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潜り込んだ人

睡眠時間とテンションは反比例する


今がどっちなのかは・・・・御想像にお任せします

――――――???視点―――――


「これより、予選第一回戦を開始する、両者、構え!」


俺は構える


「始め!」


審判が開始の合図をする


それと同時に俺の対戦相手の男がこちらに向かってくる


そして俺の近くまで来て腕を振り上げる


俺はその拳を受ける前に逆に男の腹を殴る


男はそのままの姿勢で崩れ落ちる


審判はそれを確認してから言う


「勝者!アレックス!」




・・・・はぁ


俺はため息をつく


どうしてこんな事になったのだろうか


俺はただ復興作業は順調だと閣下に伝えに行っただけなのに・・・


”そなたは”セルムの英雄”と個人的な親交があるのか?”


と閣下に尋ねられ、否定しなかったらこれだ


どの兵士だ、閣下に告げ口したのは


・・・十中八九あの伝令兵か、あの野郎・・・


そんな事を考えている内に審判が次の対戦者を連れてくる


「二回戦を始める、両者、構え!」


俺は構え直す


「始め!」


今度の敵の得物は・・・鎚、か


それなら・・・回り込み、振り下ろす暇を与えない!


作戦を実行に移す


一気に接近し、そのままわき腹への一撃


それだけで男は動かなくなる


「勝者!アレックス!」


・・・・ああ、何考えてたっけか?


そうだ、俺がこんな所に居る理由だ


この大会を勝ち抜き、優勝、または準優勝をする


それが目的


審判が三回戦の相手を連れてくる


今度の相手は両手剣、か


相手は俺の背丈もあろうかという巨大な剣を持ってきている


「三回戦を始める、両者、構え!」


俺はまたお決まりの構えをとる


右手を前に突きだし、左手を腹のあたりに構える


「始め!」


審判がそう言うと同時に俺は地を蹴る


作戦はあんなものを持っている時点で決まっている


格闘戦だ


接近し、相手が武器を振るう前に潰す


・・・と、言うよりも、俺の武器が拳な時点で決まっている


そして右手での腹への一撃・・・・防がれる


男はその大きな剣を斜めにし、俺の攻撃を防ぐ


チッ!読まれてたか


左手を握る、そして魔力を込める


「いくぞ・・・”加速する拳アクセラレータナックル”!」


そして前に突きだす


そのまま剣の先程と同じ場所に当てる


先程とは違い、その拳は剣を突き破り、男に強烈な一撃を喰らわせる


「そこまで!勝者!アレックス!」


審判が慌てて止めに入る


男はそのまま運ばれていった


で、俺は何考えてたんだっけか?


・・・・困ったな、忘れた


まあ、いいか


二つの指令さえ覚えてれば十分だからな


えーっと・・・確か・・・


一つ目が、”竹中正一郎の勧誘”


これはもう、閣下の意地だな


既に可能性は無いだろう事は分かっているんだろうが・・・


それでも諦めないのはきっと、あいつみたいな人材が腐って行くのを見たくないからだろうな


二つ目、これはとても重要だったな、確か


・・・・何だっけか?


忘れてしまったので俺は指令紙を取り出して、視る


・・・ああ、思い出した!


俺はそこに書いてある文字を見てやっと思い出す


”国王、アーノルド=リスティーナの暗殺”


方法は問わず・・・だったっけか?


ま、だから態々こんな大会に参加してるんだけどね


称号授与の時にこう・・・どすっ、とね


しかしまあ、勧誘のついでに暗殺されるなんて、軽視された国王もいたもんだな


俺は半ば呆れながら紙をしまう


「四回戦を開始する、両者、構え!」


おっと、何時の間にか次の対戦相手が来たようだ


まあ、出来る範囲で頑張らせて貰いますか、どっちの指令も、ね


「始め!」


その一言と共にまた俺は駆けだす


HYAHAAAA!!今は元気!テンションなのさ!


アレックス「果てしなく意味が不明な作者がいるぞ、黄色い救急車を呼べ」


HA-HAHAHA!俺がそんなものに乗るとでも?


正「煩い、初登場の人に気をかけてやれ」


え?初登場?


正「だからアレックス」


いや、一度出てきているぞ?少し考えれば―――――


ア「おっと、そこまでだ」


チッ!


では次回予告!最近出番の少ないアリス!どうぞ!!


(出番少ない言うな!暗躍しているんだ!・・・嘘だぞ?

順調に準最強っぷりを発揮するアレックス!

最近忘れられてるかも知れんが最強小説だからな、これは

次回!その頃の正一郎

活目して待て!)


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