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組名

―――――――正一郎視点――――


俺達三人は今、控室の中で明日の団体戦の組名を考えている


何分メンバーが足りなくてこの二人も参加した事が無かったそうだ


って事で一から考えなおしている訳だが・・・


「ああ、そこで発表する俺の考えた組名は・・・”俺達最強三人組”だ!」


俺の一晩の成果がここで発揮される!


「なるほど、正一郎にしてはなかなか捻った組名だが・・・俺の方がいい組名だぜ!」


ケインが自信ありげに言う


「お前も考えてきてたのか」


俺は少し驚いて聞く


こいつはこう言う事は人任せだと思ったんだがな


「ああ、俺の考えてきたのは・・・”最強組!!”、どうだ!」


おい、捻ってねえよ


そして俺のと被ってるよ


「ケイン、それは流石に捻りが無さ過ぎだって・・・僕の案も聞いてみてくれない?」


ラスティが言う


「ラスティも考えてきてたのか、どんなやつだ?」


「ふふふ、自信作だよ・・・”ラスティと愉快な仲間達!!”・・・どうだい?」


「「誰が愉快だ!!」」


「むー・・・二人とも反対するばっかりじゃ決まらないよ?」


ま、それはそうなんだがな・・・


(まあ聞け、私の意見も)


かなり怪しい倒置法を使って話しかけてきたアリス君、何か案でもあるのかね?


(ああ、三人の頭文字をとって・・・”ショ・ケ・ラ!”、何て言うのはどうだ?)


そんな甘そうな響きのチーム名は、却下だ、却下


(何を言うか、絶対に賛成してくれるぞ)


なわけがねーだろうが


「なあ、私から提案があるんだが」


・・・あれ?


「何だ?」


「ここは全員の頭文字をとって・・・”ショケラ!”で、どうだ?」


アリス、手前!諦めて無かったのか!


「「却下で」」


二人と俺の心が一体となった瞬間だった


「むしろここは、単純に・・・”熱血組!”ってのはどうだ?」


「ケイン、僕、そんな熱血じゃないよ」


ラスティが反対する


「じゃあ・・・”閃光組”」


「なんか物悲しい響きがするから却下」


今度は俺が反対する


だって”閃光組”だぞ?線香花火のようにはかなく散る気か?


「あー!決まらねえ!どうすんだよ!」


「正一君、他に案は無いの?」


ラスティに尋ねられる


だが、無いものは無い


(私にならあるぞ!”風林火山”!)


却下ぁぁ!!俺は武田信玄じゃねえ!


(じゃあ・・・電光石火?)


いや、カッコいいけどもさ


(一石二鳥?)


ことわざシリーズかよ!


(むしろ・・・満漢全席?)


中国の伝統料理に行くな


(焼肉定食?)


・・・お前さ、四文字なら何でもいいとか思ってないか?


(オモッテナイゾ?)


カタカナで言うな、カタカナで


ああ・・・如何しようかねぇ?



正「平和って・・・いいよな」


だよな・・・


(そう言えば考えたんだが)


作・正「何だ?」


(嵐の前って・・・静かだな)


正「・・・・・」


・・・・・・


正「おい、作者」


・・・・さて、ここでお知らせです


組名を大募集です


無かったら自分で考えます


あったら感想欄かメッセージにてお願いします


正「おい、作者」


・・・何かな?正一郎君


正「話題をずらすな、どうなんだ?」


・・・・大変名残惜しいですが、次回予告のお時間です


正「お――――


(まだまだ続く?この平和

次回!潜入した人その二

活目して待て!)


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