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デッドエンドからのリスタート  作者: 笹野ちまき
第2章 霧の海域編
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008 深き霧へと誘うもの

 怪しすぎる黒い男と別れてから、三日後。

 その後は特にこれといった問題も起こらず、無事に海洋都市リバイアに到着しました。

 やれやれ。



 海洋都市リバイア。


 海洋都市ハスラータと同様に、白い壁を基調にした街並み。

 海と空の青とのコントラストが、とても綺麗に映えています。

 馬車が20台は並んで通れそうなほど広い大通りには、数えきれない物と人々で溢れ返っています。

 門をくぐって最初に目に入るのは、水を見上げるほど幾本も吹き上げている噴水。

 噴水の三方には、水を注ぐ三体の女神の彫像。

 噴水中央の台座には、半人半魚の海王が、雄々しく槍を掲げています。


 そして、大通りの先には、一際目を引く大きな宮殿。

 ドーム状の屋根は、青を基調としたモザイクで美しい装飾が施されており、太陽を浴びてきらきらと輝いています。

 宮殿の周囲は多数の白い尖塔に囲まれ、宮殿を彩るように赤、青、緑の旗がたくさんはためいています。


 

 そしてやっぱり。

 私の知らない街です。



「へえええ。リバイアって、ものすんごく大きな街だったんだなあ……と、おおお?」


「青いお姉さん、あんまりきょろきょろする、迷子、なる! ダメ!」

「迷子、なる! ダメ!」


 通りで呆けて立っていたら、あやうく人の流れに巻き込まれそうになってしまった。

 あれよと言う間に流されていく私を、双子とジェイスが捕んで引き戻してくれた。


「何をやってるんだ、おまえは」

「「あぶない、よそ見、ダメ!」」

「……ご、ごめんありがと」

 ダメな大人ですみません。


「この街は、西大陸で二番目に大きな街なんだ。ラシラート海洋王国の首都でもある」


「西大陸で、二番目に大きな街かあ」


 なるほど。それじゃあ知らないほうがおかしい。

 船舶協会のヒゲオヤジが、街を知らない私に微妙な顔をするはずだ。



 * * *


 

 集合日当日。

 リバイア港の埠頭には、10隻以上の大型船、20以上の小型貨物船、旅客船、小舟等が、まるで大展示会場のように犇めいていた。


 慌ただしく行き交う人波をかきわけて、指定された埠頭へと向かう。


「うわ!? なんだこれ! すごい!」


 集合場所には、他の船とは全く毛色の違う船が1隻、停泊していた。


 カメラ! カメラはどこだ! 今すぐデジカメがほしい!



 全長100メートルくらいの白い流線型の船体。

 その舳先には、赤いバラと船のマーク。

 赤いバラと船のマークは、ローザウィ商会のロゴマークだ。


 船体は全体的に丸みを帯びたフォルムをしており、所々金属で補強されている。

 大きな水上飛行機のような形をした船だった。

 船尾には、大きなスクリューが三つもついている。

 これなら、いちいち風や海流を気にしなくても、自力で航海できるだろう。


 私がゲーム内で常に見ていた帆船とは、全く違っていた。

 こんな先進的な船なんて、どこにもなかった。

 もしかしたら西大陸の方が、海洋王国というぐらいだから、造船技術がずっと進んでいるのかもしれない。




 船に乗り込むタラップの前には、採用された冒険者たちが既に11名集まっていた。

 募集人数は全部で15名。

 どうも、私たちが一番最後のようだ。皆さん、早いですね。

 

 最後に登場した私たちを、11名の冒険者が、一斉に振り返って見た。


 そして、どよめいた。


 え。何でだ。

 私たち、なにかおかしい? 

 別におかしくないよね? 

 お前ら一番最後に来るなんてナメてんのか気合いが足りん、とか無言で非難されてるのだろうか。


 冒険者たちの前には、マゼンダ社長と、ボブヘアのメガネ秘書セオが、書類を片手に立っていた。

 マゼンダ社長は私たちに気づくと、飛び跳ねながら両手を高く上げた。


「おおーい! 夕っちたち! こっちこっち!」


 夕っちたち、って何だ。

 頼むから、大声で呼ぶのは止めてほしい。

 あと、飛び跳ねないでほしい。大きな胸が揺れるので、目のやり場に困ります。その胸、半分くらいくれ。


「皆さんお静かに! 社長もですよ!」

 セオさんが海の男にも負けない大きな声で一喝した。怖い先生に叱られた生徒のように、全員が首をすくめて黙った。

「……は、はーい」

 マゼンダも小さくなって首をすくめた。どっちが社長だかわからない。

 


「こほん。では。全員揃ったようですので、点呼いたします。パーティ名を呼ばれたら、代表者の方は返事をして下さい。【海王の鉄槌】リーダー以下2名」


「ウス」

「オス」

 金剛力士像が2体前に出た。

 阿形と吽形。

 いや、違った。2メートルはありそうな大男が2名。でかい。はち切れんばかりに盛り上がる筋肉が照り返って眩しい。


「【美食の求道者】リーダー以下4名」


「いらっしゃいませ……あ、すみません。よろしくお願いします」

 白い円筒形の【シェフ帽】を被った4名が、前に進み出る。

 恰幅の良い男性の帽子が一番長いので、リーダーか? 長いパン切りナイフを腰に下げている。

 あとは痩せ型の男性が1人、女性2人。

 私の知らないレシピ持ってるかな。教えて欲しい。

 ていうか、戦えるの? 戦うシェフズ?


「【天駆ける白狼】リーダー以下5名」


「うむ」

 銀のプレートアーマーに身を包んだ男が前に出た。

 私の身長ほどもありそうな銀の盾を背負っている。グリフォンをあしらった装飾が美しい。

 腰には銀の長剣を下げている。

 まるで騎士団の隊長みたいだ。

 その他メンバーは、ナイフを2本腰に下げた軽装備の優男風青年1人、弓使いの猫耳スレンダー女性1人、黒いフード付きケープの少女魔道士、白い詰め襟のローブに身を包んだ神官の青年1人。


 すごくまともなパーティ来た! 

 しかも王道的黄金バランスなパーティが!

 しかも猫耳要員あり!

 おまけに魔女っ娘あり!


「うわ、完璧だねえ」

「なにがだ?」

「ほら、あのパーティ。王道的な要素がてんこ盛り。騎士、盗賊、弓使い、魔道士、神官。あれなら魔王城まで行けそう」

「お前な。何を感心してるのかと思えば……」


「【蒼銀の風】リーダー以下4名」


「ああ」

「「はい!」」

 ジェイスに続き、レフとライが右手を挙手して元気よく返事をした。

 ええと。

「いや、君たちは返事しなくていいから」


 そこかしこから笑い声が漏れた。

「──以上が、今回採用させていただいた冒険者の方々です。皆様、東大陸までの護衛任務、よろしくお願い致します」


「みんな頼りにしてるわよ! 1ヶ月間、よろしくね!」



 * * *

 


 出港から10日。

 航海は順調だ。

 仕事も非常に楽ちんだ。


 今のところ、私たちのメインの仕事はといえば、船内外の見回り。

 決められた順番通りに、船の外周内周の見回りをすることだけ。

 まあ船がそこそこ広いので、一巡すると4時間程度かかる。


 そして4パーティいるので、次に見回りが回ってくるのは12時間後だ。


 このローテーションで行くと、夜中に見回り番が回ってくる時もあるわけで。



 現在時刻は深夜0時。

 

 コンコン。


 扉を叩く音がする。


 コンコンコン。


 眠い。眠らせてください。あと10分だけでもいいから。


 カーテンが勢い良く引かれた。

 眩しいじゃないか。なにするんだ。


「起きろ、夕月」

「うう、おのれ、この私を夜討ちするなど、10年早いわ……」

 額を叩かれた。思いきり。

「いだっ」

 かなり痛い。赤くなってたらどうしてくる。

「寝ぼけてんな。行くぞ。見回りだ」

「り、了解です……」


 

 私は【アカデミーハット】【アカデミーブーツ】を装備し、二段ベッドの上から降りた。

 ローブは着たままだ。寝巻きに着替えて休みたいところだが、突然なにかあっても困るので、そのままで寝た。

 それに、着たままでも大丈夫。

 ジェイスに聴いたところによると、武器・防具などの装備系は自浄の魔法がかかっているらしい。どんなに汗をかこうが泥で汚れようが、すぐに浄化されて綺麗な状態に戻る。なんて便利な新機能。洗濯しなくてもいいなんて。夢のようだ。

 ただ、装備毎に【耐久度】が設定されている。これは、いままでの設定と同じ。

 ダメージを受ける毎に耐久度が減っていき、0になれば破損する。壊したくなければ、そうなる前に武器防具屋でお金を出して修復しなければならない。

 しかし。


 私の身に付けているこの装備は、なんと自動修復機能付き!

 3秒毎に、【耐久度】が1ずつ自然回復するのだ。

 大富豪から大貧民になった甲斐はあった。


 魔導書【暝の書】に至っては、【耐久度】というものがそもそも存在しない。

 まったくダメージを受けつけない仕様になっているのだ。

 流石、神の叡知の書。神仕様。

 

 

 私たちにあてがわれたのは、二段ベッドが二つ押し込められた簡素な船室だ。

 丸窓の外は、海さえも見えないほどの暗闇が広がっている。


 私はベッド脇の梯を降り、下のベッドのカーテンをそっと引いた。

 レフとライが仲良く丸くなり、すっかり深い眠りに入っている。

 私は揺り起こした。

 可哀想な気はかなりするが、パーティメンバーとして組み込まれている以上、見回りはレフとライの仕事でもある。

 所詮、冒険者などやくざな仕事だ。

 実力さえあれば、子供だろうが人外だろうが誰彼問わずに冒険者登録はできる。その代わり、子供だからと優遇されることもない。

 眠らせておく事は、仕事の放棄とみなされてしまう。


 レフとライは冒険者として生きる道を選んだ。


 幼いなりに、その責任は理解しているみたいだ。こうして真夜中に揺り起こしても、文句の1つも言わない。

 お姉さん、ちょっと涙がでそうです。


 そんな健気な子供にしてあげられる事といったら、ぎりぎりまで寝かせてあげる事ぐらいしかない。

 ジェイスもそれがわかっているのだろう。レフとライには時間ぎりぎりまで何も言わない。


「ほら、レフ。ライ。起きて。見回りのお仕事だよ」

「あ〜」

「う〜」

 半開きの目をこする双子を、ベッドから下ろして立たせる。

 重剣を背中に担いだジェイスが、扉の取っ手に手をかけながら振り返った。


「時間だ。行くぞ」

「さあ、行こう」

「あい。レフ、行く」

「あい。ライ、行く」




 部屋を出ると、【天駆ける白狼】のメンバーが待っていた。


 騎士団長の如きリーダーが、ジェイスに船内外見回り用の鍵を差し出した。太い金属の輪に沢山の鍵がぶら下がっている。エンジンルームやボイラー室、格納庫などに入る為の鍵だ。


「巡回中、特に問題はなかった。引き続き、よろしく頼む」

「ああ」


「……ねえ。【蒼銀の風】の、リーダー君」


 銀プレートのリーダーの背後から、音もなく弓使いの猫耳女性が現れた。

 足音も立てずに寄ってきて、するりとジェイスに腕を絡める。瞳孔が妖しく光った。まるで獲物を狙う猫のようだ。

 胸を腕にすり寄らせてるのは、ワザとだろうか。ワザとですね。

 

「気をつけてね、坊や。人の眼は、夜が見にくいというから。それとも、お姉さんがついていってあげようか? 犬人族より、猫人族のほうが、夜目がきくのよ」


 レフとライが、ぷう、と頬を膨らませて跳び上がった。

「鼻、効く。平気!」

「耳、聞く。平気!」

 私は怒る双子の頭をなででやった。


 ジェイスは無表情に、猫耳女性の手をするりと外した。

 全く動じていない。若いくせに、手慣れているのだろうか。

 弟と同年代だと全く思えない。うちの弟だったら、間違いなく顔を真っ赤にして舞い上がり、狼狽えまくって、目がハートマークになってるはずだ。


「結構だ」

「くくく。残念だね、リリー。坊やにはまだ、君の魅力は分からないみたいだよ」


 盗賊風の青年が、長い前髪を掻き上げながら、口端を歪めて笑った。

 こいつ、ナルシストだ。自分大好きタイプだ。

 それにしても、言い方が、なんだか感じ悪い。


「おたくら、よく採用されたよなあ。そんなちっちゃい子連れてさ。レベル大丈夫? それとも、顔で採用された?」

 盗賊風男がにやにや笑い、ジェイスと私を見て言った。


「それ、どういう意味」


 私は盗賊男を睨みつけた。

 私の抗議の視線に気づいた男が、片眉をあげた。

「ん? おたく、もしかして女? 細っこくて背がバカ高いから、分からなかったよ。まあ、でも、これはこれでアリか……? 色気がちいとばかし足りないけど」

「な」


 もしかしてって何だ。これはこれでってなんだ。色気がなくて悪かったな。喧嘩売ってんのかこの野郎。

 失礼のオンパレード。

 もう勘弁ならん。

「この──」


「行くぞ」

「ぐえ」

 言い返しかけた途中で、ジェイスに襟首を捕まれた。

 喉が詰まり、私は大きく咳き込む。


 そして、引きずられたまま退場。


 せめて、せめて一言ぐらい言わせてくれ!





 甲板に出ると、外は月明かりすらなく、真っ暗だった。


 新月の闇夜。


 私は身を震わせた。

 夜の海を渡る潮風が、肌を突き刺すほど冷たい。

 真っ黒な海はどこまでも続いていて、何も見えない。

 夜空の星座もさっぱりわからないので、どこが北なのかもわからない。


 どこに向かっているのかも分からなくなりそうで、少し、怖い。



 先頭を歩いていたジェイスが立ち止まり、振り返る。

 しかめっ面をした不機嫌全開な私たちを見て、小さく溜め息をついた。


「お前らな。ああいうのは、放っておけ。付き合うだけ時間の無駄だ」

「わ、わかってるよ。そんなの、分かってる。でも、なんか、すごい悔しい! なんか、実力で採用されたんじゃないんだろ、どうせズルしたんだろ、みたいな言われ方してさ!」

「「してさ!」」

「しかも失礼な事ばっかりいいやがって!」

「「がって!」」


「わかったわかった。お前ら、よく耐えたな。えらいぞ」

 ジェイスがレフ、ライ、私と順番に頭をかき混ぜた。おでこの辺りをかき混ぜられたので、帽子がずれてしまった。

 ちょっと待って。

 なんで私まで含まれてんの。


 双子は見る間に笑顔になって、頬を染めて飛び跳ねた。

「レフ、えらい?」

「ライ、えらい?」

「ああ」

「「えへへ!」」


 もう完全浮上ですか。そうですか。


「あのね! 私は頭なでられたくらいで誤魔化されるほど子供じゃないんだか、ら、ね……」


 寸でのところで我に返った。

 私は思わず顔を両手で押さえ、しゃがみこんだ。

 何、ツンデレーション起こしてんの、私。いたたまれない。寒い。痛い。


「どうした?」

「いや……自分のあまりの痛々しさに……凍死しそうになった」

「なんだそれは」


 

 船体が大きく揺れた。

 何か大きなモノが激突したような、衝撃と音。



「わ、な、なに!?」


 立っていられないほどの激しい揺れ。

 レフとライは甲板の上に爪を立ててしゃがみ、ジェイスと私は鉄製の手すりにつかまった。


 辺りを見回す。

 いつの間にか雲が空を覆い、星さえも見えない。あまりに暗すぎて、何も視認できない。

 目視は不可能だ。


 私は戦闘モードに切り替えた。【暝の書】が手元に現れる。


「 我、アイテールを通し、天の元素へ干渉」


 魔道書がぱらぱらと捲れる上に、正12面体が現れ、回る。


「光の粒子を放ち、暗き意思を照らし出さん」


 私の足下に、緑色の光の正円が浮かび上がる。


「【敵検索】」


 光の輪は猛スピードで拡大し始めた。


 広範囲の索敵が可能な魔法スキルだ。

 最長1キロまで。

 敵対意思のあるものだけを探して、光でマーキングし、尚且つリストに表示してくれる。

 敵対意思のあるものだけ、というのが、微妙なところといえば微妙なところだけど。


 類似するスキルとしては、【温度分布検索】【アイテール反応検索】などがある。

 要は細かく使い分けろ、ということのようだ。一発で何でもかんでも全部がわかるような便利なものなんて現実にあるはずねえだろ、という内容の説明書きがあったのを鮮烈に覚えている。

 この【魔導学者】職デザインしたやつは、相当に捻くれて神経質な奴に違いない。マジで。


 反応があった。

 船体のすぐ左に、光の粒子が集まってふわふわと浮いている。


「左だ!」

 

 レフとライが、鼻を上に向け、しきりに嗅いでいる。


「「魚の匂い、する!」」


 魚?


 ジェイスが手すりから身を乗り出し、暗い海に目を落とした。

 目を細めて、探る。

 反応は速かった。

 即座に手すりから大きく飛び退く。背中に背負った重剣を引き抜いて、片手で軽々と回して構えた。

 私の身長ほどもある。厚さ5センチは軽くありそうな、重量感たっぷりの大きな剣。

 刀身には、びっしりと文様が刻まれている。


 相変わらず、力持ちだ。

 

 重剣はその重さ故、両手持ち専用武器だ。

 威力は半端ない。ただ、いかんせん重すぎて、一度構えると、その場からほぼ動く事はできなくなる。よって重剣使いは大盾、フルプレートが基本装備になる。

 んだけど。

 片手で扱う人、初めてみたよ。


「下がれ! 来るぞ!」


 ジェイスが指示を飛ばす。


 海の底から、大きな塊が飛び出した。


 船体と同じくらいの大きさの、黒い──


「魚!?」

 

 船と同じくらいはありそうな巨体。

 ぬらりと黒光りする鱗。

 びっしり生えた鋭利な歯。

 限界まで開かれた白い目。


 大きく口を開きながら、こちらへ向かって跳んでくる。



 ムンクの叫び顔に似た、巨大魚が。



 ……んんん?


 なんか、どこかで見た覚えがある気がする。

 すごくする。

2013.3.26 改稿

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