういうお話なんです?」


 特に切羽詰まった仕事もなかったので、凛花はおずおずと話に割って入った。

 秀と海人が同時にこちらを見る。

 海人に至っては白熱していてこちらの存在に気づいていなかったのだろう。

 ぎょっとしたように目を丸くし、ささっと髪の毛を整える仕草をし――ただしバンダナで頭を覆っているのでまるで意味はない――彼はスゥと流し目を作った。


「すまない、心配かけたんだぜ、マドモアゼェェェル」


「「うわ」」


 なんともねっとりとした「マドモアゼェェェル」だった。

 ちなみに「うわ」は凛花と美晴、ほぼ同時である。仕方ない。ぞわっとしたのだ。


「実は……妖怪ネットワーク支部相談室ってのを見て、相談しに来たんだぜ……」


「妖怪ネットワーク支部相談室?」


「いやー、オレも知らなかったんだケド。なんかいつの間にかできてたらしくって。そこで妖怪の相談事を募集してるとか何とか」


「あ、それボクだ」


 ハイ、と朗らかに手を上げたのは美晴だった。

 ちなみに彼女は凛花の付き添いでここにいる。もっと厳密に言うなら冷やかしだった。

 凛花が働き始めてからすでに何度目かの冷やかしだが、咎められたことはない。呆れるくらい緩い職場だ。


「え、美晴ちゃんが?」


「マドモアゼェェェル……?」


「ほら、妖怪さんたちのネットワークがあったでしょ? 掲示板とかチャットとかツブヤイッターとか。それを使ってね、妖怪ネットワーク支部相談室を立ち上げてみたんだよー。せっかく妖怪とやり取りできるんだし、妖怪たちの生の声を聞いてみた方がいいんじゃないかって! 何かお困りのことがあったらどうぞ、って!」


「何やってんの美晴!?」


「凛花ちゃんも妖怪に歩み寄りたいって言ってたでしょ? そのためにはまず相手を知ることだと思って」


「い、言ってない! なんか曲解されてるし! そんなこと言ってない!」


「ふーん」


「秀さん何ニヤニヤしてるんですかっ」


「凛花ちゃんオレの指そっちには曲がらないからギブギブギブ」


 ――確かに、凛花は今まで妖怪をあからさまに敵視していた。

 妖怪が見えるという特異な体質のせいで――また多少尖りすぎた正義感のせいで――過敏になっていた節もある。

 しかし同じく妖怪が見える秀と出会って、妖怪の様々な姿に触れ、考えを改めてみるキッカケになったことは確かだ。

 確かだが。

 それとこれとは話が別だ。

 別だが――。


(いや、でも、一理はある……の、かな?)


 段々分からなくなってきた。


「……ん? というか、そのネットワークで見たって……。つまりあなた……妖怪、なの?」


「そうなんだぜ。オレは海坊主なんだぜマドモアゼェェェル」


 わざわざバンダナを外し、ぺちんと自身の頭を叩いて、彼はニッカと笑う。

 なるほど、ツルッとした見事な坊主頭だ。

 笑顔は子供っぽさが残るが、二メートルはあろうかという大柄なため迫力がある。

 それにしてもやはり「マドモアゼェェェル」だけがねっとりしている。


「海坊主っていえば……」


 どこからともなく美晴がタブレットを取り出す。

 軽快な動きで操作を始めた彼女は、彼女が独自に作り上げたデータベースを引っ張り出してきた。


「まあ当然だけど、海に住む妖怪だね! 夜の海に多く現れて、海面がすっごい上がっちゃうみたいだよ。それで船も壊されちゃうとか。美女に化けて人間と泳ぎを競うなんて話もあるらしいけど……」


 尻すぼみになっていく美晴の言葉と共に、凛花もつられて海人を見る。

 海人は何を思ったかマッスルポーズ――サイドチェストだ――を向けてきた。

 ムキムキである。特に胸筋の厚みが甚だしい。

 ついでとばかりにシニカルに笑わないでほしい。反応に困る。


「あと煙草の煙が弱点なんだって」


「最近はどこでも分煙や禁煙が進んでてありがたいんだぜ」


「めちゃくちゃ恩恵受けてますね……」


 確かに凛花も煙草の煙は好きではないが。

 秀も吸うタイプではないので、この店にいる間は特に困ったことがない。

 ちなみに秀は聞きながら「海人さんってば煙草めっちゃ似合いそうっすケドねー」と笑っていた。めちゃくちゃ他人事だ。


「それで、そんな海坊主さんの相談っていうのは?」


「それがなんだぜ……オレは今、柳藕りゅうぐう村にいるんだぜ。だけどそこの海岸で呪いの歌が聞こえるって噂が広まってるんだぜ。それを何とかしてほしいんだぜ」


「呪いの歌?」


「聞くと不幸が起きるって話なんだぜ。オレもちゃんと聞いたことはないけど、歌自体もすごい不気味だっていうんだぜ? 実際に不幸が起きたって話も聞くし……これはきっと妖怪の仕業なんだぜ」


「なんか視聴率の低いオカルト番組とかでありそうなネタっすなー」


「でもこっちとしては問題なんだぜ!」


 あはー、と笑ってのけた秀に海人が食ってかかる。

 「サーセン」と謝る秀だが、上っ面にしか見えないと思うのは決して凛花だけではないだろう。


「……何であなたが相談に? 問題って?」


「このまま海岸に来る人が減ったら、オレのバイト先が困るんだぜ」


「バイト?」


「海の家やってんだぜ!」


「海の家……妖怪が海の家……バイト……」


 現実味のない単語の組み合わせにクラクラする。

 しかしよく考えてみれば、今は出払っているものの、この骨董屋にも三体の妖怪が働いているのだった。

 案外、人間社会に溶け込んでいる妖怪は多いのかもしれない。


 痺れを切らしたのだろうか、勢いよく海人が秀に顔を近づける。


「だからお願いしますなんだぜ!」


「んーと……妖怪ネットワーク支部(うち)の隊長は凛花ちゃんだから、凛花ちゃんが最終決定権を持っているっつーか……」


「え!?」


 海人の顔を押し返しながら言われた言葉に、凛花はぎょっとした。

 確かにそんな話をしていたことはある。

 支部と呼びながら隊長だなんて訳が分からないというツッコミをした記憶もある。

 しかしそれは、おふざけの延長ではなかったのか。


 ぐりんと海人の目が凛花に向く。


「マドモアゼェェェル、お願いしますなんだぜ!」


「近い近い近いっ」


 ついでに磯くさい。握られた手がじっとりと熱い。

 随分と日焼けをした、たくましい手だった。


「ち、ちょっと。落ち着いてください」


「ダメなのかだぜ……?」


 縋るような眼差しに気圧されながら、凛花は思案する。


「……」


「……」


「……」


「……マドモアゼェェェル……?」


「……………………いいですよ」


「ほんとかだぜ!?」


「でも、解決できるかどうかなんて分かりませんからね? とりあえず頑張ってはみますけど、あまり期待はしない方が……」


「ありがとうなんだぜー!」


 捨てられた子犬の目から一転、海人がパァァと表情を輝かせる。

 やったんだぜーと小躍りする巨体を眺め、凛花は溜息をついた。

 何だろうか。どっと疲れた。


「いいの? 凛花ちゃん」


 タブレットをしまい込んでいた美晴が顔を覗き込んでくる。

 凛花はコクリと頷いた。

 確かに「妖怪のお願い事なんて」という不信感がないわけではない。

 しかし、もしも呪いが本当なら、身の周りに降りかかっても困る。

 それが妖怪のせいなら尚更だ。

 それに――やはり、凛花は妖怪たちのことをもっと知りたかった。

 海人にしたって、妖怪でありながら呪いによる影響を気にしているのだ。もしかしたら単にバイトの売り上げが気にかかるのかもしれないが。

 妖怪だからといって全てを一括りにできるものではないと、凛花は学んだ。

 だから。


「妖怪を知るなら……直接ぶつかってみなきゃダメだと思うから」


 言い聞かせるように呟くと、聞いていた秀が小さく笑った。


「ふは。うちの隊長さんは、本当に真っ直ぐだな」


「っ」


 からかうような言葉なのに、存外その響きが柔らかくて。

 凛花は「元はと言えば秀さんが丸投げするからですよ!」と拳を振り上げた。



*****



 そんなわけで、翌日。

 つなぐ屋に帰ってきた妖怪たちも引き連れ、この柳藕海岸まで凛花たちはやって来たのである。

 海人との合流がてら、何故かスイカ割りが開催されてしまったのだから呑気なものだ。


 海岸にはそれなりに人がいた。親子連れが多い。

 噂のせいで客が減っているという話だったが、それでもこれだけ人がいるのは夏休み効果だろうか。


「はー……笑った笑った」


「笑いすぎですってば」


「しゅー。すねこ、すいか、食べたいの」


「また後で買ってこようなー」


 甘えた声で秀の足元をチョロチョロしているのは、スネコスリだ。

 秀たちからはスネコと呼ばれている。

 ちなみにメンバーには狐と天狗もいるが、狐は優雅に日焼けに、天狗はインターネットができる環境を探し回りに行った。

 元から期待していなかったとはいえ、フリーダムなメンバーだ。


「それにしても海人さんはどこに……」


「マジマジ超マジだってー!」


 ふいに、背後から馬鹿でかい声が飛んできた。

 凛花の声も遮るほどで、思わず後ろを振り返ってしまう。


 秀と同年代くらいだろうか。

 大学生と思しき男女の集団が何やらゲラゲラと笑い合っている。


「今出回ってる呪いの歌の出所がここだっつー話!」


「やだ怖くね? あたしそーゆうのマジ無理なんだけど」


「大丈夫だってー! 俺何回かリピートして聴いてっし! でも不気味なだけで全然だって!」


「ほんと? 眉唾モンじゃなくて?」


「それを確かめるために来たんだろ」


「実況しようぜ実況! 生放送!」


「ヒュー! やっべテンション上がる」


「じゃああたしが撮るよー」


 もはや誰が何を喋っているのやら。

 ゲラゲラ、キャラキャラと笑い声は止まらない。

 他の客も何事かと遠巻きに視線を投げては、あまり関わらないように離れていく。


(あの人たち……)


 目くじらを立てるほどではないかもしれない。

 だがしかし、迷惑に感じてしまう。

 それに――呪いの歌とは、まさに凛花たちが調べようとしていたものに違いない。

 ああやって囃し立てる客がいるから依頼人――依頼妖怪?――も困っているのだろう。


「生放送の枠取れたよん」


「おーし、じゃあまずは呪いの歌を聴きま~す。ぎゃっは、皆さん聞いてますかー! 俺たちはこれからこの呪いの歌の解明に……」


 一人の男子大学生がイヤホンをつけながら、女子大学生の持つワイフォンに手を振り――瞬間。

 ずるりと。

 男子大学生の頭から、全ての髪が抜け落ちた。

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