指令
「じゃ、さようなら」
と、言ってルシア?は弓を撃って来る
それを竹刀で弾く
「やりますねえ」
えへへ、もっと褒めて・・・
じゃない!
考えろ、正一郎
一撃で戦闘不能にできて
更には後遺症が残らない部分を
矢を弾きながら考える
背中・・・駄目だ!何か残ってしまうかもしれない
四肢の付け根・・・狙うとしたら正面からだ、至難の業
腹・・・ここだ!狙いやすい
行くぞ!
「竹中無想流術有刀弐の型”突せ
「壱の手”赤光”」
言い終える前に赤く光る矢が飛んでくる
それを慌てて弾く
それにしてもこの竹刀丈夫だなー、と呑気な事を考えていると
「ほらほら!まだ行きますよ?弐の手”白光”」
これは見たことがあるぞ、たしか
白い光を纏った矢がたくさん飛んで来るって奴じゃ・・・
そう思った時には、既に想像した光景が目の前にあった
やべっ
慌てて光の壁を作る
・・・・・貫通ですか!?
マジかよ!
「”光弾”」
セルム山城で使った奴の連射verだ
なんとか弾き切る
まずは技使わないとなあ
集中力は落ちるが技名を省略して言おう
爺!怨むなよ
「有刀弐の型”突閃”!!」
構えからの全力突撃
「かはっ」
腹の真芯に当たった
さて、と
ルシア?さんは気絶させたけど・・・
これ客観的に見て俺が悪者だよなあ
「なあ正一、手合わせでもしないか?」
ガーネットさんが来た
どうすんの!?勘違いされると困る!
「どうしたんだ?固まって?――――ルシア?」
ああ気がついてしまったか
「実は「血のついた短剣に血のついた服!いったい何があったんだ!?」
あ、気がついてくれた!
「取り敢えず捕縛しといてください!偽物かもしれませんので!」
よし!ここはもう任せてもいいだろう
「分かった!って君はどこへ?」
「ラスティの部屋です!後で人をこっちにも寄越してください!!」
「ラスティ!!」
ばたん
ラスティの部屋に入るとそこには―――――
ラスティが倒れてた
「ラスティ!大丈夫か!?直に誰か来るからな!」
「や・・あ、正・一君・・・無事・・・だ、った?」
「いいからしゃべんな!もう少し!もう少しだから意識を保ってろ!」
血がもうかなり無いのかもしれない
顔が青ざめている
直にジェシカさんが来て医務室に連れて行く
俺はそれを見送った後に国王に呼ばれた
謁見の間にて
「偽物・・・ですか?」
「ああ、本物のルシアは国王の命を受けた、
といってゴドールの町へ行っていたそうだ
奴が何者か、はこれから調べられるはずだ」
手柄だったな、と付け加えてくる
「下がっていいぞ」
そう言うと王様は何かしらを考えるように頭を抱え込む
邪魔すると悪いので下がることとした
自室に帰った後
(・・・・・)
「・・・・・」
(そういえば指令が来ておったぞ)
アリスが突然言う
どんな?
(えーっと・・・”彷徨いの森にてエルフに協力を依頼せよ”とのことだ)
エルフ?あのとがった耳のツンデレが多いという?
(つんでれ?)
知らなくてもいい、で、それはいつまでの指令だ?
(5日後だ)
あー、つかぬことをお伺いするがここから彷徨いの森まで何日?
(1日だ)
近くてよかったな!てかさっさと言え!!
(いやあ、ど忘れだ。許せ)
期限すぎてたらお前の評価が下がるんじゃねーの?
(・・・・・今から行け!馬鹿者!)
馬鹿はお前だ!
王様に聞いてみるか・・・
はい、活動報告の処で人気投票始めました作者です
ぜひとも皆さんの清き一票をお願いします
正一郎「お願いします」
なお――正一郎を除いて一位の人には番外編でも書こうかと・・・
まあ詳しくはそちらの方で
では今回はガーネットさん!任したよ?
ガーネット「任されたのか・・・
彷徨いの森に行くことになった正一郎
そこで起きる驚愕のサスペンス
次回、殺人事件と俺
楽しみに――――」
違っがーう!!
起きないから!推理小説にはなりませんから!
これあくまでも異世界最強系ですから!!
正「と、いうことで急遽俺がやることになるのね」
頼んだよ?
「任せな
彷徨いの森に行くことになった俺!
そこでエルフのツンデレ美少女と出会い・・・
次回!俺の初恋!!
皆!期待してろよ!!」
違っがーう!!!
そんなこと無いから!
そんなテンプレな展開は無い!・・・筈だ
正「言いきれよ」
もういい!
次回!作者が異世界に落ちて・・・
そこでウッハウハのハーレムを作る!
皆!待ってろよ!!
(そんなことはない!!
ったく・・・皆欲望がだだ漏れだぞ?
次回!私と正一郎のラブロマンス!
皆は砂を吐くようなことになるであろう
フフフ・・」
ルシア「結局纏まりませんねー」
ジェシカ「次回構想が練れて無いだけじゃあ・・・」
シェディ「ここまで見てくれた方、ありがとうございました
柿の種先生?の次回作にご期待ください」
ジャンO漫画の最終回っぽく終わらないで!?
せめて60話ぐらいまでは続けたいよ!
纏めますってちゃんと
彷徨いの森に行くことになった正一郎
依頼を受けてもいいが条件が有ると言われ・・・
次回!条件とタダ働きと
皆!待ってろよ!!
え?ハーレムのほうがいいって?
仕方ないなあ・・・ここは俺が・・・
ぐへへへへ
以下判読拒否