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プロローグ 神崎さんは常識人

(・ω・)勢いで始めた。後悔は無い。


ある日の夕方、一人の男が道を歩いている。ヨレヨレのジャージ姿で髪はぼさぼさ、気だるそうな目をしている。

顔つきはブサイクではないもののイケメンともいえない、まぁ要するにどこにでもいるフツーの男である。

 


彼の名前は、神崎かんざき 勇人ゆうと、いたって普通の社会人である。



 「あー、だるい・・・」

 

今日は仕事がやすみなので、だらだらと一日中テレビを見ていたせいか、身体が重い・・・


 少しは動けばよかった・・・結局、メシもインスタントラーメンとコンビニ弁当だけだし・・・


健康に悪いわ・・・


 そんな事を思いながらコンビニで弁当を買った返り道、いつもの店を歩いていた。

 


ブーン・・

 

前から1台のトラックが走ってくる。この道はそんなに広くない道である。トラックを避けようと道の端によっておく。

 

 「あれ・・?ここらで工事とかやってたっけ・・?」

 あのトラック、かなりスピード出てないか・・?


 ブーン・・

 

しかも、こちらが見えてるはずなのにまったくスピードを緩める気配が無い。

 「や、やばくないか・・あの車・・」

 

 ブーン・・! 

 

「・・・!?」

 トラックはそのままスピードを緩めることなく、こちらへ向かったきた!

 

 そのとき、俺は気付いた。


トラックの運転手が目を閉じていることを!

 

(あの運転手!運転中に眠ってやがる!!)

 

そう気づいた時にはトラックとの距離は5メートルをきっていた。


そして・・・




 


 





ドゴォォォン・・・!!!!





 



 





俺はトラックを『尻尾』で弾き飛ばした。


「あー、危なかった。居眠り運転とか非常識すぎるだろ・・・思わず本気でやっちゃったじゃねーか・・・誰も見てなくて助かったわ。」


そう呟くと、電柱にぶつかって煙を上げているトラックを横目に彼は歩き出した。


さっきの説明に少し補足しておこう。

彼は『神崎 勇人』、実年齢800歳越えの地球外生命体、要するに宇宙人エイリアンである。





「あれ?ビールが無え・・・」


さっきの衝撃で落ちてしまったらしい。

周りを見ると、道の端に転がっている。


「あったあった、俺のビールちゃん♪」


次の瞬間、足元が消えていた。


「あ・・・?」


人間よりもはるかに優れた動体視力を持つ彼である。地面が急に陥没しようとも瞬時に反応できるはずであった。しかし…


(急に穴が空いた⁉︎いや、空間がゆがんだ⁈いや、そこじゃねぇ!このままじゃ…)


スカッ…


(落ちるぅぅぅ・・・・‼︎)




次の日から、彼を見たものはいなかった。


幸か不幸か、正体を隠すために知り合いが皆無だったので、そのことを気にする人もいなかったのだが。



読了ありがとうございますm(_ _)m


短くてすいませんね(・ω・)


トラックで死んで転生と思った人、残念

神崎さんは地味にハイスペックですw

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