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正一郎千里行その五”アリスの説得”

”人面”を気絶させた後、俺は次の階に行こうとして階段に足を掛ける


(少しは落ちつけ)


俺の脳内に声が響く


(このまま暴れたとして、お前はどうするつもりなんだ?)


特に狙いは無いが・・・


なんで止める必要がある?別にお前には関係ない話だろ?


(そうもいかない、放っておけば帝都が陥落してしまう)


?何の関係が有るんだよ


(下界の力関係は崩したくないんだよ。無駄な混乱は避けたいからな)


そうなのか?それにしては戦争を止めないじゃないか


(リスティーナ王国は別だ)


いや、力関係が変わるだろ


(例えリスティーナ王国が世界を統一しても変わらないさ)


?如何言う事だ?


(歴史は繰り返す、と言う事だ)


?良く意味が・・・?


(何れ分かる、だから今は怒りを収めろ

正直ここが崩壊しても面倒だし

廃墟となった帝都を取りに来るハイエナがいるかもしれん)


別にとられても関係ないんじゃねえの?


(関係が有るんだよ

ほとんど無傷の家を失った敗残兵と将達をハイエナが吸収したとしたらどうなる?)


そりゃあ・・・一躍大きな勢力になるだろうさ


(だろう?今更新しい流れを作られたくは無いのだよ)


・・・・さっきから言ってる意味がよく分からないんだが?


(だから何れ分かる)


・・・・またそれかよ


(事実だからな)


ま、今は関係ないとして


怒りを抑えて貰いたいなら、抑えてもいいが条件が一つ


(何だ?・・・ちなみに

”俺を元の世界に返せ””俺は奴隷じゃないと認めろ”

何て事は受け入れんが・・・・一応聞いてやろう)


・・・・心読んだか?


(・・・少し、な)


ま、いいか。そこまで言うんなら止めても、さ


(ああ、物分かりがよくて助かるよ)


昔と同じ過ちを態々繰り返したくは無いからな


だが、取り敢えずあの国王を一発殴るぐらいは許可しろ?


(許可しよう)


そりゃどーも


足に力を入れ直して階段を上る


・・・足が痛む


久々に無理な動きでもしすぎたか?


多分原因は十中八九、あの凶悪なトラップたちだろうな


(確かにあれは危険だったな)


ああ、まさか踏むと同時に火が出てきたり(少し服が焦げた


Gホイホイ的な罠が沢山あるとは思わなかったからな


(・・・それらを全て力でねじ伏せるのも凄いと思うが?)


頭に血が上ってたんだ、仕方ないだろ?


現に俺は今こうして落ちついてる


そこを評価して貰いたいね


(いい子いい子でもしてやろうか?)


・・・・全力で却下しとく


(連れないなあ)


だから、釣れる釣れないの話じゃないんだっての


俺達はいつもと変わらない雑談を交しながら階段を上っていった


HEY!生活習慣がまた変わって来た作者だよ!


正「そのせいで更新する時間がずれてきているんだけどな」


まあまあ、その辺は御愛嬌と言う事に・・・


正「誰がするか!!」


ゴキャッ


ぐはっ!み・・・見事なヘッドロック・・・


ああ・・・・花畑が・・・・いや、鬼達が・・・


正「・・・臨死体験で天国でなくて地獄に落ちるとは、哀れな奴・・・」


(・・・むしろ、自業自得だろう?)


正「ま、それもそうだな」


解ったんなら外せ―――――


メキッ


すいませんすいませんすいませんすいません


ごめんなさい、少し調子に乗ってました


外して下さい!!


正「そこまで言うなら仕方ない」


はぁ、はぁ、やっと解放された・・・


って言うか最近正一郎がSになって来たような・・・


(あれだろう、ペットは飼い主に似る―――――)


正「誰がペットだ!!」


ゴキ


くはっ!な・・・なんで俺が・・・ガク


ル「作者さんも死んじゃったので次回予告ですー

少し落ち着いた正一朗はー

国王を殴る為に上へと昇っていくー

次回ースカウトマン、セノリ

期待していてくださいねー」




作者のぼやき


・・・最近、コメディー成分が足りなかったもんなぁ(汗




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