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一人と二人

今日は小説書くぞー!→やっぱり夜に書こう→めっちゃ眠い→寝よう→最初に戻る


・・・以上、最近のパターンでした

「さて、と・・・」


姫様と正一郎が乗った龍が飛び去ったのを確認し、俺は後ろを振り向く


目の前に広がっているのは、さっきまでとあまり変わらぬ光景


変わっているのは、立っている兵士の数ぐらいだ


少し辺りを見回す―――すると、簡単に目的の敵を見つける事が出来た


倒れている国王様と、その直ぐ傍で膝立ちをしている一人の男を


何故膝立ちなどしているのかは解らないが、今なら反応できないだろう


そう考え、剣を抜きそいつに向かって突進し、感情のままに剣を振り下ろす


その一撃は、速度、威力共に必殺の一撃と言うのに相応しい


―――獲った!


しかし、そう確信した俺の一撃は、そいつの振り向きざまの剣によって止められていた


馬鹿な、と思う暇も無く後ろに吹き飛ばされる


そいつが剣を振り切り、俺が押し切られたんだ―――そう判断出来た頃には地面が迫っていた


剣を地面に突き刺し、体勢を立て直してから着地する


少しよろけたが、無様に転ぶなどという隙を見せることは避けられた


その事に安堵し、地面に突き刺した剣を抜く


・・・こりゃ、後で研ぎ直さねえとな


構えた剣が少し刃こぼれしているのを見て、そんな事を思う


しかし、直ぐに今が戦闘中であると言う事を思い出し、気を引き締め治す


・・・そういえば、追撃が来ない


今飛びかかった相手を見る


当然、追撃の準備位はしているだろうと思っていたそいつは・・・まだあの体勢だった


・・・侮られているのか


上等だ、その考えが甘かったと認識させるよりも前に潰してやる


そう決意し、再び突撃する


今度は搦め手で行こうとも思ったが、俺の視界に入った新たな人影を見て、考えを改める


やはり、正面から行こう


直ぐにそいつが射程圏内に入り、俺は全力で剣を突き出す


狙うは、頭―――


しかし、その一撃は当然の如くそいつの持った剣の腹で受け止められる


防がれた俺の剣を見て―――俺は、勝利を確信する


そうだ、それで良い


お前は一人だが―――お前を狙う人物は、一人じゃない


タタタタッ、とこちらに駆けて来るガーネットさん


そこから殺気を感じたのか、振り向こうとする


しかし、もう遅い


迎撃は間に合わない距離だ―――


「行けぇっ!」


振り向いたこいつの首に向けて、剣が振り下ろされた―――

眠い眠いと思っていたら何時の間にか寝ていた事って―――


正「あるある」


じゃあ、それが何日か続いた事って―――


正「あるある」


ならば、そのせいで何時の間にか三日四日経ってた事に気づかないって事は―――


正「あるあ―――ねぇよ!」





ラ「と言う事で今回は僕達が次回予告するよ!」


ケ「・・・国王様と、帝国の王は?」


ラ「ん?解雇されたらしいよ?」


ケ「最後の職場なのにかっ!?」


ラ「と言う事で、次回予告」


ケ「いや、聞けよ!」


ラ「振り下ろされる刃!それはダーインの首を落とすのか、それとも―――?

次回!逃げる人、追う人?

期待しててね!」


ケ「だから聞けって―――」

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