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ステータス

出自とかの記入をしているとステータスの記入欄があった。


 「ステータスって?」

 「あぁそこは、、、ちょっと待ってくださいね。」


ニーチェさんはごそごそと引き出しの中を探ってナイフを取り出し俺に渡してきた。


 「これを使ってそこに血をたらしてください。」


いきなりナイフを渡されびっくりした。まあこの世界では常識かもしれない。指先にもらったナイフを使い傷をつけ書類に血を垂らす。すると赤いしみだった所が文字に変わり始める。

 

  ハジメ lv1

  称号駆け出しの冒険者

  hp100

  mp100

  ap100

ユニークスキル スマホ使い


なんだーlv1かーってかこのスキルなんなんだろ、スマホ?なにこれ超きいたことあるんですけどおお、ええええ

 

 「ハッハジメさんスキル持ちだったんですか!?」

 「スキル持ちもなにも今日知ったんだけど」

 「そ、そうでしたね。スキルっていうのはですね20人に一人しか持っていない貴重なものなんですよ!なんでも能力に補正がかかるとかどうとか」

 

 「おぉ!まじか俺は20人に一人の逸材なんかー」


やばい口元がゆるんできた。俗にいう天才なのかもしれない。スマホのことはおいておこう

そうやっていろいろ話してると何やら初心者の集まる合宿というものがあるらしい。ニーチェさんに勧められるがまま申し込んできた。なんでも自由参加なんだけど欠席なんて許しませんからねと念を押されてしまった。ニーチェさんかわいいから素直に従っておこう。パーティーとかもそこで決まる可能性が高いのだとか。あ、あと入会費と年会費とやらでほとんどお金が無くなってしまった。

今夜の宿代はぎりぎり残っているんだけど明日から合宿だから大丈夫かなー

明日は合宿ー可愛い女の子と仲間になれるのだろうか、そんな淡い期待をせよって眠りにつくのであった

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