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僕が私になった日。  作者: スラル
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プロローグ

見つけていただき、ありがとうございます。

スラルです!学生やっています。

この物語は、こんな日常だったら面白いな!を詰め込ませていただきました。

楽しんでもらったら幸いです。

 プロローグ


 ある町で、再び死体が発見された。再びと言っただけあり、この町では一か月前にも死体が発見されている。

 この情報だけでは君たちには関係性はないと思うだろう。だが、これらの死体には、()()()()()()()()()

 死体が発見された現場に二人の刑事がやってきた。一人は二十代後半の男で、おろしたてのスーツを身にまとっていた。一人は三十代後半の男で、くたくたのスーツを身にまとって、またかと言わんばかりの顔をして現場にやってきた。

雪林(ゆきばやし)。今回の詳細は?」

「どうしたんですか?飛雨(ひさめ)先輩、珍しいですね!自分から聞きにくるなんて」

 雪林と呼ばれる、若手刑事が笑いながら聞き返した。

「笑うな、少し気になっただけだ…」

「わかりました。えっと――」

 雪林曰く、工事現場。死体は身元不明の二十代前半の女性で、男物の服を着ており、年の割に白髪ってところが特徴的とのこと。

 推定死亡時刻は、昨夜の深夜一時ごろ。第一発見者は地域に住む男性で、朝の六時ごろ犬の散歩中に発見して通報。

 死因は不明で、司法解剖など試しましたが毒物なども検出されなかったそうだ。

 それを聞いた飛雨は右手の手帳を見ながら、少し考えつつ歩いていた。

「先輩!何を考えてるんですか?」

「あー、一か月前の遺体を覚えているか?白髪とか男なのに女物の服を着ているとか、少し関係性があるかもな、と思っただけだ」

 雪林は、確かにといった顔でうなずいて話を聞いていた。どうやら、飛雨の持っていた手帳は当時の詳細が書かれているようだ。

「一つ聞きたいんだが、付近で行方不明者の情報って出ているか?」

「え?あ、あります!近所の二十三歳男性で、昨日の昼過ぎから行方が分かってないとの事だそうです…」

 思い出しながら雪林が答えると、飛雨は「そうか」と一言だけ応えて、再び黙りこくって考え出してしまった。

 彼はいつも考え事をすると周りが見えなくなる。悪い癖だなと雪林は心で呟いた。

「今から()()()()を頼みたいがいいか?」

 二十分程度考えたのちに、飛雨は雪林にそんなことを言った。少しため息をついて雪林は短く「はい」と答えた。()()()()と呼ばれるのは、初めてではないようだ.。



 二日後、飛雨のデスクに慌てながら雪林がやってきた。

「せ、先輩!こないだ先輩に言われた通り、ご遺体のDNAと行方不明者の部屋から見つかったペットボトルに付着した唾液のDNAが一致しました!!」

 雪林は息を整えながら、飛雨の言葉を待った。彼の()()()()はいつも何かしら意味があった、いや、無いはずがない。きっと何か気付いているのだろうと雪林は期待していた。

「性別転換か?いや、まさかな・・・」


読んでいただき、ありがとうございました!

いかがでしたでしょうか?

学生の趣味なので、ひどい出来ですが最後まで付き合ってもらえたら幸いです。


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