潜入した人その五
HAHAHA!・・・更新やべえ・・・
閉会式の後、人の波に押され会場を出てきてしまったが・・・
「・・・やっちまった」
任務失敗、そのたった四文字が俺に重くのしかかる
「はあ・・・いい訳なんて出来ねえよなあ・・・」
油断してたら場外になってしまいましたとは言えない
このまま何の成果もなく帰ったら閣下は怒るだろうなあ・・・
「・・・明日は団体戦って言ってたな」
まだ機会が有るかもしれない
「・・・と、なると一緒に参加してくれる奴が必要だよなあ・・・」
個人的に仲のいいやつ・・・”人獣”、か
駄目だな、あんな馬鹿入れたら確実に潜入がばれる
だとすると・・・見知らぬ俺でも入れてくれる組
「はあ・・・そんな奴、居る訳ないか」
「貴様、団体戦に参加するつもりは無いか?」
見知らぬ男に声を掛けられる
あ、知ってるな。確か鞭使いの女に一撃で負けたらしい男か
「見ていたぞ、貴様の試合
あれは惜しかった、あの闘技場が広かったら貴様が勝っていただろう
そして明日の団体戦の会場は大闘技場、これは偶然か?
いや、必然だろう?君は天より今私と共に大会に出る事を命じられているのだ!
どうだ?一緒に参加しないか?」
・・・長い
まあ要約するとお誘い・・・だよな?
ならこれに乗らねえ訳がねえな
「・・・もう一人の参加者は?」
「ああ任せろ。そこに関しては既に私と剣を交えたあの女が参加する事を了承した
いやあ、あの者と私の相性は悪かった!
だが、それはつまり根本の戦い方が違うと言う事で有り
そのものを入れる事によって我等の組の死角はどんどん無くなって行くのだ!」
・・・まあ、要約するともういるぞって事だよな?
なら・・・その申し出、ありがたく受けさせてもらおうか
「了承した」
「そうか!これで三人そろったな!
一時は心配になったがこれで安心というものだ!
貴様とあの女さえ居れば優勝だって夢ではないぞ!
ふふふ、明日が楽しみになってきたな・・・」
・・・こいつで本当に良かったんだろうか?
・・・少し心配になってきたな
「さあ!行くぞ!」
そう言って肩を引っ張られる
「・・・何処に?」
「何を言っている?知り合ったばかりの仲間と親交を深めるのは当然の事だろう?
大会本戦参加者は全員打ち上げ会に参加することが義務だぞ
それに、対戦相手になるであろう者達を観察するのもいいはずだ」
・・・面倒くさいな
・・・まあ、確かに対戦相手は見極めておいた方がいいか
HAY!作者だよ?だよ?
今回はとっても残念なお知らせだよ
・・・もしかしたら受験が終わるまで更新できなくなる可能性が有ります
パソコンを持って行かれそうなんです
まあ明日更新されなかったら・・・そう言う事です
正「やっと軌道に乗ってきた所なのに・・・」
・・・仕方ないだろう。諸悪の根源は受験だ、そうは思わないか?
さあしんみりなんてさせないぜ!次回予告だ!
次回!暗黒物質再び!
皆!期待していてくれよな!