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そして下界へ

どうしよう、どうし様、ドウシヨウ、如何しよう、如何し様


端的に言おう、今俺は落ちている


あの暗い所から落されて、気が付いたら大空の中だった


まさかこの歳でスカイダイブをする事になるとは・・・


助かるためには


1、華麗に着地!!・・・・無理


2、実は俺、空が飛べたんだ!・・・・んな都合よくない


3、諦める・・・・却下


どうするのSA!


完全にTUNNDERUYO!


(煩い、馬鹿もん)


この声は・・さっきの女!


「こうなったのも手前のせいだろうが!」


(大丈夫だ)


「なんで言いきれる」


(なぜかって?・・・私の過誤があるからな!)


「字!字が違う!!」


(む?)


そういってる間にも地表が接近してくる


ああ、父さん母さん、そして祖母さん、先立つ不忠をお許しください





「俺・・・生きてる・・・?」


(な?私の過誤さえあればその程度の落下ぐらい耐えられると言ったろ?)


言ってねえよ、結構省略されてたよ


グルルルルルル


ん?何の声だ?


ぐるっと辺りをしてみる


(この私だからこそできたことだ)


・・・見たくねえもんが見えた気がする


「感謝するがよいぞ」


「この状況を何とかしたら考えてやってもいいぞ?」


俺はオオカミの様なものに囲まれていた


しかもかなり飢えているようです


猫の前にかつおぶし、馬の前にニンジン


Q、なら肉食動物の前に?


A、おれ


(戦えばいいではないか)


「武器もないのに?」


素手?そんなもんはアウト オブ 眼中だ


(剣ならば一緒に送っておいたぞ?)


周りを見渡す


俺に近い地面に突き刺さる一本の棒


・・・まさかな


「で、どこに?」


(うむ?目の前にあるではないか)


そこにはひのきのぼOよろしく竹刀が一本


こんな竹刀で戦えってか?お前はどこぞの王様か!?


(大丈夫だ!・・・多分?)


お前自身思いっきり疑問形じゃねえか!


無謀だあああ!!


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