過去と”光龍”
過去に、こんな国があった
セイレム、という名前の国が
その国は小さいが善政を敷かれ、何時の間にか中立国のような立場だった
では、その国が今残っていないのは何故か?
その理由は、リスティーナ国の侵略
なぜ賢王と、呼ばれていたリスティーナ国王がそんなことをしたのかは分からない
だが、その戦争は直に終わりをつげ、制圧された
しかし、その国の国民がそんなことを許すはずもなく、度々反乱がおこった
そして、それを収めるための出来事が二年前におこった
かの、”ゴドール大虐殺”である
その昔、ゴドールは素晴らしい街だった
治安もよく、住むものは賢者が多く、最高の町であった
では、何故今ならず者の町となっているのか?
その理由は2度に渡る討伐軍の派遣により、廃墟と化したからである
その一度目が”ゴドール大虐殺”
これは、討伐軍が勝手にやったことなのかどうなのかは闇の中だ
リスティーナ国王は指示はしていないと言う
だが、討伐軍が市民を殺して回り、最後には町全体に火を放ったのは事実だ
そして、時は経ちその一年後
その二度目の理由の”ゴドールの大反乱”である
国中から集まった魔物使い、魔法使いたちが一斉に決起したのである
拠点はゴドール
そして、国王は討伐軍を再編成し、向かわせた
激戦の結果は国の勝利に終わった
で、廃墟と化した街に住み始めたのが盗賊達
だが、そのおかげで町道は通れるようなった
だからこそ兵を今向かわせない理由だろう
そして、その反乱で兵力の大半を失ったので
リスティーナ王国は今動いていないのであろう
と、言う話だった
・・・・・虐殺、か
じゃあなんで今は王はおとなしくしているんだろうな
(おそらく、だが、あの反乱により学んだのではないだろうか?)
なるほどね
(さて、昔話は終わりだな、私は寝るぞ)
ん?ああ、お休み
アリスが寝た後
う~ん・・・最近日課になってきてるよな・・・この練習も
まあいいか、じゃあ今日は・・・召喚術でもやってみるか
使い魔?ってのを出せるはずだからな
え~っと属性はどっちがいいかな・・・光にしておきますか
闇で悪魔が出てきても困る
名前は・・・あー・・・「”光使”」
そう呟くと、目の前に龍が現れる
・・・なんで龍?
「主人、お初にお目にかかります」
「・・・マスター?」
なんで俺が?
「私が貴方に生み出された存在ですからです」
「へえ、でも、なんで龍の姿?」
「これが貴方が一番強いと思っている存在だからでしょう」
「じゃあ姿って変えられるのか?」
「変えられるには変えられますが・・・それは私ではありません」
「どういうことだ?」
「”私”はこの姿でしか召喚されませんから」
「なんで?」
「名前が決まるとそれで姿が固定されてしまうのです」
「へえ~」
「名前が無い今なら変えられますが・・・」
「いや、いいよ」
そうですか、と言って龍は黙る
「じゃあ何て呼べばいいんだ?名前が無いんだろ?」
「マスターが付けてくださればよろしいかと」
「名前・・・ねえ?」
考えんの苦手だな~俺
「う~ん光の龍だから”光龍”・・・少し安直かな?」
「いえ、それでよろしいかと」
「んじゃよろしくな、光龍」
「はい」
そういって光龍は消える
んじゃ今日はこの辺にして寝ますか
お休み~って誰に言ってるんだか
これより!祝☆一万ユニーク突破!&もうすぐ連載一か月記念!
第一回!”皆で集まりわいわいがやがや座談会!”を始める!
一同「わーー!!!」
正「さて、この小説も遂に一カ月か」
ア「長いようで短かったな」
シ「まだ全然進んで無いですね」
ガ「本当だったらもうティルト帝国は滅んでいるはずなのにな・・・」
ジ「まあゆっくりやって行こうか」
ル「そうですよーゆっくりーゆっくりー」
ラ「こんな思い付きで始めた小説だけども応援してくれると嬉しいかな」
ケ「だな」
一同(ケイン除く)「君、誰だっけ?」
ケ「酷え!?正一郎のライバルの―――――」
ガ「ああ、ケイン=リーセンボルクか」
ジ「いや、リーステインじゃなかった?」
ル「きっとーリーダルマンですよー」
ケ「リーダルマン!?すでにりしかあってねえ!?」
正「冗談さ、覚えているとも」
ケ「ほ、ホントか!?さすがは俺のライバル!」
正「ああ、ケビンだろ?」
ケ「違うわ!!」
正「踵落とし!?」
一同(ケイン除く)「あ~あ」
ケ「ふん、思い知ったか!」
さて、これぐらいかな?
一度切ることにしましょう
では、次回予告です
皆が楽しそうに話しているので私が
次回、再び開かれる戦争!
忘れてたかもしれないけど”人天森海”とは!?
皆!待ってろよ!!