表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
163/169

決定事項?

ひゃっほう!すっごい更新が遅れたZE!


でも暫くの間は勘弁なんDAZE!

「・・・どうでした?ガーネットさん」


俺が尋ねると、シェディが寝ている部屋から出てきたガーネットさんがうなだれながら首を振った


多分、起きた痕跡は無かったのだろう


出発させられた時から結構時間が経ったし、もう起きてても良い頃だと思ったんだが・・・


「・・・もしかしたら、あのままにしておくのが姫様にとっては幸せなのかも―――」


「何言ってんだ、幸せな訳ねぇだろうが」


「だが、もし起きられたとして、国王様が死んでしまった事を覚えていたら―――」


「それでも、だ

例え幸せだったとしても、それは逃避でしかないだろうが」


ぽつりと呟いたガーネットさんの言葉を、隣に居るケインが否定する


「・・・そうだな、お前の言うとおりだ」


「疲れてんだろ、肉体的にも、精神的にもな

先に部屋に戻って休んだらどうだ?」


「・・・悪いな、そうさせて貰う」


そう言い残すと、俺達に背を向け歩き去っていくガーネットさん


俺とケインはそれを見送って―――って


「ケイン、お前は休まねえのかよ」


「俺はあんまり疲れて無いしな、姫様が起きるか、三姉妹の誰かが来るまでここで待つとするさ」


そう言って強がるケイン


・・・膝が笑ってるぞー


「・・・良いからさっさと休んでこい」


「あん?俺は疲れて無いって―――」


「分かった分かった、ほれさっさと行って来い

・・・あんまり聞きわけないと、力尽くで休ませんぞ?」


「力尽く?」


「ああ――――――腹に打撃系の技をぶち込む」


サーっと、ケインの顔から血の気が引いて行く


・・・全く、人が親切心で言ってやってるのに、失礼な奴だ


「し、仕方ねえな、休んでやるとするか!」


凄い勢いで体を翻し、走り去っていくケイン


・・・あれ?アイツ本当に疲れて無かったのか?





「ふぁ・・・」


特に眠くも無いのにあくびが出る


今の時間は・・・窓から月が見えるから、多分深夜


・・・眠らなくても平気な体になったのに、こういうとこだけは変わって無いのな


(体の根本から改造すれば変えられるが・・・やるか?)


やらん、そして急に出てくんな元凶


(む・・・冷たいな)


そりゃそうだ、何処の世界にあんなことされてまだ普通に接せる奴が居るってんだよ


(貴様が居るではないか)


違うって言ってんだろうが!


(何が違うものか、現に今も普通に接しているではないか)


・・・しまった


(ようやく認めたか・・・さて、そろそろ本題に入るが―――)


・・・・・・


(・・・今から無視しようとしても遅いと思うのだがな?)


・・・・・・


(まあいい、では簡潔に用件だけ伝えておくぞ)


・・・・・・


(つい今しがたの事だ、上界で会議が有ってな)


・・・・・・


(珍しい事に満場一致で可決されたのだ!本当に珍しい事にな)


・・・・・・


(その会議の題材は・・・知りたいか?)


・・・・・・


(なんだ、知りたく無いのか?貴様にも関係のある事だったのだがな)


・・・・・・


(では独り言で呟くとしよう・・・『正一郎を神の一人として迎えるか否か』、だ)


・・・・・・はあ!?


(やっと反応したか・・・そう、その反応が私は見たかったのだ!)


ちょっと待て!んなことどうでもいいから今の話を詳しく―――


(伝えることは伝えたぞ、ではな)


待て!もっと詳しく話せアリス!いや、アリス様!


おい・・・何がどうなってんだよ――――――!!


正「待てや――――――ッ!今回の内容に異議あり!」


却下する


正「聞く気すらなしか!?」


(良いか正一郎よ?この世には二種類の人間が居る)


正「・・・よく聞く話の始め方だなオイ、どんな種類だよ」


(虐げられる人間と、虐げる人間だ・・・ちなみに貴様は虐げられる方だ♪)


正「納得いかねぇ――――――!!」


はっはっは!虐げられる者を見下すのがこんなにも良い気分だったとは!


(何を言っている作者・・・改め、ミジンコよ)


ミジンコ!?ちょいまて!何で!?


(ん?正一郎よりも上の立場だとでも思っていたのか?ミジンコよ)


いやいやいや!上でしょ普通!


俺、作者よ?仮にもこの世界の創造主よ?


(ふ・・・甘いな、ミジンコ・・・お前は甘い!綿菓子の如く!)


・・・いいぜ、今の俺の理論に反論出来るもんならして見やがれッ!


(では反論してやろう・・・いいか?貴様の言う『作者』という地位が最高位だったとしよう・・・仮にな)


事実だよ!


(だが、この世界・・・少なくとも、私を中心とした世界は弱肉強食だ

強き者が上に立ち、弱き者を使役する・・・当然の道理だ

少なくとも・・・貴様が私よりも強くなってからそう言う事を言うんだな)


・・・ナンテコッタイ





ラ「・・・ケイン、なんで作者さんはあんなとこでいじけてるの?」


ケ「放っておいてやれ・・・少なくとも、三日ぐらい」


ラ「な、長いね・・・まあいいや、次回予告!」


ケ「神就職の内定を取った正一郎!

その事に悩んでいると急に背後から物音が・・・?

次回!決意する事・・・

期待しててくれよな!」


※次回予告はあくまで”予定”です

外れることもあるので勘弁です

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ