表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
158/169

勝者の行動

さて、と・・・やっと全部無力化出来た


まあ、二匹ほど完全には無力化出来て無い奴らもいるが・・・無視して良いだろう、多分


って事でこんな場所からはさっさとおさらば―――


(まあまて、まだ完全には終わっていないぞ)


・・・残ったニ匹も他の奴らと同じようにしろってか?


(いや違う・・・目的は”一匹狩る事”だからな)


んじゃ何だよ?俺に何をさせようってんだ?


(簡単な事だ、狩りに成功したらやる事は一つだろう?)


・・・まさか


(そう、剥ぎ取りだ)


マジか


(マジだ、本気と書いてマジと読むぐらいにはな

と、言う事で・・・そいつらの内のどいつでも良いから、”火龍の体液”を入手して来い)


つまり、血液採取して来いってか


(物分かりが良いな・・・道具は今送る・・・手を広げろ)


言われたとおりに手を前に出し、開く


すると、一分も経たないうちに道具が送られてきた


そう―――普通サイズの注射器一本と、超特大サイズなバケツが

どれくらい特大かというと、高さは俺の背丈ほどで・・・横は、俺の肩幅程ある


・・・いや、むしろこれはバケツというよりは、巨大ドラム缶の方がしっくりくるかもしれない


(ではそれを満タンにしろ・・・ああ、それが済むまで返ってくる事は許さんぞ?)


そして―――俺に、死刑宣告が下された





「ようやく終わった・・・!」


俺は龍達の血が満タンになっているバケツを見て、呟く


ここまでの道のりは・・・まったく以って、拷問だったと言わざるを得ない


(うむ、ご苦労!)


俺の苦労も知らずに堂々と言ってのけるアリス


・・・よし、今度上界に行く機会があったら確実に殴ろう


俺が人知れずそんな決意を固めていると―――


突然俺の足元に、なんか変な色に輝く丸が浮かんだ―――ってうおい、またか


(なんだ?何か問題があるなら止めるぞ?・・・その場合は徒歩で帰ってこい)


徒歩ねぇ・・・ちなみに、ここは如何言う場所なんだ?


(そこか?そこは魔物たちの巣みたいなものだ

ちなみに階層は1024階・・・正攻法で出てくるのならば、どれほど急いでも一週間ぐらいはかかるぞ?)


転移でお願いします


(うむ、最初っからそう言っていれば良いのだ)


そして更に呑み込まれていく


・・・あ、そういえば剣を龍達に突き刺したままだった


このままにしといたら流石に可哀想だよな・・・


解除しようとするが、既に肩まで呑み込まれているからか、効果を発揮しない


・・・どうやら、この穴の中は次元とかそんなものが違うようだ


まあ、放っておいても三ターン経てば残ったニ匹が助けてやるだろうから大丈夫か


俺は少し安堵しながら―――穴の中に呑み込まれた


レッツゴースイミング!


正「・・・?いきなり如何した、作者」


ん?いやぁ・・・ちょっとこの小説に足りない物に気がついてさ


正「その出だし何回目だ?この小説足りない物多すぎだろ」


まあ気にすんなって・・・今回、俺が気がついたのは―――


正「気がついたのは?」


―――海だ


正「・・・できれば、その結論に至るまでの過程を教えてくれ」


水着成分がこの小説には一切含まれていないじゃないか→じゃあ海に行こう→海出てきてないよ?→じゃあ足りないのは海だ!


正「・・・ああ、聞くまでも無いほどに予想通りだったよ」


って事で、今度の戦闘ステージは海だッ!


正「え”」


・・・冗談だ、そもそも戦闘な時点で水着が出てくる要素がかなり減るしな


正「ん?シェディ達が海に行くんだけど、そこで危険な魔物に襲われるなんてのは―――」


魔物いると分かってる所に近付くか?お前は


正「・・・よっし!次回予告!」


流したっ!


まあいいや、次回予告!

見事に”火龍の体液”をバケツ一杯に持ちかえる事に成功した正一郎!

持って行った先で待っていたアリスの驚きの行動とは・・・?

次回!血!


正「期待しててくれよな!」


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ