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最前線

―――――そして出発の日―――


俺が慣れない馬(昨日の夜に練習した)に乗って歩き出すと


後ろからはガシャガシャと音がする


そう、俺は2500人の隊の隊長役になってしまったのだ


・・・・・やだなあ


(しっかりしろ、でないと付けられた兵も可哀想だ)


うう・・・・




結局ついたのはその日の夜だった


・・・・着いた!


ここまで長かった・・・


尻も痛くなるし


坂道は厳しいわ道は細いわで


褒めて!誰か俺を誉めて!!


(よく頑張ったな)


・・・なんか嬉しくない


(何ぃ!?私の称賛を嬉しくないだと!!)


馬から降りて城主に挨拶をしに行こうとした


「君が援軍の隊長かい?」


ん?


「僕はここの城主のラスティ、君の名前は?」


・・・意外だ


もっとむさくるしい人が城主かと思ったのに


ラスティは若くて、何よりイケメンだった


手を前に出してくる


その手を取って言う


「正一郎だ、よろしくなラスティ」


「ああ、よろしく」


お互いに笑いあう


「さて、夜は冷えるから僕の部屋で話でもしないか?」


俺はそれを、戦の相談だと考えた


「ああ、そうしよう」






部屋の中は暖かかった


暖房は火の玉だった


魔法を球状にして留めておいているらしい


俺は驚いたが、ラスティ曰く普通なんだとか


「この戦、今夜が山場だろう」


突然ラスティが言う


「なんでそう思うんだ?」


「そろそろ相手も痺れを切らすはず

実際最後の関所を越えられて、もう敵はすぐ傍まで来ている」


「この城の兵の数は?」


「1500だ」


「・・・勝つ方法は?」


「ほぼ、無い」


空気が重くなる


やっぱりか・・・


だけれども2、5倍の兵力差で籠城しても勝てる訳が・・・


ん?待てよ?


「なあ、奴らは、山を登って来てるんだよな?」


「ああ、そうだが?」


それが何か?といった感じで俺に尋ねる


ふ、ふ、ふ、この戦、勝てるぞ・・・


俺がその思いついた策略を教えると


ラスティはとても驚いた様子で


「だが・・・上手くいくのか?」


「大丈夫だ、上手くいくさ」


俺は自信満々に答える




後世、これが原因で相手に意表を突かれる事を


”セルム山城を突く”と言うようになるのだが


その元凶はそんな事を思うわけも無く


ふ、ふ、ふ、と笑っていた




(今日は2回更新なのか、珍しい)

ふっ、甘いなアリス。お主も甘い

(どういう意味だ?)

今日はあと一回更新するぜ!

(・・・・・勉強)

知るかー!!まさに今!おれは自由フリーダム!!

誰も俺を止められないぜ!!

(・・・もう知らん)

っということDE、多分あと一回更新します

え?しないかもしれないのかって?

ふっふっふっ!それこそが自由フリーダム!!

ゴン

ガーネット「回収しました」

ジェシカ「したよ~、ほら、ルシア!ちゃんと持って!」

ルシア「難しいですー重いですー」

シェディ「重いですね」

ガ・ジ・ル「「「姫様!?」」」

シ「ほら、持って行くんでしょう?」

ガ「なんでここに?」

シ「ほら、出番が少ないから・・・」

ル「洗脳・・・してみますかー?」

ジ「さすがにそれは・・・」

(と、いうことで縁があれば今日中に更新するとさ)

正一郎「なんでお前が纏めてんだ!」

(暇だ・・・最近出番が無い・・・)

正「お前が拗ねてるのが悪い!」

(ええい!そのうちでかいことをやってやる!)

正「止めろよ?それだけは」

(煩い五月蠅い!まさに私は自由フリーダムだ!!)

正「うつった!!」

(いったい正一郎の策とは!?気になる今日を待て!

次回!激動のセルム山城!!激闘の果てに・・・・)

正「んなタイトルじゃねー!!」




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