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第四回戦”ガーネット対ジェシカ”

新年、あけましておめでとうございます


今年も宜しくお願いします!


・・・はい、堅苦しい挨拶終了


ラ「そんなのでいいの!?」


おう、いいんだよ四代目作者


ラ「なんか嫌な予感がするんだよね?気のせい?」


気のせいだ、さて、今回の話のコンセプトは?


ラ「ん~と・・・ずばり!読者にやさしく作者に厳しく!・・・かな?」


忘れて無いか?今はお前が作者だからな?


ラ「忘れてた!!」



外に出て見ると、既に次の試合の準備がされていた


あ、見逃しちまったのか


ケインに席取りを任せておいた所まで戻る


元俺の席には・・・既に先客がいた


「お、正一君、座らせて貰ってるよ」


「って―――――俺の席は?」


「悪いな、ラスティが来たから譲っちまった」


ケインが悪びれずにそう言う


「ああ、それなら仕方な―――――い訳有るかぁ!」





結局、俺は隣に座っていた俺のファンに席を譲ってもらった


「ったく、ケイン、お前反省しろよ?」


「分かってるって、悪かった」


「まあまあ、ケインもこう言ってる事だし」


ラスティがケインを弁護する


「む、ラスティがそう言うのなら仕方ない」


「ちょっと待て!?待遇に差がねえか!?」


え?差別?


いいんだよ、ケインはこういう扱いで


「で、俺が見逃した三回戦だが―――


「ああ、予選から上がってきた女が勝ったぞ」


・・・”聖騎士”、負けたのか


「試合経過は?」


「開始早々、顔面に鞭のきつい一撃を喰らってそのまま、かな」


・・・強いんじゃなかったのか?あいつ


ま、いいか


それよりあの女、やっぱり鞭か


・・・うわお、似合ってる


「では第四回戦を開始します

ジェシカ選手、ガーネット選手、両者前へ」


何時の間にか中央に出てきていた審判が言う


二人が別々の門から出てくる


リングの中央に二人が辿り着く


・・・やっぱり美女二人は絵になるな


(む・・・それなら近くに超美女がいるではないか)


お、どこどこ?何処に居んの?


(ここだよ、ここ)


え?・・・悪女しか居ないぞ?


(・・・”重あグラ――――


止めろ!?悪かった!お前は美女だよ!


それも超が付くほどの!!


(・・・ならよし)


・・・ふう、恐ろしい事を言いやがる


「両者、構え!」


二人とも構える


「始め!」


二人ともバックステップで距離をとる


「”身体能力強化”」


ガーネットさんが呟く


すると、手と足を赤い光が包む


一方、ジェシカさんは


「      」


・・・ちょっと遠くて聞こえないな・・・


お、剣が炎に包まれた


属性付与か、なるほど


ガーネットさんは魔力が少ないから身体強化


ジェシカさんは平均ぐらい魔力があるから属性付与か


で、ルシアさんは魔力が沢山あるから攻撃一回一回に魔力を込めた攻撃をするのね


・・・なるほど、皆自分に合った戦い方が有るんだな


俺も考えた方がいいのか?


(別に考えなくてもいいんじゃないか?

別に消費魔力なんて考えなくてもほぼ無限にあるではないか)


ま、それもそうか


ガーネットさんが地を蹴って一気に接近し、切りつける


ジェシカさんはそれをワンテンポ遅れて防ぐ


ガーネットさんはその防いだ剣に向け、一気に連続攻撃を叩きこむ


・・・何やってんだ?


「でたよ、ガーネットさん得意の戦法」


「ああ、ありゃあ、長くは持たねえだろうな」


ケインとラスティが二人で頷き合う


「おい、二人とも、何言ってるんだ?」


そして話に乗れなかった俺は尋ねる


「ん?ガーネットさんの戦い方についてだよ」


「あの人は一対一なら結構危険だぞ、見てろ?」


ケインの言葉に従い前を向く


そこではまだジェシカさんが防ぎ続けている所だった


偶の隙を突いて反撃してもうまくかわすガーネットさん


「?何処が危険なんだ?」


「まあ見てろって、そろそろだから」


もう一回前を向く


まだガーネットさんが攻撃を続けている


すると、それから数秒経ってからいきなり


バキッ


と、何かが折れる音と共に銀色の何かが宙を舞う


その”何か”は地に落ちるとカラン、といい音をたてた


審判はそれを確認するとジェシカさんに何かを尋ねる


そしてジェシカさんが答えた後に審判が言う


「勝者!ガーネット!」


審判がガーネットさんの手を挙げる


床に落ちた”何か”を見る


・・・え?マジ?


俺は目の前の光景を信じられずに目を擦ってからもう一度見る


ジェシカさんが握っているのは――――まだ少し銀色の部分が残った剣の柄


じゃあ落ちたのは?・・・剣の刃部分


「・・・へ?」


「・・・まあ、次の次の試合で戦う事があるなら――――武器はそれじゃない方がいいぞ?」


そう言いながらケインは俺の竹刀を指さす


「その武器じゃあ・・・折られるよ?」


そしてラスティが補足する


うわお、ちょー危険


・・・じゃない!大丈夫か俺の竹刀!?折れるのか!?


(そんなに柔な物じゃない、安心しとけ)


・・・ホントかよ?


(ホントだぞ?そうそう折れる代物じゃない)


大丈夫、なのか・・・?


「正一郎、選手控室に行くぞ」


ケインがそんな事を言いながら席を立つ


・・・あ、俺も参加してたんだっけ


んじゃまあ・・・行きますか


ラ「はぁ、はぁ、はぁ・・・疲れた・・・」


お疲れさん、ラスティ


読者にやさしく?長かったな


ラ「まさか自分で自分の首を絞める事になるとは・・・」


残念だったな


ラ「もういいや、次の人に作者権限は譲るよ」


オッケー、@-!次の作者(犠牲者)行っちゃって


@「アイアイサー!」





ケ「あ?作者権限?」


@「アア、喜ベ?」


ケ「・・・悪い予感しかしないんだが?」


@「気ノセイダ」


ケ「・・・そうか」


@「サア、五代目作者ヨ!次回予告ヲ!」


ケ「ああ、遂に俺の強さが発揮される

次回!潜入した人その四

期待してやがれ!」


これまでの戦績


二代目アリス‘一回だけ作者を務めるも、負傷


三代目正一郎‘同じく、一回だけ務めるも負傷


四代目ラスティ‘一回だけ務めた、負傷は無し、今の所勝ち組


五代目ケイン‘現作者





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