今日も自分は人を焼く
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今日も自分は人を焼く
狂気に染まった顔をして
逃げ惑っている人を焼く
今は戦争の真っ只中、第三次世界大戦の戦時中だ。
自分の国は戦争に勝った。
だが、早急に平和条約は結ばれなかった。
どこかで思っていたのだろう。
自分の国が勝つ。
核兵器を使えばいいと。
だが、それは不可能であった。
こちらの国は敵国の核ミサイルの情報をすべて握っていたのだから。
それだというのに知らない敵国は早急な平和条約の締結を拒んだ。
知らないのは罪だ。
自分は、兵士だ。
それも最前線で戦う兵士である。
自分たちの仕事はまだ、平和条約を結んでいない敵国の国力を慢性的に疲弊させること。
その中で自分は敵国の村を焼く仕事を任された。
その仕事は、村に入り食料庫の位置を把握してから、仲間とともに村を火炎放射器で焼き尽くすだけ。
勿論戦時中だ。
村人だって警戒をする。
だが、ボロボロの服を来て、浮浪者のようにしていれば村など簡単に入れるのだ。
罪悪感などは皆無。
村人たちは皆、自分を恨む目で見る。
そして絶望する。
さっきまで友人でお客さんだった奴が、自分たちを襲うのだ。
だけど自分はこの仕事が大好きだ。
絶望した目をした人間を炎で殺す。
熱い熱いと言いながら逃げ惑う人間を焼き殺す。
これが自分には楽しすぎてたまらないのだ。
だから自分は人を焼く
絶望に満ちた人を焼く
暖かかった村を焼く
子供の叫びを聞きながら
今日も自分は人を焼く