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譲れない部分

シリアス入ってしまった・・・のか?

その”手”は穴を広げていく


そして出てきた奴は―――――人間?


黒髪の・・・女性か?


そしてそいつは一拍の静寂の後


「やあやあ!君が助けてくれたの?ありがとー」


そんな事を言った


(迂闊だった・・・まさか神々の力にも干渉できるほどの力が有るなんて・・・)


神々の力に干渉?


(・・・そいつはフリスト、神々に反抗し、封印していたワルキューレの一人だ)


ワルキューレ?じゃあ味方じゃないのか?


(味方では無い、むしろ、最も味方からはかけ離れた存在だよ、そいつらは)


如何言うこ―――――


「いやー、助かったよ!かれこれ千年ほどかな?閉じ込められていた期間は」


言葉を途中で遮られる


「お前、フリストって奴か?」


仕方が無いので俺からも話しかけて見る


どうしてだろう、こいつは放っておくと一人でずっと話しているような気がする


「ええ、私はフリストよ?」


知ってたんじゃないの?と言いそいつは笑う


・・・なあ、俺にはこいつが危険には――――


(馬鹿者)


アリスが冷静に言う


(そいつは危険だ、今すぐ排除しろ)


おい、排除ってお前な!


いい人っぽいし話し合えば―――――


(正一郎、聞け

そいつは一度我等に剣を向けたものだぞ?

分かりあえると思っているのか?本気で?

それは甘えだよ)


もう一度目の前の女を見る


そこには何処から如何見ても人畜無害そうな女がいるだけだった


「何か用?」


尋ねられる


「いや、なんもない」


「そう?

それじゃ私、もう行くね?

待ってる人たちもいるだろうしね」


女が言う


消すなら今、か?


・・・無理、だよな


「”転移せよ”」


シュン


そんな音と共にそいつは俺の目の前から消える


(何故消さなかった?あいつは我等の敵だぞ?)


敵って・・・


合ったばかりの、それも友好的そうな奴をお前は消せるってのか?


(消せるとも、そいつが敵ならば、な)


・・・・・・


(それが甘いんだよ、正一郎

お前は消せないのだろう?

だが、あいつがお前の仲間や友達を殺していったらどうする?

今のお前の判断で数千の命が動いていたとしたら?)


だけども・・・俺は命は軽んじられねえよ


(・・・確かに、命を重んじる事はいいことだ

だが、割り切れ

でなければ戦争などは出来っこない

綺麗事だけでは成り立たないんだよ、戦争って言うのは、な)


甘い、ね・・・


言ってる事が矛盾してねえか?お前


(確かにそうかもしれないな

だが、危険があるのならば排除する)


・・・・・・俺は変わるつもりはないよ


そこだけは譲らねえぞ?


(私もその点は譲らないぞ?)


・・・・・ま、取り敢えず戻るか





「さて、と久しぶりの自由を楽しむのもいいけど・・・・

やっぱりその前に他の人も解放してあげないと可哀想よね~」


その時俺は


「我が名は、”轟かす者フリスト

我、正当な理由にて我が権限を使う」


自分が解放してしまった者の


「”封印解除、ブリュンヒルデ”」


危険さを知らないでいた


正「ふう、俺の仕事は終了っと」


@「一応書キ終エタ、ナ」


ル「やりましたねー」


正「ああ、・・・っていつの間に!?」


ル「さっきからですよー?」


正「あ、そうなんだーあははは」


ル「そうなんですよー、ウフフフフ」


@「正一郎、諦メロ、逃ゲラレンゾ」


正「んなこと・・・やって見ねえと分からな――――グギャッ!」


ル「うふふふふふふー」


正「ちょ、首が!首が!!」


@「・・・オ前ノ勇姿ハ忘レナイ、ゾ!

・・・アッタカハ分カランガナ」





ラ「え?何?作者権限?」


そう、君は栄誉ある第四代目作者に選ばれたんだ


ラ「一代目がまだ生きてるのに四代目?

限りなくなんだかいやな予感がするよ・・・?」


そしてここに新たな犠牲者ラスティが誕生した!


ラ「何そのフレーズ!?僕死ぬこと決定なの!?」


・・・ま、ガンバ!


では次回予告!任せたぞ!


ラ「うう・・・仕方ない

始まる姉妹対決!

何だか長くなりそうだね

次回!第四回戦

期待しててね!」


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