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総力戦、その四”一点突破”

・・・休みの日は更新一回で・・・





「た、隊長!大変なんです!敵が火を―――


砦の中に入ると直に第二部隊隊長が現状報告をしようとしてくる


「いい、分かってる、さっさと脱出するぞ」


「え!?でも・・捕虜の人達は・・・」


「あいつ等なら大丈夫だ、”人波”は水使いだから

勝手に消すだろ、自分とその部下に危険が迫った時には」


「じゃあ牢屋の入口にでも――――


「あほか、後二千人も入れるか?」


「つ、詰めれば・・・・」


「不正解、溢れます」


「うう・・・」


さて・・・ここでできるのは・・・


1、水を消す・・・無理、山全体に広がってる


2、裏口から脱出・・・油のせいで余計危険


3、諦める・・・却下


4、横から一点突破・・・成功する可能性はある


よし、行くか


「準備しろ!横からの一点突破だ!」


「は、はい!」


直に兵すべてを呼び、行軍を開始する






道なき道を行きしばらくすると、出口の近くで、一団が待ち構えていた


あっちゃ~、ハズレルート?


「ふっ、ここから来たか、愚か者め

この僕、”音速のバエル”がここに居たのが不運だったな」


「っていうか全部囲んでるだけなんですけどね」


従者のような奴が事実を暴露する


「愚か者!それは言うなと・・・・オッホン!

では改めて・・・諦めておとなしく降参しろ」


・・・全部囲んでるだけかよ


ついでに今のあいつすっげえカッコ悪い


「冗談、お前らなんかにおとなしく捕まるかよ」


「では、行くぞ!」


少し手荒だが・・・仕方ないな


「撃ち抜け”光銃”」


俺の手から光が出た、その瞬間にバエルは膝を付く


「な・・んだ・・?右肩が・・・血が・・・」


「音よりも光の方が早いんだよ、知らなかったのか?」


”光銃”は・・・まあ簡単に言うと光の銃?


光を一定の空間に凝縮させて、弾くだけだ


まあ、俺の手から出たり、弾が光の速さだったりするがな


ちなみにこいつは俺命名


言うな、安直なのは分かっているつもりだ


「き・さま、い・・ったい何を!」


「そんなに驚いてくれるなって

まあ銃が無いこっちの世界では仕方ないか

さっさと退いて、治療しとけ」


「み、右手が使えないぐらいで!かかれ!」


一斉に突撃してくる


こんな状況位、今回の戦争で十分に経験してるよ


どう対処すればいいか位は分かる・・・筈だ


「踊り狂え”操り人形パペット”」


手から黒い紐のようなものが出てきて、敵に当たっていく


当たった敵の動きが止まる


「なんだ!?動けないぞ!」


「い、いったい何が起こって・・・」


・・・成功だ!影O似のO


いや、これは闇が使えるって分かった時から練習してたんだけどね


味方が居ないと使えないもんで


某忍者漫画の鹿O君の技だ


え?隠れて無い?


むしろ正確に名前を表してる?


いや、名前はちょっと捻ったぞ?


あ、でも、光の技の時に捻って無いわけじゃなくて!


なんていうのかなあ・・・気分?


ってこんなこと考えなくっていいから!


「今なら敵は動けないから戦闘不能にして行って!」


「はい!」


次々と武器を奪った後に武具を縛る為の紐やらで縛られていく


っ!・・・本物通りに魔力消費が激しいね、こりゃ


こんなとこまで似無くていいってのに


「徐々に開放」


引力の石を握ってから言う


・・・沢山の人間が何もない所を握りしめてる図って結構怖いな


まあいいや


縛り終わったみたいだな


じゃあ行きますか


「お・・ぼえてろ!僕たちをこんな所に放置しておいてどうなるか分かっているのか!!」


後ろから声が聞こえてくる


「ん?熊に食われないことを祈ってるぞ!

ああ、火はこっちまで来ないだろうから、んじゃ」


そう言うと軍を進ませる


「くっそー!!!覚えていろよ!!!!」


煩いな、ついでに俺の記憶力には期待スンナよ?


そう言うと森を抜ける


そこに居たのは―――――――――


人間!?


一斉に弓を向けてくる


「ニンゲン!?」


あ、この声は―――――


矢が飛んでくる


待て!いきなりか!!


「”光壁”!」


寸での所で壁をはる


危なかった~


「「「「あ、危なかった~」」」」


うん、俺もそう思う


しかし・・・今の独特なニンゲン、との呼び方は―――――


奥から耳の長い少女が出てきて言う


あ、皆耳長かったね


「ニンゲン、借りを返しに来てやったぞ、感謝しろ」


「・・・さんきゅ」


「うむ」




おおっと!


正「そろそろ!?」


ケ「終わりかも!?」


ラ「知れないよ!?」


作・正・ケ・ラ「「「シリアスモード!」」」


(・・・・なんだ?この茶番は)


ジ「まあ気にしないの!

次回予告ね

思わぬ援軍!

これからどうなる!

次回、総力戦、その五

期待しててね~」

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