目標地点は
明日っからは普通の更新頻度に戻す・・・よ?
・・・多分
あの後、体を操られて城外に出され、高速エレベーター(壁無し床無し天井無しヴァージョン)にて上界へと上がらせられた
その間たった数秒だったが、変に不死になったせいか、強烈なGを気絶も出来ずに喰らう事になった
・・・・・・なあ、こう言う時の為の転移だと俺は思う訳だ
「・・・何か弁明があるなら聞こうじゃないか」
「無い、許せ」
目の前に居るアリスに問いかけるも、即座に切り捨てられる
・・・ちくしょう、人をなんだと思ってやがるんだ
「奴隷だろう?」
「・・・予想通りの回答をありがとう、ご主人様(笑)」
言った瞬間、アリスから容赦のない蹴りが飛んでくる
俺はそれを全力で避け、続けて追撃を警戒する―――も、特に追撃は飛んで来ない
・・・どうやらここでマジバトルを始める気は無いらしい
「当然だ、急いでいると言ったろう?」
「おお、まさかお前が公私をちゃんと分けれるようになるなんて―――今のは軽い冗談だからその振り上げた手を下げてくださいお前の魔法は避けられないんですっていやまじで―――ぬわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
・・・結局、アリスはアリスだった
☆
「・・・んで、何で俺は上界まで来させられたんだよ」
「仕事だ」
・・・仕事?
「現在行っている大規模な侵攻作戦・・・私達はその後詰に選ばれた訳だ」
後詰・・・って事は、切り札みたいなもんか?
「・・・まあ、その認識で特に問題は無いだろう
作戦の説明は道中で行うとしよう、行くぞ」
言うと、急に走りだすアリス
単純に走るとは言っても、その速度は凄まじい
俺は置いて行かれないように、脚に魔力を送ってから走りだす
こう言う時、青龍の靴は便利だ
例えどれだけの距離を走っても、全然疲れない
それに、速度だってかなり出る・・・って待てい
「アリス、なんで転移魔法使わねえんだよ」
「馬鹿者、これから敵の本拠地に乗り込むと言うのに無駄な魔力を使っていられるか」
あー、そっか
そうだよな、敵の本拠地って言ったら
RPGで言うラスボスの居るダンジョンだもんな―――ってめっちゃ待ちやがれこのクソ女神
「言葉遣いがなっていないな・・・待って下さい、だろう?」
「んなこたぁどうでもいい・・・今なんて言った?」
「ん?全く、聞きそびれたのか?
『馬鹿者、これから敵の本拠地に乗り込むと言うのに無駄な魔力を使っていられるか』、だ」
・・・どうやら、聞き間違いではなかったらしい
だけども・・・いきなりそんな所?
決戦?決戦なのか?・・・マジで?
次回予告・・・?そんな物はもう古いっ!
これからは・・・前回纏めがブームだっ!
@「トテツモナク久シブリナ登場デハアルガ、説明シヨウ
前回纏メトハ・・・ソノ名ノ通リ、前回マデノアラスジダ!」
正「・・・それを何故後書きでやるんだ?」
ふっ、馬鹿め正一郎・・・いいか?昔のように毎日更新ならまだしも、流石に更新までに4~5日空いてしまっては、読者様も前回までの内容を忘れてしまっているかもしれんだろう?
正「いや、読者様舐めすぎだから、お前」
そのための前回纏めッ!そう・・・これは私の意思では無い・・・読者が望んだ事なのだ!
正「いやさ、だからそれ・・・・・・普通、前書きでやんね?」
・・・天才現る!
@「天災現ル!」
正「いや、気がつかない方がおかしいだろ!?
てか漢字が違うぞ作者@!」
☆
ケ「さて、アホ共は放っておいて次回予告だ」
ラ「アホ共って・・・ケインも、歯に衣を着せないね・・・」
ケ「アホにそんな気遣いをする必要は無いからな・・・って事で次回予告!」
ラ「攻め込む先は敵本拠地!?
敵、味方入り乱れる戦場・・・そんな中、正一君はどうする!?
次回!”神々の遺産”!」
ケ「次回も見てくれよな!」