緊急招致!
ラスティの傷は生命の瓶の効果で治り、俺は自分の部屋に戻る
「う~ん・・・」
むろんタダで寝るわけもなく、魔法の練習中だが
(違う、もっとイメージを強く!)
「ん~?」
手に光を纏わせて・・・
「俺の手が光って唸る!
必殺!シャイニンOフィンO-!」
見たいなことをやってみたり
(パクるな!まったく、自分だけの技を作ろうとは思わんのか?)
自分だけの技かぁ
(そうだ、お前だけの必殺技だ)
・・・よし、俺頑張れるよ!
(うむ、それでこ・・・・何?)
ん?どした?
(・・・はあ?・・・・分かった、直に呼ぶ)
?
(おい、緊急事態だ、外へ出ろ)
で、なんで外へ出なきゃいけなかったんだ?
(うむ、ちょっとばかし我慢しろ?)
そういうと、俺の体は光に包まれて空へ―――
待て!なんで俺が死なねばならん!!
(馬鹿もん、死ぬのではない
この前言ったであろう、肉体ごとこっちへ来る方法が有ると)
は?なにかい?これがその方法だってのか?
(ああ、そうだ
上へ参りまーす・・・超特急で{ぼそっ)
待て、今不穏な単語があああああああ
言いきる前に俺の体はまさしく、超特急で空へ打ち上がって行く
加速してから3カウントとる前に雲を突き抜ける
・・・・・これ、秒速何キロだああああ!
で、気がついたら此処に居た、と
「・・・・花畑か、俺は・・・お星様に――――」
「何を下らんボケをやっている」
・・・アリス、お前は遠慮というものを知れ
そう、俺が居たのは前回も来た花畑
え?反応が同じだって?
仕方がないじゃん、物には”お約束”ってもんがあるのさ
約束ならば守らねば
「”お約束”と約束ではちとニュアンスが違うが・・・」
煩い五月蠅い、俺は気にしないんだ
「で、なんでここに?」
「ああそうだ、さっさと来い!今ここは危険――――」
「おい、そこの二人組、武器を捨てて降伏しろ」
気がつくと俺たちは変な奴らに囲まれていた
青の鎧を着た兵士?
「貴様らアース神属だな?所属と第何級神だかを言え」
命令形って怖いよね
じゃなくて
「何こいつら」
アリスに尋ねる
「我等の敵のヴァン神属だ、しかしここまで劣勢とはな」
「・・・・・退く?」
「無論」
「方向はこっちであってるか?」
「ああ、有ってるぞ」
「おい、貴様ら!聞こえなかったのか?
もう一度言うぞ、所属と――――
兵士の一人が何か言っているが無視してっと
魔力を靴に溜める
それだけで体が軽くなったように感じる
よし、行けるな
3、2、1、GO!
全力で駆けだす
あいつらは予想道理に全然こちらに着いてこれていない
おおう、この風、この肌触りこそ戦s
がん
・・・・門にぶつかった、全力で
皆さんにも経験はないだろうか?こんなこと
って俺は誰に話しかけているんだ
「ヴァルキュリア序列4番アリスだ!門を開けろ!」
そうアリスが言うと門が開いて行く
「さて、急ぐぞ、先発隊がまさかあんな所まで来ているとは」
アリスが駆けてゆく
俺もそれに”ちょっと”靴に魔力を入れて着いて行く
いや、しなくても付いていけるよ!?
ホントウダヨ!?
ってさっきから俺は誰に話しかけているんだ?
こんにちは?作者です
ルシア「なんでー疑問形ーなんですかー?」
昼なのか朝なのか分からん時間帯だからね
ル「昼だとー思いますよー?」
んじゃあ、改めましてこんにちは
ル「こんにちはー」
・・・話題が尽きた
ル「速いですねー」
・・・はい、次回予告のコーナーです!
ル「タイトルコールじゃなかったんですかー?」
気にしないでください、気にしたら負けですよ?(誰にだ
ル「ではーやらせて貰いますねー
急遽上界に呼び出された正一郎ー
ヴァン神属とはー?
次回ー激戦の場は上界ー
ヴァルハラ宮殿を守れーです
皆さん待ってて下さいねー」
(!?私の出番は?”すたんばい”していたのに!!)
あー・・・今回は諦めろ、まともだった
(むう)
ル「まともとはー心外ですー」
まあまあ、って事でまた次回!